2006年05月29日

■うるし種の発芽の様子。


4/17に種まきした、新潟産の漆の種。約3週間後に少しずつ発芽を始めました。
(“うるしの木の記録”5/8参照
それが、最近はこんな感じになっています。
5/29/うるしの苗


丸っこい最初の双葉がかくれるほど、本葉(もう大人?の漆の葉の形です)が増えてきました。本葉がもっと増えてきたら、ポットに一個ずつ入れる予定ですが、もう少し日がかかりそう。

ところで、まん中に出遅れて発芽したばかりの芽があるの、分かりますか? (孵化したヒヨコみたいに、茶色い殻をかぶっています) まだまだ兄弟が増えそうです‥ 晴れ

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posted by 宮崎佐和子 at 21:53| Comment(0) | TrackBack(0) | ■ ウルシの木の記録

■恐い“お客様”。



漆の木の花が次々咲き、そして順次散っています。
うるしの花に集まる虫や動物たちも、さらに多彩になってきました。
私が嬉しかったのは、ミツバチがひっきりなしに来るようになったこと。(^.^) いっぱい蜜を集めて巣に帰るんでしょうね。少し黒っぽいミツバチなので「もしかしたらニホンミツバチ!?」と思わず期待。あとで調べてみよう…。クマバチもぶんぶんうるさい羽音で、来場をアピールしています。あんなでっかいハチが、粒のように小さい花に来るなんて、ちょっと愉快。

……ところで。
ついに来てしまいました。“恐いお方”が。がく〜(落胆した顔)

スズメバチです。
明らかにクマバチとは違う、威圧感あふれる羽音が…。
ええぇっ!?
そう言えば、「漆の木にスズメバチが時々来よるで。(讃岐弁) 」と松本が言っていたのですが、「まさかー」と右から左になっていました。しかし、ほんとにいらしているではありませんかexclamation
(カメラを向けて写真を撮る勇気はゼロでした… すみません。私も命は惜しい)

たいていの虫、動物はOKの私もこの御仁は別格です。特に3年前の「ある事件」を境に、私はハチの羽音に異常に敏感に反応するようになり………  (無言)
久々にスズメバチ様を目前に拝んだ気分は、開業したレストランに昔の嫌なお客がやってきたような感じでしょうか(:-_-)。でもまあ、しかたないですが。

でも、一体何を求めてこの木にやってくるかな? ニホンミツバチより真剣に調べてみた方がよさそうです。(^^;)

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posted by 宮崎佐和子 at 21:51| Comment(0) | TrackBack(0) |   漆の木の住人

2006年05月26日

■土佐うるしの花が咲きました。


5/26/土佐漆の花

花を確認したのは昨日。
高知県の漆の木は、ここで一番若い木なので、花を付けるのは初めてです。
他の県産のうるしの花と比べてですが、やっぱり高知の花も雰囲気が違いました。なぜ?面白〜い! 一番差が大きいのが、花の“しべ”です。黄色いところは阿波うるしにそっくり。だけど、しべはうんと小さいのです。どうしてだろう??

さて、写真の背景に映りこんでいるのはハナムグリ君です。
花が無いときから、ずっと居座っていたんですが、今はたくさんの花に囲まれてうれしそう。いつも顔を花粉まみれにしています。それにしても、うるしの花の花粉なんて、いったいどんな味がするんでしょう?? (^^) ぴかぴか(新しい)

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posted by 宮崎佐和子 at 23:22| Comment(1) | TrackBack(0) | ■ ウルシの木の記録

■野ネズミを捕獲!



5/26/ミルミル

5/26/ミルアップ
最近、夜遊びばっかりのミルミル。ひさびさに“獲物”を捕らえてご披露してくれました。(彼女の獲物はネズミ、トカゲ、ヤモリ、たまに小鳥など。最近ずっと“坊主”だったので、大興奮!)

5/26/野ねずみ

野ネズミです。
(時々、こんなとんがった顔のネズミを野畑から捕まえてきます。何というネズミかな?)
ミルミルは、このかわいそうな野ネズミ君をつついて遊んでいました。が、よけいな余裕を見せた合間に逃げられてしまいました… あいかわらずツメが甘い子だ。まあがっかりしないで。あせあせ(飛び散る汗)

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posted by 宮崎佐和子 at 23:21| Comment(0) | TrackBack(0) | ■ 工房のネコ

2006年05月23日

■今日の仕事。



久々に漆の仕事の様子をお知らせしたいと思います。
5/23/作業1
5/23/作業アップ

4/16にトチ材の「フリーカップ」を枝漆で最初の木地固めをしました。(カテゴリ「工房の仕事」4/16参照) その後乾かして、約1ヶ月置いてよく枯らして(安定させる、よく乾燥させておくの意)いました。
その木地を薄く下地を付けて、しっかり目止めをしておいたのです。(そして下地はきれいに研摩。また、手の皮膚が下地といっしょに削れて痛い… (T_T) と松本が言っております)

今日の仕事は、一回目のすり漆。生うるしをまんべんなく塗り込んでよく吸わせ、ウエスで余分な漆をきれいに拭き取ります。
研摩したあとのかさかさした肌がしっとりして、一気に「漆の器」らしくなって、ちょっと嬉しくなる瞬間です。(^^) 

5/23/木地比較
※余分な漆を拭き取る前の写真ですが… 右側がすり漆をする前の、研摩後の木地です。

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posted by 宮崎佐和子 at 23:30| Comment(4) | TrackBack(0) | ■ 工房の仕事

■浄法寺漆の花です。



5/23/浄法寺漆の花

続いて、浄法寺うるし(岩手県の漆の木)の花も咲きました。
先日の阿波うるしとかなり雰囲気が違います。浄法寺うるしは、つぼみの数じたいが少なくて茎が長いので、すらりとした上品な感じ。阿波うるしの方は、ぎっちりつぼみが付いて茎が短いので、にぎやか。「大家族」という感じです。

5/23/アップ浄法寺漆の花


比較/阿波うるしの花

花ふさのバランスも違いますが、花もそうとう違います。
阿波うるしは、黄色く大きな“しべ”がまっ先に目につきます。浄法寺うるしの方は、白く小さな目立たない“しべ”なので、より地味に見えます。
高知県のうるしの花も近々咲くので、またよーく観察したいと思います。

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posted by 宮崎佐和子 at 23:28| Comment(3) | TrackBack(0) | ■ ウルシの木の記録

2006年05月20日

■漆の花が咲きました。


5/20/阿波漆の花
この春、新芽といっしょにたくさん出た漆のつぼみ。つぶつぶした、粒の小さな緑のブドウのようなこのつぼみに、今日やっと花が咲いているのを見つけました。ハートたち(複数ハート)
つぼみは、たいていの木に付いているのですが、まっ先に花を付けたのはやはり“阿波うるし”の木でした。(気が早いたちなのか、芽が出るのもいつも一番です) 
いつも思うのは、阿波うるしの花って岩手の木の花よりも賑やかな感じです。

5/20/アップ阿波漆の花
阿波うるしの花のアップ。


まんまるい緑のつぼみがパカッと開いて、白っぽい花と大きめのしべが出ています。うるしの実は、そのテの人にはそこそこ知られてないこともないんですが「花」を見る機会はそうそう無いと思います。
決して目を惹く花ではないけど‥ 可愛らしいと思いませんか?(^^)

昨年の初開化は、5/14でした。今年はちょっとばかり遅いのは、気温があまり高くないせいでしょうか。

※昨年の開花の様子

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posted by 宮崎佐和子 at 23:47| Comment(3) | TrackBack(0) | ■ ウルシの木の記録

■歯のメンテナンス

皆さん、歯が痛くなくても歯医者さんに行ってますか? 
「ずっと行っていない」という方、ぜひ行くことをお勧めします! 

いま、松本和明と私は、二人そろって歯医者通いをしています。「大人の数人に一人は歯周病」とはよく聞くフレーズなんですが“歯周病”がこんなに恐ろしいものだとは‥‥
(- -:) てっきり、歯周病は歯ぐきが腫れること、歯石は歯の表面に石状の汚れが付くこと、くらいに思い込んでいたんですが、これがそれが〜。
歯石は一般人の歯ぐきの奥深くにたまっていき、それが歯を支える骨を溶かして歯が抜ける原因ナンバーワンと知った時はもうびっくりでした。(自治会の公民館で健康講習会に出て初めて知った)
歯を磨いているから、タバコを吸わないからってことは全然関係ないらしいです。二人とも、知らずしらずにけっこう歯石がたまってて、私は通院7回(歯石取りだけで)、松本は麻酔をかけて歯石取りという結果に‥ (T.T) しかも、クリーニング作業はそうとう痛いのですよぉ(だって歯ぐきの中の汚れを取るんですから。今回見つかった軽い虫歯の治療よりもっと痛かったどんっ(衝撃))。
でも、知らずに放っといて将来歯がダメになるのはもっと困りますもんね。(^^:)

さて、皆さんも一度歯医者さんに総チェックしてもらうことをおすすめします。

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posted by 宮崎佐和子 at 23:45| Comment(0) | TrackBack(0) | ■ 日記

2006年05月17日

■“盛り漆”について 1


真夏の葉っぱ

4/25に紹介し仕事で使った「盛漆(さかりうるし)」。漆かきの時期は、初夏〜秋(地方や流儀によって微妙に時期は異なる)ですが、おおまかに分けて、初夏の漆を「初漆(はつうるし)」真夏の漆を「盛漆(さかりうるし)」秋の漆を「遅漆(おそうるし)」と言います。(呼び名は地域でやや異なりますが)
一般的には、時期によってそれぞれ特長の違う漆が採れるように木を作ります。
この中でもっとも高品質とされるのがこの“盛り漆”なのです。(一般的に“高品質の漆”とは、ウルシオールが多く水分が少なく硬化後の塗膜が非常に美しい樹液のことを差す。こういった漆は、最も強度に優れ、乾きが遅い。)

ではなぜ、真夏に一番いいうるしが採れるのか?

ちょっとイメージを膨らませて下さい‥ たくさんの太陽の光、高い気温、適度に絞り込まれた水。夏は一年の中で、木が大きく伸び、元気な葉を付け、いっぱい光合成をする時期です。“うるし”は木の樹液。この季節にいちばん内容の濃い漆樹液が、ウルシノキの中で作られる条件が揃うのです。
8月の漆掻き
真夏のうるしの木でのうるし掻きの様子。
(岩手県浄法寺町、大森俊三氏、8月撮影) 
木の幹に逆三角形に重ねられた、掻き傷が見えるでしょうか?


ところで今年手に入れた、最高の盛り漆がこれです。
4/25/漆漉し作業

“盛り”の時に採ったうるしだから、必ず高品質とは限りません。自ら漆かきをし、自分で使う松本が「これぞ」という漆を指定して手に入れます。
この漆の分析結果もありますので、ごらん下さい。

=== 分析結果 ===
盛り漆(生うるしの状態)
ウルシオール 80,79%
水分     13,42%
ゴム質     4,81%
含窒素     0,97%
=================

先日、紹介した“枝漆”がウルシオール63%、水分30%でしたからその差は歴然としています。(採取した人は同じ大森氏です) 

5/17/盛り漆と枝漆の椀
このブログのカテゴリ「工房の仕事」で紹介した、作業中の器の写真です。形はぜんぜん違いますが、同じトチ材で、作業も同じ木地固め1回。使った漆以外は、同じ状態のものです。

まず「色がずいぶん違う」と、お思いになりませんか?
奥の黒に近い色の器が“枝漆”、手前の明るい色の器が“盛り漆”をそれぞれ木地固めに使ったものです。こうした明るく透ける漆はたいへん貴重で、高品質を示す特長の一つでもあるのです。

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posted by 宮崎佐和子 at 23:09| Comment(0) | TrackBack(0) | ■ 和うるし(漆)について

■ネコのお気に入り。


5/17/猫たち

工房のネコ、ミルミル(黒♀)とむぎ(トラ♂)。お昼寝の場所の好みは2匹とも違うのですが、2匹ともお気に入りの場所がここ。松本のヌメ革バックの上なのです。(^^:)
わ〜こんな所に座らないでェ〜。(って、イスの上に置きっぱなしにするのがいけないでんすが)

このバックは鞄工房土屋さんで、私がすごく気に入って買ったもの。
むむ、確かにしっとりくたくたのヌメ革、とても感触が良くって、ネコが気に入るのも分かります。

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posted by 宮崎佐和子 at 22:56| Comment(0) | TrackBack(0) | ■ 工房のネコ
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