すごーく石が大きいんです…

ポーランド産のかなり高額のお品なのですが、ちょうどオークションで格安で競り落とすことに成功。よかった! 記念になりそう。
琥珀の特徴の「サンスパングル」といわれる円盤状のインクルージョンがきれいに見えます。
コニャック、ダークグリーン、オレンジ、ゴールドのゴージャスなカラーが勢揃いですが、松本いわく「おまえに似合うんかなーコレ」って似合うに決まっているじゃないですか。ぷんぷん。(-△-)

トップの琥珀の裏。
磨ききらずに原石の雰囲気を残しています。
ほんの少し前はジュエリーにまったく興味になかった私ですが、最近、琥珀が大好きになってしまいました。
琥珀って手触りも雰囲気も漆にそっくりなのです…! 軽くて温かくてしっとりした触れ心地など、硬くて冷たい石とはひと味違います。美しいインクルージョンを見ていると、まるで蒔絵の梨地を見ているようです。
琥珀(アンバー)は、大昔の針葉樹の樹液が化石化したもので、採掘したものの中でジュエリー向きの美しいものはほんのわずか。
また、偽造・まがいものがすごく多く出回っているので、ちゃんとした本物が欲しいときはそういったこだわりを持つお店で見つけるといいと思います。(くず琥珀を溶かし固めて大きな固まりにしたり、人為着色したり、焼いてインクルージョンを作ったり、合成樹脂だったりといろいろあるそうです)
そんな身の上を知れば知るほど「漆に似ている…」と、どんどん愛着がわいてしまいます。
