2007年11月04日

■「普段づかいの漆の器展」のお知らせ。

明日より、横浜の「ぎゃるりーげん」さんにて、高森寛子さん企画の「普段づかいの漆の器展」が始まります。
高森さんの新著書「うるしが、いいね。」の発刊記念催事の一つの作品展で、伏見眞樹さん・高橋敏彦さん・手塚英明さん他、著書でご紹介している作り手さんたちの器が展示されます。

11/4普段づかいの漆の器展
ほか、若手作家の作品の展示もあり、私たちも出展してます。
(スプーン、箸、弁当箱、お椀等)


『うるしが、いいね。』発刊記念催事
普段づかいの漆の器 展
2007年11月5日(月)〜11日(日)
ぎゃるりーげん
(東急東横線・大倉山駅より徒歩10分)
tel 045-543-2169 午前11時〜午後5時



posted by 宮崎佐和子 at 21:02| Comment(0) | TrackBack(0) | ■ お知らせ

■広島の石社さんから印刀が届きました。

…また、松本の刃物ネタです。^_^;
広島の鉋鍛冶屋の石社さんに頼んでいた刃物が届いたのです。
松本はそれはもうウキウキ!
一日中、新しい刃物にかかり切りです。

11/4石杜さんから届いた刃物。
二分五厘の印刀。鋼はスウェーデンアッサブ炭素鋼。
c1.25〜1.28(k-120とは違うそうです)
地金は錬鉄。黒裏。


この印刀は、石社さんの刃物の特徴を知るためにまず手に入れました。石社さんの刃物を使うのは、初めてなのです。
松本がこの印刀を使ってみて、石社さんの焼きの加減を知り、新たに自分の刃物をオーダーするための基準にします。

11/4石杜さん刃物の刃先
松本が、少し研いでみました。

研いだ感想は…。
「砥石当たりがすごく柔らかく、非常に研ぎやすい。鋼の硬さはおそらく硬めで研いでも『刃返り』がすごく少ない。非常に締まった感じがする。木材に刃を当てても、カミソリのような頼りがいのない切れ味ではなくて、非常に締まった鋭い切れ味と安心感のある安定した刃味がする。(松本談)」
…とにかく、よく切れるし、松本も気に入ったみたいです。

11/4石杜さんの銘
石社さんの刻印。


11/4石杜さんの刃物を漆の木で柄入れ
今回の刃物の柄は「ウルシの木」です。^^


「次に注文する刃物は、もっと硬めにしようっと!」と松本はうれしそうに言っていますが… ええっ、次は何を作るのでしょうか。…そしていったい幾らかかるんでしょう?と、ちょっと不安な私でした。あせあせ(飛び散る汗)




posted by 宮崎佐和子 at 20:13| Comment(4) | TrackBack(0) |   道具
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