2007年07月30日

■種から育った漆苗、ポットへお引越し。

今年の5月に漆の播種(種まき)を行いました。これは工房で育った漆の木から採った種を処理してから蒔いたもの。約2週間後に最初の発芽があり(良かった〜!)苗床のケースの中で十分大きくなったので、ついに個室(ポット)へお引越しすることにしました。

7/30ウルシの植え替え1
小さなツブツブの種が、こんな苗木になりました。

7/30ウルシの植え替え2
苗木の下の方に、最初の双葉さんがまだ残っています。
5月末には、こんな小さな双葉さんでした。
まだ小さいけど、漆の木らしくなったなあ。

7/30ウルシの植え替え3
植え替えの手順は、昨年の「新潟の苗、ポットへ」と同じ。
根っこがよく伸びて絡んでいたりするので
よくほぐして取り出してやります。

7/30ウルシの植え替え4
はい、新しいお部屋へどうぞ!!笑

7/30ウルシの植え替え5
こちらは、浄法寺基調の交配種です。
よく育ちますように…ムード



今年は、そんなにたくさん苗がとれませんでした…グスン。
発芽率が希望していたより低かったのです。考えてみて、いろいろ原因があると思うのですが、やっぱり種の脱ロウが不十分だったのが一番なのだと思います。
これを経験に、来年はもっとたくさん発芽させることが出来るようにしたいです。(もう今年の漆の実もいっぱい実っています…)


7/30アシナガバチの巣おまけ。
6/6のおまけで紹介した時よりも、すさまじく
家族が増えて、巣が巨大化しています。
(近づいたら思いっきり睨まれましたあせあせ(飛び散る汗)


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posted by 宮崎佐和子 at 23:59| Comment(1) | TrackBack(0) | ■ ウルシの木の記録
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