2006年06月14日

■和うるし作品1



「和うるし日記」を始めてはや2ヶ月あまり。
おもに漆の木の様子や工房の日常などを紹介してきましたが、
やはり、和うるし(日本産漆)のみを使っている作品もお目にかける必要があると思い、ブログのカテゴリ『作品』を追加しました。
「どくだみ」
「どくだみ」2001年3月制作 Sawako Miyazaki
漆/2000年 岩手県産うるし使用 木地/ミズメ


この「どくだみ」は、私の初期の作品です。工房を立ち上げた2001年の春、はじめての作品展にむけて制作したもの。
前年、国内研修で東京の朱文筵工房の戸枝恭子さんに漆絵を教えていただいたばかりで、その作風を思いっきり影響を受けています。
それまで、美術漆芸(特に香川漆器の代表である、蒟醤“きんま”存清“ぞんせい”彫漆“ちょうしつ”の技法)を学んでいました。そのうち「使えるものを作りたい」と思うようになり、日常の器作りの勉強をその後させて頂きました。(安代漆器センターで塗り立ての勉強、朱文筵工房で漆絵の勉強)

漆絵は、素朴な味わいが魅力です。なのでタッチがとても重要になってきます。作品「どくだみ」は、今見ると恥ずかしいほど、筆使いが拙いです。
このシリーズは「かたくり」「つゆくさ」「オリーブ」など、同時期に数個ずつ作りましたが、今は売れてほとんど手元から離れました。でも、数個作った「どくだみ」最後の1個は、私の記念に大事に置いています。
なぜかって言うと、工房を立ち上げて「やるぞ!」という心意気や「大好きなドクダミを器に映したい」という、当時の純粋な情熱が伝わってきて、今でも目が離せないんですよね…。

そういえば、今年もドクダミの花の季節になりましたね。



posted by 宮崎佐和子 at 12:56| Comment(0) | TrackBack(0) | ■ 和うるしの作品

■漆のアクセサリー



200近くもあったパーツですが、もう下塗りを2回ほどすませています。(前回は、下地の状態なのでマッタク色気ない状態でした)下塗りは、ぜいたく?に朱漆を使っているので、かなり雰囲気が出てきました。
6/14/つばき

写真のパーツは、ツバキの花をイメージしたもの。主にブローチになる予定です。(作業がしやすいよう、持ち手を付けています)漆らしいぷっくりした表面張力が出てくるよう、塗り重ねていきます。
まだまだ経過途中のものですが、こうして並べてみるとポッと花が咲いたようで、少しうれしくなります。(^^)
(だって、この木地を木彫りした時に夢中になりすぎて傷めた手首の関節が、まだちょっと痛むんだもの)


posted by 宮崎佐和子 at 12:43| Comment(0) | TrackBack(0) | ■ 工房の仕事
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