2008年06月03日

■修理のお椀です。

4月に開催した岡山での作品展で、以前からのお客さまから、修理のお品をいただいていました。やっとそれにとりかかっています。
その椀がいい感じなので、ちょっとご紹介します。


バッド(下向き矢印)このお椀です。(拡大します)
6/3縄文黒孫椀
縄文黒のお椀です。初期のころの器ですね。(この縄文黒椀の小ぶりのタイプです)

6/3縄文黒孫椀
漆はもちろん、うつわが好きな方なんです。おそらく買われて5年くらいたっているのでしょうか。
とてもきれいに使って下さってます。

6/3縄文黒孫椀
裏はこのようになっています。


…そうそう、いったいどこに故障があったのかといいますと…。

バッド(下向き矢印)この口の部分なんです。
 (もう漆でつくろっていますが)
6/3縄文黒孫椀
お客様ご自身が、テープを貼って位置を記しています。
この部分の漆が、少し欠けていたんですね。


この縄文黒のお椀は、乾漆なみに漆を使っていまして、厚みもはんぱじゃないんですね。なので、堅い漆の厚みの部分が何かのおりに欠けてしまったのです。
木地はいっこうに問題ないので、少しの補修でキレイに治ってしまいます。
これができるのも、下地からちゃんとした漆(うちの場合は無溶剤の日本産漆)を使ってきちんと仕事をしているからなんです。



さて、6月になったというのに昨日から寒いです。たらーっ(汗)
片付けてあった長袖の服をまた出して着てしまいました…。(押し入れからヒーターも再び出しました。結局あまり使いませんでしたが)
こんなに冷えるものなのでしょうか…?
ことしの天候はどうなるのかなあ。天候は、当然ながら採れる漆樹液にとても影響があるので、ものすごく気になってしまいます。


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posted by 宮崎佐和子 at 20:19| Comment(0) | TrackBack(0) | ■ 工房の仕事
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