今日は三木町の里山の畑に、工芸高校の生徒さん&卒業生10名と一緒に、漆の苗を植えました。里山の活性化の一つとして、漆の木が育ってくれたら…との願いを込めて、漆芸コースと環境研究の生徒さんが植えることのなったのです。
…が! 当日はなんと小雨です。

まずは、山の持ち主の多田さんのお宅へ集合。
(きょうはNHKと朝日新聞さんの取材もあります)

さて、多田さん宅から400mほどの所にある畑に移動。
土質も良好の上に、今日の日のために多田さんがきれいに耕してくれていて、土はフカフカで〜す。^^
畑に足を踏み入れた女の子、「わ〜フカフカで気持ちいい」「ミミズがおるで」とおおはしゃぎ。取材のカメラもものともせず。

まずはペグを刺して、漆の木を植える位置を決めます。
さあ〜手伝ってネ。

今日の主役、漆の苗です。(徳島県産の阿波うるし)

まず、松本が植え方を説明して…

どんどんいっちゃってください。

さあしっかり植えましょう。

うわ〜〜先生、どうやったらええん??

土ってけっこうつめたいなあ〜


ちゃんと植えよるけん。

は〜いこれはアタシ達が植えました

漆が採れるの10年後だってネ、10年経ったら
アタシら28でもうおばちゃんや〜〜ん (コラ

)

一番お気に入りのデッカイ苗だよ

さて、今日は約30本の漆の苗を、約1時間かけて植えました。株間は約3m。
漆の苗を植えることじたいは、そう難しくありません。大切なのはしっかり根元の土を押さえてやること。そうするとしっかり根がつきます。
今回は思わぬ雨でしたが、苗の定着のためには良かったです。
…さあ、だいたい終わったようですね。^▽^

中央の男性が地主の多田さん。
たくさん生徒さんが畑にやってきて嬉しそうです。

全員の写真です

分かりにくいですが、植えたばかりの苗が立っています。

おつかれさま

多田さんのお宅に戻って休憩です。
用意してくれたお菓子に女の子たちは「むっちゃ美味しそうや!」と大喜びです。(ふつうのおまんじゅうやクッキーなのですが)
お天気が良ければ、お昼にバーベキューするはずだったのにね、残念!!
さて、正直な話、高校生たちがこ〜んなに盛り上がるとは思いませんでした。先生いわく「子供とおんなじやけんな、土に触らせとったら喜ぶんじゃ」…でしたが。^^; たしかそんな感じかも?
ここは毎年、漆の苗を植える予定です。
いつかこの苗たちが大きな木になって、地元の人たちと多くのものを結ぶ役割をしてくれることを祈ります。
土地を提供して下さった多田さん、今回の企画提案をしてくださった
香川淡水魚研究会さん、高松工芸高校の先生方、そしてその他多くの皆さん、ありがとうございました。
これからもよろしくお願いします
posted by 宮崎佐和子 at 23:55|
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■ ウルシの木の記録