紹介が遅くなりましたが、先日、頼んでいた漆の桶が新たに到着しました。今年はいっぱい買っちゃったなあ^^ でも、¥がこわいなあ〜


さて、今回の漆は、二種類。どちらも枝漆です。枝漆について
この二種類の違いは、またお知らせします。^^
さて、今回の漆と一緒に来たもの… それは漆の分析データとガラス板の漆の乾燥試験サンプルです。偶然、漆とおんなじ日に届いたのでした♪

ガラス板の漆の乾燥試験サンプル
これは、工房が契約生産していただいた、さまざまな種類の日本産漆(各地、各時期、各漆掻きさん)です。
漆は「ツケ」といって、色や透明度や乾き具合を見るのに、ガラス板にサンプルをよく作ります。この写真は、そういった「ツケ」を並べてみたものです。ガラス板に治具を使って漆を均一に塗布し湿度75%温度25℃で乾かしてそれぞれの特長を見ました。
こうしてみると、一言で日本産漆、和うるしといっても、バラエティーに富んで個性あふれているのが分かります

(ほんとうは現物の方が違いが出てるのですが、雰囲気は感じていただけるでしょうか^^)
詳しい成分の数値データは、後日、公表したいと思います。
今回の分析データが出た漆→昨年 9/14着/茨城の漆
昨年12/19着/岩手の漆
今年 2/10着/岩手の漆
漆って、ほんとにおもしろいですね〜^^。
検査用に漆を消耗し、時間と費用がけっこうかかるんですが、こうして調べてみるだけの価値はありそうです
