
浄法寺の漆かきさんたちが腕を競う、浄法寺漆共進会です。これは、浄法寺漆の振興を目的に毎年行われる、いわば「漆樹液のコンクール」といった会でしょうか。
たくさんの審査員さんの厳重な審査のうえ、今年最高の浄法寺漆が選ばれます。

昨年の共進会の会場の様子です。中央、松本和明です。

部門ごとにずらりと並んだ漆桶。審査の方だけでなく、参加者も
蓋紙をめくって漆の色を見たり、粘度を確認したりと真剣です。

出品された漆。出品者が分からないよう、ナンバーで出されます。
賞はいろいろあって、それに相応しい漆に授けられます。
プロの方のみならず今年漆かきを勉強された研修生も、その成果を発表する場ともなるのです。師匠はもちろん、お世話になった漆かきさん達の力作が並びます。漆好きにはこたえられない場面です。
さすがに今年はいけないなあ。レアな漆をたっぷり品定めできるんだけど…。
今年の漆の出来はどうでしょうか。
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日時/平成18年10月13日(金) 午後1時30分〜
場所/二戸市福祉会館(浄法寺総合支所前)
問合せ/浄法寺総合支所 地域振興課 TEL.0195-38-2211(内線212)