2006年10月29日

■漆の木をしげしげと観察。

先日紹介した漆の木、落葉がさらに進んでいます。これから急ピッチでお庭がさみしくなってくるので、しみじみと見てみました。
10/29漆の木
25日の記事の写真と比べても、うんと葉が少なくなっています。

10/29浄法寺漆の種
実生の岩手県の漆の木です。
いーっぱい実が熟してぶら下がっています。


10/29痕1
先日も紹介しましたが、葉っぱのついた軸が落ちると
こんなハート型の痕がつきます。
この痕は当分、木に残るのですが…。


10/29痕2
これが三年ほど前の痕です。しっかり残ってます。
木が太ったので、痕ものびてます(笑)

そういえば以前、この軸を落とすのがおもしろくて触ってばかりいて、松本にすごく怒られたことが…。無理に外すと傷になって、そこから木が病気になりかねないとのこと。今は、病気の怖さがわかるのでできませんが…。
でも落としたくなる気持ち、わかってもらえると思います。

10/29傷1
ところで、漆の木にはところどころ自然に傷ができて
樹液が吹き出してかたぶた状によくなっています。

10/29傷2
いちばん年長の徳島の漆の木の幹の部分。
皮が裂けて、樹液が出ているところがあります。
急激に木が大きくなるとできやすいようです。


(※追加/松本より 幹の傷は木が小さい頃、うちのネコがひっかいた痕だそうです。上から三、五番目の写真の樹液が吹き出しているものは不明。上から二、四番目の写真はよく見ると木にホクロのような点が出ていますが、これはセミが樹液を吸った傷だとか。傷はなかなか消えることなく、外部の力でできるものと急激な成長など自然にできるものがあるようです) 

もう、葉っぱが少なくなったので、木にうんと近づけるようになりました。
これから完全に落葉して、春に向けて表面上木は沈黙するのですが、やっぱりちょっと寂しい気もします。iモード
posted by 宮崎佐和子 at 23:27| Comment(4) | TrackBack(0) | ■ ウルシの木の記録

■漆の木の住人。

秋の漆の木のまわりは、すでに来年にむけての準備ができています。
10/29カマキリ卵1
枝の中に産みつけられた、カマキリの卵さん。
こんなに高いところに付けているのは初めて見ました。

10/29カマキリ卵2
庭の杭にも卵。カマキリの種類が違うので
卵の色や形も違います。

10/29ひょうたん卵
おもしろいモノ発見!!
虫の糸で作られたひょうたん型の殻。
タマゴ?それとも巣なの?すごい造形力だな〜〜。

10/29ジョロウグモ
じゃじゃーん。ジョロウグモのお姐さんです。
もう11月になるのに、色つやよく美人です。
でも、さすがに動きはにぶにぶ。
図に乗って手づかみしようとしたら、
でっかい光る牙を見せたのでやめました(^^;)


クモにかまれたらけっこう痛くて傷になるの、知ってましたか。トンボやカミキリムシなみに強力そうな牙を彼女は持ってました。
やっぱりこの牙で哀れなオスグモ君も… ひゃああ。
posted by 宮崎佐和子 at 23:16| Comment(0) | TrackBack(0) |   漆の木の住人
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