
板は、作品として使うために用意していただきました。
送って下さったのは、いつもお世話になっている岩手県の漆かき職人の大森俊三さん。

この漆の大木は、大森俊三さんが漆を採ったあとの掻きがらです。採りきったあと、ウルシの木はお役御免で切り倒し、太い木は山に積んでおくのですが、それを製材したものです。(細い木は持ち帰って薪になります)

暑い中、日通さんが運んで下さいました。
このトラック一台分入ってたのですね。^^;
もうあと少しで全部車から出てきます!
このトラック一台分入ってたのですね。^^;
もうあと少しで全部車から出てきます!

桟をかませて、積んでいきます。
ここでしばらく保存する予定。

積み上がりました。かなりの量だなあ。
ここでしばらく保存する予定。

積み上がりました。かなりの量だなあ。
この漆の木は、以前から頼んでいた材で、昨年末ごろには大森俊三さんが製材して用意してくれていたのですが…。なぜ今到着したかというと、木の運送に問題があって、なかなか実現しなかったのです。(大きな材は、運送料がとんでもなく高いのです)
なかなか段取りつかないまま、大森さんの所に停滞していたんですが…。毎年、夏になると大森さんのところにうるし掻きのお手伝いに行っている、もとうるし掻き研修生の瀬古さん(茨城視察研修会にも一緒に行きました)が、今回進んで手配してくれて、やっと材が動いたという訳なのです。
運搬には、このブログに「漆かきだより」をよせてくれている、現研修生の竹内さんもお手伝いしてくれました。
皆さん、盛り漆の忙しい時に、ありがとうございました


ところで漆の木は、くちなしで染めたような
黄色い木肌をしているんですよ。
(だんだん色あせてきますが…)

あっ!!庭に積んだ大事な材にミルミルが…。

「これはいったいなんぞや?」
自分のナワバリに現れた、謎の構築物をチェック!

積んだ材の隙き間に潜り込んで
くまなく探検していました…
