2006年10月31日

■鶴屋熊本店での作品展のお知らせ。

和うるしの器展
11月1日(水)〜11月7日(火)
会場/鶴屋百貨店
東館3階 漆器売場


熊本市手取本町6番1号 電話:096-356-2111(代表)
営業時間/ 本館・東館:午前10時〜午後7時
      毎週金曜・土曜日は午後7時30分まで営業

※会期中は松本和明が在廊します。
※会場でスプーンの木彫りの実演予定。
posted by 宮崎佐和子 at 22:16| Comment(0) | TrackBack(1) | ■ お知らせ

■明日から、熊本での作品展が始まります。

おかげさまできょう、ぶじ東京での作品展を終えることができました。
そして、なんと明日から熊本県での作品展。
松本は、東京から飛行機で九州に飛びました(催事で空港にいくことは初めてだ…)

熊本県では初の作品展です。
お近くの方はぜひいらしてくださいね。
posted by 宮崎佐和子 at 22:09| Comment(0) | TrackBack(0) |   作品展の様子

■秋の庭の虫たちです。

虫がダメな人、すみません…。
また虫さんの写真をきょう撮ってしまいました。

なんと!地べたに出来たハチの巣です〜。高さ15センチくらいの草に、でっかい巣が地面に伏せるようにできているんです。
10/31蜂の巣
よく見えないので、よいしょ。
めくって持ち上げてみました。
ハチさん、ちょっと怒ってます。ごめんね。

そういえばこの春、ここにわずか4、5部屋の小さな巣をハチが作っていたことを思い出しました。それがこんな大きさになってたとは!
最初に見たときは「こんなヘンな場所の巣、絶対続かないだろうな」って思っていたのに。(ハチが具合のよくない巣を放棄するのはよくあるんです)

10/31アシナガバチ
さっきの巣のアシナガバチさん。
漆の木のまわりを集団で徘徊しています。


10/31臨月のカマキリ
臨月のママカマキリ。
この杭に卵を生むつもりなのでしょう。


10/31カマキリの卵
漆の木の枝。
ここにもカマキリの卵がありました。


秋の庭は、秋支度の虫たちがたくさんいて、ずっと見ても飽きません。ムード
posted by 宮崎佐和子 at 22:04| Comment(2) | TrackBack(0) |   漆の木の住人

2006年10月30日

■気まぐれな漆。

うるしの樹液は、いつもは大きな木桶で保存しています。
そして仕事に使うぶんを取り出して茶碗などに入れて仕事の机の上や棚においているのです。
10/30うるし入り茶碗
いろんなうるし。産地別、季節別、生うるし、精製うるし、顔料を練り込んだものなどたくさん茶碗の中で置いてます。
いれたうるしの表面にはラップでぴっちりふたをしており、硬化するのを止めています。
うっかり隙き間があって、空気が触れたら大変。そこからうるしがだんだん固まって、せっかくのうるしが使えなくなってしまいます。

ところで、数年前に私は「乾かない漆」を持ってました。
いや「乾かなくなった」という方が正確かも。
「もう使えないな〜」と思いつつも、せっせと木から採取した貴重な漆…。捨てるとうるしの神様の罰が当たりそうで、そっと置いてたんです。
仕事には使えなくっても、キライな人の玄関のノブに塗っておくとか自転車のサドルにとか、使い道があるかもしれないと思い(あ、ウソです〜本当に罰が当たりそうあせあせ(飛び散る汗)
ずーっと何年も乾かないまま、ラップもせずに茶碗に入れたまま放ったらかしていたんですが…。

10/30ちぢみ1

なぜか!半年前から乾き出しました。
(厚みのありすぎるうるしは、表面が縮みます…ちょっとすごいでしょ??)

10/30ちぢみ2
完全に膜が張って、ぜんぜんびくともしません。
つついてみると弾力があるので、
中身はゲルorゴム状になっているのだと思います。

5年前は、オイルのようなさらさらだったのに…。
このうるしは、もともと水銀朱を練ったきれいな朱漆でした。しかし、その顔料とうるしが分離してしまい(水銀朱は非常に重いので時間が経つと沈殿する)しかも顔料と反応して乾かないうるしになってしまいました。
(水銀朱の朱漆は、時間の経過とともに乾きが緩慢になり、最後は不乾になる)
なので、沈殿した顔料だけを取り出して使っていて、この変質したうるしが残ってしまったのです。

でも、何年も乾かないままだったのに、なぜ今頃よみがえったのでしょう?? 松本はpH値が変わったからかなあ、と言っていましたが…。
まるで『僕のこと、忘れていたでしょ?』と言っているようです。(笑)
posted by 宮崎佐和子 at 20:37| Comment(20) | TrackBack(0) | ■ 和うるし(漆)について

2006年10月29日

■漆の木をしげしげと観察。

先日紹介した漆の木、落葉がさらに進んでいます。これから急ピッチでお庭がさみしくなってくるので、しみじみと見てみました。
10/29漆の木
25日の記事の写真と比べても、うんと葉が少なくなっています。

10/29浄法寺漆の種
実生の岩手県の漆の木です。
いーっぱい実が熟してぶら下がっています。


10/29痕1
先日も紹介しましたが、葉っぱのついた軸が落ちると
こんなハート型の痕がつきます。
この痕は当分、木に残るのですが…。


10/29痕2
これが三年ほど前の痕です。しっかり残ってます。
木が太ったので、痕ものびてます(笑)

そういえば以前、この軸を落とすのがおもしろくて触ってばかりいて、松本にすごく怒られたことが…。無理に外すと傷になって、そこから木が病気になりかねないとのこと。今は、病気の怖さがわかるのでできませんが…。
でも落としたくなる気持ち、わかってもらえると思います。

10/29傷1
ところで、漆の木にはところどころ自然に傷ができて
樹液が吹き出してかたぶた状によくなっています。

10/29傷2
いちばん年長の徳島の漆の木の幹の部分。
皮が裂けて、樹液が出ているところがあります。
急激に木が大きくなるとできやすいようです。


(※追加/松本より 幹の傷は木が小さい頃、うちのネコがひっかいた痕だそうです。上から三、五番目の写真の樹液が吹き出しているものは不明。上から二、四番目の写真はよく見ると木にホクロのような点が出ていますが、これはセミが樹液を吸った傷だとか。傷はなかなか消えることなく、外部の力でできるものと急激な成長など自然にできるものがあるようです) 

もう、葉っぱが少なくなったので、木にうんと近づけるようになりました。
これから完全に落葉して、春に向けて表面上木は沈黙するのですが、やっぱりちょっと寂しい気もします。iモード
posted by 宮崎佐和子 at 23:27| Comment(4) | TrackBack(0) | ■ ウルシの木の記録

■漆の木の住人。

秋の漆の木のまわりは、すでに来年にむけての準備ができています。
10/29カマキリ卵1
枝の中に産みつけられた、カマキリの卵さん。
こんなに高いところに付けているのは初めて見ました。

10/29カマキリ卵2
庭の杭にも卵。カマキリの種類が違うので
卵の色や形も違います。

10/29ひょうたん卵
おもしろいモノ発見!!
虫の糸で作られたひょうたん型の殻。
タマゴ?それとも巣なの?すごい造形力だな〜〜。

10/29ジョロウグモ
じゃじゃーん。ジョロウグモのお姐さんです。
もう11月になるのに、色つやよく美人です。
でも、さすがに動きはにぶにぶ。
図に乗って手づかみしようとしたら、
でっかい光る牙を見せたのでやめました(^^;)


クモにかまれたらけっこう痛くて傷になるの、知ってましたか。トンボやカミキリムシなみに強力そうな牙を彼女は持ってました。
やっぱりこの牙で哀れなオスグモ君も… ひゃああ。
posted by 宮崎佐和子 at 23:16| Comment(0) | TrackBack(0) |   漆の木の住人

2006年10月28日

■にれの棚を熊本に送りました。

工房では最大の作品、にれの棚です。長さは約1.5メートル、岩手県の漆をたっぷり使った、かなり迫力のあるものです。
これは来週から始まる熊本での作品展に出品するため、きょう送りました。

10_28_tana_.jpg

梱包がタイヘンでした…(^^;)
いちおう、毛布できちんと巻いて保管していたのだけど、発送できる状態にするためにせっせとさらにしっかり包みました。(疲れたよー)
配送のお兄さんたちも「すごいなーこれなんですか?」といいながら運んでくれました。


さて、東京の松本は初日からお客様に外に連れ出してもらったりしたそうです。いいなあ〜。私はずっと家にこもっています。(滝川さん、ありがとうございます♪)
東京の作品展は火曜日に終わるのですが、すぐ熊本での作品展がはじまるので、松本はこのあと一気に九州に飛ぶ予定です。
posted by 宮崎佐和子 at 20:09| Comment(0) | TrackBack(0) | ■ 工房の仕事

■木工場の様子。

きょう、気分転換に木工場の片付けをしました。(暖かいうちに…)
すると木材置きのでっかい棚の上に、ミルちゃんを発見。
てっきり遊びにいったと思ったら、こんな手近なところでお昼寝してたとは。

10/28ミル1
のんきに大あくび。
ホント高いところが好きなんだなあ。


10/28ミル2
おととい外出先で首輪をなくしたので、新しい首輪です。

10/28ハチ
夏に紹介した、天井に居着くアシナガバチファミリー。
きのうは活発に活動していたけど
きょうは巣に張り付いています。
(何匹かがこっちを凝視してる…ちょっと威圧感)


posted by 宮崎佐和子 at 18:10| Comment(0) | TrackBack(0) | ■ 日記

2006年10月27日

■お箸のその後。

10/20にご紹介した、五色台ビジターセンターのお箸。
木地固めが終わって、まだ乾かしている最中なのですが、かなりいい感じなのでちょっとご紹介。

10/27箸

ウッドバーニングでつけた模様や名前がますますいい雰囲気…。こんな表現も面白いなあ〜とすごく参考になりました。晴れ
表面は乾いてさらさらですが、この箸には深〜く漆をしみ込ませているので、まだまだ「室」に置いてよーく漆を固めておこうと思います。
posted by 宮崎佐和子 at 23:49| Comment(2) | TrackBack(0) | ■ 日記

2006年10月26日

■でっかい琥珀のブレスレット。

30ン歳の誕生日に買った琥珀のブレスレットが今日届きました。(^^)
すごーく石が大きいんです… 
10/26琥珀1
ポーランド産のかなり高額のお品なのですが、ちょうどオークションで格安で競り落とすことに成功。よかった! 記念になりそう。
琥珀の特徴の「サンスパングル」といわれる円盤状のインクルージョンがきれいに見えます。
コニャック、ダークグリーン、オレンジ、ゴールドのゴージャスなカラーが勢揃いですが、松本いわく「おまえに似合うんかなーコレ」って似合うに決まっているじゃないですか。ぷんぷん。(-△-)

10/26琥珀2
トップの琥珀の裏。
磨ききらずに原石の雰囲気を残しています。


ほんの少し前はジュエリーにまったく興味になかった私ですが、最近、琥珀が大好きになってしまいました。
琥珀って手触りも雰囲気も漆にそっくりなのです…! 軽くて温かくてしっとりした触れ心地など、硬くて冷たい石とはひと味違います。美しいインクルージョンを見ていると、まるで蒔絵の梨地を見ているようです。
琥珀(アンバー)は、大昔の針葉樹の樹液が化石化したもので、採掘したものの中でジュエリー向きの美しいものはほんのわずか。
また、偽造・まがいものがすごく多く出回っているので、ちゃんとした本物が欲しいときはそういったこだわりを持つお店で見つけるといいと思います。(くず琥珀を溶かし固めて大きな固まりにしたり、人為着色したり、焼いてインクルージョンを作ったり、合成樹脂だったりといろいろあるそうです)
そんな身の上を知れば知るほど「漆に似ている…」と、どんどん愛着がわいてしまいます。ムード
posted by 宮崎佐和子 at 19:34| Comment(4) | TrackBack(0) | ■ お気に入り
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