2006年10月15日

■桐の木の板皿。

いま、松本が進めている作品の中に、私がちょっと気に入っているものがあります。

桐の木の板皿1
桐の木の板皿たちです。(私はひそかに“まくら木”と呼んでいます)
これは、1回木地固めをしたものを表面を少し研いだだけの状態ですが…。けっこう雰囲気がいいのです。


桐の木の板皿2
木の表情いろいろ。

桐の木の板皿3
すごく重厚そうに見えますが持ってびっくり
すごーく軽いんです。
(日が暮れて撮ったので、うまく写らない…)


桐って白木のイメージが強かったけどなかなかいいもんだなあ。
こういった感じの板皿は、松本が桜の古木やケヤキでよく作っていましたが、けっこう重いんで(男性は気にならないのかもしれないですが)私はちょっぴり苦手。
たまーに松本が作る、漆の木をけずって作った板皿は、軽くて風合いも可愛らしくて好きなのですが、お嫁に行くのも早すぎてじっくり手元にあったことがありません。

面白い木の目の流れが見えますが、次は下地をしてしまうので
残念ながらもう見えなくなります。

(私ひとりなので、作業中の写真が撮れないよーあせあせ(飛び散る汗)
posted by 宮崎佐和子 at 00:33| Comment(0) | TrackBack(0) | ■ 工房の仕事
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