大阪展の準備はもうできているのですが、工房の制作は大忙しです。
このあとの、年末の催事に出す新作もどんどん準備しないといけないからです。このぶんだと、出発の間際まで仕事をしていることと思います。;;
そんな中、気もそぞろでなかなか作業中の写真を撮る余裕ができないのですが、制作中の重箱たちを少し紹介しますね。


今、下地中…。和紙肌にしています。
これは、長さ15センチ高さ12センチの小さなお重箱。小物入れに可愛いと思ったのですが、お料理の器にもなかなかよさそうです。




松本が楽しみにしている、八角形のお重箱も写っていますね。(八角形、意外ときれいなんです)
さて、角の重箱は作業工程がたくさんあって、かなり時間がかかります。そして、木地がきゃしゃなので注意して仕事をしないといけません。角の重箱は指物といって、薄い板を組み合せて作るかなりデリケートな木地です。
なので、ひきもの(ろくろでひいて作る木地が削り出しのもの 例/椿の丸重箱)の重箱よりも繊細でぴんと改まった雰囲気の重箱になります。
そう、ハレのうつわに近くなるのですね。


下地が十分できるまで、取り扱い注意です。

この木地たちのいくつかを、年末の催事でご紹介できたらなあと思いつつ、がんばります。^^