2006年08月04日

■重箱の木地を買いました。

今日もとーっても暑い日でした。晴れ
この暑い中、松本和明と高松へ材料を買出しに行きました。今回のお目当ては、重箱の木地。高松市内にある、木工所へ行きました。

8_4_kiji_1_.jpg大きさが違う(5寸・6.5寸・7寸)3種類の丸い重箱です。(写真に7寸ははいってませんが ^^:) 木地は全部トチ材です。

8_4_kiji_2_.jpg
一番小さいお重は、2つしか無かったので2つとも買いました。
この大きさだと弁当箱になるそうです。
このミニ丸重、2段重でとっても可愛らしい大きさと形なので、私がほしいくらい!


これらの重箱は、讃岐彫りをほどこして仕上げようと思っています。
久々に讃岐彫りができる(^^)。
シックに梅とか桜とか、どうかな…(私はちくちくと梅の花を彫るのが大好きなのです) 彫りやすいクセの少ない木地だったらいいいのにな。(性の良さそうなものを選んできたのですが、実際彫るまでは分からないものなのです)
どんな図柄でもやさしくおさまりそうな木地なので、すごく楽しみになってきました。テニス
posted by 宮崎佐和子 at 23:21| Comment(0) | TrackBack(0) |   素材

■「ナイショのさなぎ」がチョウチョになりました。

先日、だいじにしていたアゲハのさなぎ君(うちの庭のサンショウで育った)が、美しいチョウに羽化したとたんにうちのネコさんに虐殺されたという、悲しい報告をしました。庭のサンショウの葉が少ないため、その子は、非常食用に春から用意していた、秘蔵のサンショウの苗を与えてなんとか大きくした子だったのです。
幼虫のいるサンショウの鉢を外に出していると、またアシナガバチに狙われるので家の中に置いてたのですが、家の中にはパタパタ動くものが大好きなネコさんがいるのです。
「ちゃんと環境を整えてやらないからこうなるんだ」
あの時は、松本にもっともなことを指摘されたこともあり、かなり凹んでいました…(-_-)

しかし!今日、その事件をくつがえすうれしい出来事が。
私がこっそり持っていた「ナイショのさなぎ」が無事チョウチョになったのです〜(T T)/

8_4_sanagi_.jpg
抜け殻です。ワケあって、幼虫からさなぎになる時に
脱いだ皮がお尻にくっついたままになってます。


なぜ「ナイショのさなぎ」かというと、松本に黙っていたさなぎだから。
松本の出張中に、非常食を与えていた後発の幼虫がさなぎになったのです。

しかし! 私が出かけている間に、その子がサンショウの鉢の下にしいていた新聞紙にしっかり糸をかけ、脱皮する準備を始めていたのです。もう彼の意志を妨げることができない状態に…。「ネコにいじられてしまう!」と移動させようとしたその時! 
新聞紙にかけていた糸が切れてしまい、さなぎに向けての脱皮まぢかのデリケートな幼虫を床に取り落とすという大失態をしてしまいましたふらふら が、がーん。


支えを失ったその子は転がった不安定な状態のまま脱皮してさなぎに。不安は適中し、変形したバルタン星人のようなヘンなさなぎに…。
「ちゃんとした形のチョウになれないかもしれない」「チョウに成熟する前に死んでしまうかもしれない」「いっそ、このまま死なせてやった方が…」
と、もんもんとした日々を過ごしていたのです。

あの衝撃の日から約10日。
木地を買って帰ったあと、部屋の中に美しいアゲハチョウがいました。
ちょっと片方の羽のはしっこが欠けてたけど、元気なチョウ。さっそくむぎが狙っていたので、写真を撮らずにすぐ外に出してやりました。

ぶじ、元気いっぱいに羽ばたいていきました… よかったあ…もうやだ〜(悲しい顔)
ホントに早まらなくてよかったです。
posted by 宮崎佐和子 at 23:00| Comment(0) | TrackBack(0) |   漆の木の住人
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