2008年10月31日

■最近の工房の様子です。

昨晩の遅くに松本が出張から戻ってきて、やっと工房にいつもの活気が…と思ったら、さっそく今日の松本は仕入れや打ち合せに、ずっと高松に行っていました。
お箸とかの生地の仕入れに、広葉樹専門店の垣内さんにも行ってきたらしいです。気に入った材があったみたいですよ。^^

バッド(下向き矢印)ほか、松本が実家からいろいろ材料を持ち帰ったので、けっこうな量の荷物が玄関に置かれました。
10/31材料いろいろ
もちろん、ライバル男二匹が争うように
厳しく荷物をチェックをしますexclamation

うり坊が乗っかっている、三段重ねの木箱は古い「濾し紙」なんです。傷んでないといいんだけどな…。


さてさて、漆の仕事はもちろんですが…。
私はいろんな事務仕事がたまっています。もうやだ〜(悲しい顔)
手をつけたいんですけど、なかなか気力が…。秋の怒号の催事が一応一段落付いて気が抜けてしまったみたい。
でも、この日記にも早くレポしたいものがあります。今年の漆かきの話題二つなんですが、とても楽しみにしていたものなんです。(取材協力者がいらして、浄法寺以外の場所の話題です♪)こっちもそろそろ記事に起こしていかないとなあ。
もう11月になってしまいますが、そのうち?アップするのでまた見てやってくださいませ。

それにしてもすっかり寒くなってしまいましたね。
灯油のあまりの値上りにビックリして、今年は暖房をどうしようか考えていましたが「エコ替え」なんて急にはできず、やっぱり愛用のアラジンストーブを出しています。ムード
皆さん、体調をくずさないように気をつけて下さいね。

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posted by 宮崎佐和子 at 20:00| Comment(2) | TrackBack(0) | ■ 工房の仕事

2008年10月28日

■ひさびさの猫のうり坊です。

今日で、高島屋玉川店さんでの作品展は、無事終了いたしました。ムード
ご来場くださった方々、本当にありがとうございます!
今年の催事は、次はもう12月です。
来月は、たまったご注文の制作と年末年始の催事の準備をしていこうと思います。


さて、もうかなり肌寒くなっていますね。
こうなると夏と違って猫さんたちの毛皮が本気でうらやましくなってきます。;;
10/28うり坊
ひさびさのうり坊です。
あいかわらずエネルギーを持て余してます…。

10/28うり坊
ミルミルの愛情不足?と同じく、先週から松本がいなくて飼い主が一人なので、遊び不足ですなんですねえ。体力を持て余して、ずっとゴソゴソ悪いことをしています。(人に例えると、小学生の男の子みたいなものでしょうか。邪気がなくしかも誰にも止められない…
おもちゃのネズミを振ってやると、いつまでもいつまでも遊んでくれます… とほほ。(-〜-;)
工房を留守にしている時は、実家に猫を預けているんですが、猫たちにとっては本当につまらない1週間なんでしょうね。

バッド(下向き矢印)ちょっと眠くなったうり坊。そう、寝てしまいましょう!10/28うり坊

…って、私まで釣られて寝てしまいました。たらーっ(汗)
だって猫さん暖かいんです。ネムモードの猫は、熱いお湯がタプッと入った大きな風船みたいな感じなんです。
しかも‥知らぬ間にむぎ君もやって来て、押し寄せる大きなお湯風船ふたつにみごとはさまれてしまい、やられてしまいました。

これからの季節は、猫さんは大きな誘惑となります。


バッド(下向き矢印)私が起きて出て行ったあとの場所。
10/28うり坊とむぎ。
ライバル同士の男2匹が、微妙な距離で残されたのでした…。

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posted by 宮崎佐和子 at 21:59| Comment(2) | TrackBack(0) | ■ 工房のネコ

2008年10月27日

■漆の重箱の仕事をしながら…。

四角い重箱の木地の多くは、さしものといって、薄い板を組んで作っています。たいへん、デリケートな木地なんですね。
そんなきゃしゃな角重箱は、その木地と木地との合わせ目を補強するために、布か和紙を下地にしっかり貼ります。

10/27重箱の和紙下地
こうすることで、しっかりとしたものになっていきます。


バッド(下向き矢印)和紙を貼るときは「糊漆」を使います。
漆をされている方なら、見慣れたものですね。^^
さて、糊漆とは名前の通り、糊と漆を混ぜたもの。粘りをつけて布や紙を貼る時によく使います。レシピは簡単です。
糊(米糊や麦糊)を自分で好みの固さに炊いて、それを冷まして漆を約1:1でよく混ぜてできあがり。
この比率とかも、仕事の内容によって変えたりします。
10/27糊漆
今回は米糊です。上新粉を使いました。
漆は大森俊三さんの14辺目の漆。(←下地に使いやすく、最近重宝しています。ほんとに下地から日本産、使いまくりです♪
なんだか、美味しそうな?色になっていますね。

この「糊炊き」、お料理が苦手な人は炊くのが面倒かもしれません。カスタードクリームを作る要領なので、きちんと手順をふまないと糊がダマダマになってしまいます…。ダマダマになった糊を使うのはご法度です。
実は、松本は糊炊き大好き。「こんなに使わんぞ!」をいうくらい作ります。
でも今は不在なので、しぶしぶ?自分で炊きました。出来は、まあまあかな。

さて、下地の和紙はの大福帳を使っています。
10/27大福帳
厚みがあって、しっかりした和紙なんです。ぱりっと貼れて、気持ちいいんですね。

さて、この大福帳が面白いんです。
これは明治時代くらいの生命保険会社の帳簿みたいなんですが、ほんとうにきちんきちんと筆で書いて会計をつけてるんですね。
二つ折りにした厚手の和紙を1ページとしているので、墨で書いても文字が裏写りしてませんし、増えるアルバムみたいに綴じていていくらでもページが増やせるみたいです。
これ一冊で1フォルダなんですね〜。
(修正液なんでないですが、誤字とかは上から紙を貼って直しています)
当時のお客様の名前や入金の様子等を事細かにつけていて、まさにこれって個人情報だなあ。;;

しかも、ときおりメモをはさみ込んであったりします。(二つ折りにしたページの間とかに)
今でいえば備考をポストイットで貼っているようなものだと思いますが…。

バッド(下向き矢印)これとか、とっても気になる内容です。
10/27謎のメモ
老年のお父さんがどうしたのでしょう。
いろいろあったんでしょうか…。

わ〜、すごく気になります。(でも、解読していたら仕事にならないあせあせ(飛び散る汗)
工房は、松本の父譲りのものまた父の師匠からのものをよく使わせてもらっているので、時にびっくりするようなレトロなもの(古新聞とか、古い材料のパッケージとか)一緒に出てきて、しみじみ見入ってしまいたくなることがよくあります。
私には無関係だった昔の人の過去が、その度にふっと浮きあがってくるようで、不思議な気分になるのです。

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posted by 宮崎佐和子 at 21:34| Comment(8) | TrackBack(0) | ■ 工房の仕事

2008年10月25日

■最近の漆の葉っぱです。

最近になって、漆の葉っぱも秋らしく色づいてきたものが増えてきましたよ。ムード

バッド(下向き矢印)オレンジ色っぽい葉っぱを発見しました。
10/25漆の葉

今まで何度も書いてきましたが…。
漆を採るウルシノキは、実はあまり紅葉しません。山で真っ赤に紅葉する木や観賞用の深紅になる庭木(主にハゼ)とはまた種類がちがうのですね。(同じウルシ科ではあります)
ウルシノキの葉っぱは、まれに赤くなったりする葉が混じることはありますが、めったにないですねえ。
たいていは茶色の混じった黄葉です。
あんまりキレイじゃありません。
※ウルシとハゼの葉のちがい 
↑これをごらんになっても、そうとう違うと思います。なので、野山に真っ赤な葉の木がたくさんあるのを見て「なんだ、ウルシの木っていっぱいあるじゃん」と思うの、実はある意味あってますがある意味ちがうともいえます。
同じウルシ科のハゼたちは生命力旺盛でどんどん自生し、秋は真っ赤に美しく紅葉し、そして近づく人をかぶれさせます。
しかし同じウルシ科でも、樹液を出すウルシノキは…。人の手で殖やして育てているもので、秋になっても美しい色にならず、そして木を傷つける人をかぶれさせます。

でも…一般の方にとっては、かぶれる、という点では同じですね。^_^;;

バッド(下向き矢印)秋には、だいたいこんな感じの色になります。
10/25漆の葉2
こんな色合いになると、落葉まぢかです。


さて、このころの季節の漆の木は、秋の進行度が木によってまちまちなんです。かなり差があるんですよ。

バッド(下向き矢印)こちらは、落葉が進んで、物悲し気な感じですが…。
10/25漆の葉3

バッド(下向き矢印)ありゃ!こっちは青々としています。
10/25漆の葉4
この木だけを見ると、まだまだ夏の気配が残っているみたいに感じちゃいますね。あせあせ(飛び散る汗)
でもどれも、同じ敷地(工房の庭)に植わっている漆の木なんですよ。(年や産地や殖やし方は違いますが)
漆の葉っぱの色の変化は、けっしてそんなにきれいなものではありません。でも、よく見るとなかなか味わいがあったりします。

バッド(下向き矢印)お、かなり赤い葉っぱを発見しましたexclamation
10/25漆の葉5
とっても目立っています。この2、3枚だけが特別赤いです。夕陽に透けて、ちょっと不思議な感じもします。^^

これから漆の木は、冬が近づくにつれてどんどん葉が落ちていきます。葉っぱの1年はとても短いですねえ。



さて、後日談ですが… 10/2の日記漆の木と秋の虫たち。
で、出産まぢかのママカマキリを見つけたと書きましたが…。
このママカマ、ぶじ出産していたんですよ。ぴかぴか(新しい)

ママカマキリ
卵を産んで、身体がスッキリしたママカマさんです。


…しかし、その出産した「場所」が疑問に感じる所なんです。
バッド(下向き矢印)なんとタワシにご出産です。な、なぜ…。
ママカマの卵

彼女がいたのは、野外の流し台の近辺だったんですが、体力が無かったのかずっとそのあたりをウロウロしていました。
そして、ついに決心して産みつけたのが、その流し台に置いていたタワシだったんですね…。
う〜ん、熟考の末の選択なのか、それともやむなくそこになっちゃったのかはわかりません。あせあせ(飛び散る汗)


さて、ひそかにまだ水不足が継続していた四国ですが、やっとまとまった降水があって早明浦ダムの貯水が40%台になりました。
でも今年はちっとも台風が来ないので、少し心配ですね。去年みたいに「冬渇水」もあり得そうです。
ダムの貯水率は、工房の通帳の貯水率と連動しているような気がして?いつもとっても気になります。
当たり前のことのようですが、きれいで安全なお水がふんだんにあるというのはありがたいことですね。


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posted by 宮崎佐和子 at 22:22| Comment(4) | TrackBack(0) | ■ ウルシの木の記録

2008年10月24日

■二子玉川の作品展会場の様子。

単身出張中の松本から、会場の写真が届きました。

バッド(下向き矢印)こんなコンパクトな会場です。
10/24玉川会場

スペースとしては二畳ちょっとくらいでしょうか?
でも、作品はしっかりと多めに持っていっていますよ。^^
この作業台にて、松本がいろんなもの(竹筒の箸入れや木彫の小物とか)を楽しそうに作っています。
もし週末ご予定に入れてくださっている方は、しっかりと高島屋玉川店さんの5階を探してくださいませ〜。


さて、実は今日は私、誕生日 だったんですね。
ここ数年はせっかくの?誕生日も、たいてい作品展の真っ最中で怒号のように過ぎて行き、ゆっくりすることがないですねえ‥。(今年の松本の誕生日なんか、二人とも忘れていたしなあ)
でも、誕生日プレゼントだけは自分でちゃっかり買いました。
ムード (琥珀のリングです。とっても可愛いんです)

今月もあとわずかですね。
できるだけ仕事をすすめておきたいと思います。


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posted by 宮崎佐和子 at 23:59| Comment(2) | TrackBack(0) |   作品展の様子

2008年10月23日

■ミルミルのプチ家出。

いま、飼い猫の一匹ミルミルとケンカ中です…。
ミルは可愛い子なのですが、何というのでしょうか、人に例えると破滅型の恋愛をする女性に似ておりまして…。というと察してくださるでしょうが、ときどき暴走して手におえなくなります。
松本が出張に出てから、愛を求める対象が私一人となり…。
四六時中、いろいろ要求を突きつけるので(『私と仕事どっちが大事なの』『私の事好きじゃないの』とかいう感じです)
それを放っておくと、ついにミルは切れてとんでもなく「悪い事」をやらかしました。しかも!確信犯です。
それで私もついに爆発し、

「ミルのばかやろ〜〜出ていけ〜 ちっ(怒った顔)
‥と彼女を外に放り出しました。
10/23ミル
玄関の外でたたずむミル。


しばらく、外で悲しそうにしていたミルミルですが、やがていずこへと姿を消しました。

バッド(下向き矢印)玄関に出てみると、そこにミルの置き土産が。
10/23ヤモリさんのしっぽ
引きちぎられた、ヤモリさんのシッポです。
なにやら哀愁がただよっています。

私にはこのシッポがミルの置き手紙のようにみえました。

「わたしを さがさないで ください。 ミルより」

‥という感じでしょうか。
(もちろん、探しにいきませんでしたが)

ここまで読まれた方の中で「そこまでしなくても‥可哀相じゃない」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
そんな方は、ミルの恐ろしさを知らないのです。
ひとつ要求を飲むと、ミルはさらに高い要求をしてきます。それを飲むとさらに高い要求を、それを飲むとさらに‥と愛の泥沼のような関係になってきます。
なので、ときどき頭を冷やしてやらないとお互いストレスがたまってくるんです。あせあせ(飛び散る汗)

その日、ミルはずっと帰ってきませんでした。

しょっちゅう家を出たり入ったりしているミルが‥ 半日たっても帰ってきません。
少しだけ「もしミルが帰ってこなかったら?」とふと思いましたが、「その時はもっと可愛い猫さんを代わりに飼おうこんな子とか」とミルが一番嫌がることを考えてやりました。

その後。
ちゃんとミルは帰ってきましたよ。ぴかぴか(新しい)
(すごくおなかをすかせて、少し態度が小さくなって)
完全に仲直りしたわけでないので、まだ彼女には冷たい態度で接しています。仲直りにはもうちょっと時間がかかりそうです‥。

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posted by 宮崎佐和子 at 23:38| Comment(2) | TrackBack(0) | ■ 工房のネコ

2008年10月22日

■漆が届きました&作品展初日です。

早朝、松本が東京に旅立ちました。新幹線
今日が、高島屋玉川店さんでの作品展初日だったのです。

「出かける前までしておきたい」と、松本は直前までいろいろ仕事していたので、逆に列車の時間に遅れそうになり… いろんな忘れ物をしたまま、行ってしまいました。
(旅の資金も持たず…がく〜(落胆した顔) これには松本がもらい忘れた説と私が渡し忘れた説の両方があるんですが)
往復のチケットは持っているので、たぶん?無事会場にはたどり着いていると思います。


バッド(下向き矢印) さて、今日は浄法寺からさっそく漆が届きました。ムード
10/22届いた浄法寺漆
誕生ほやほやの、認証マークもついていますね。

左から時計回りに、大森俊三さんの末辺3貫目、大森俊三さんの盛辺5貫目、大森清太郎さんの盛辺1貫目です。
しめて、9貫目。約36キロの仕入れです。
こんな量になりますと、ちょっといい乗用車1台分くらいはいたします。(_ _;)
※出荷の様子のニュース
(↑ちゃんと、うちの工房にも送ったと書いてくださってますね。ハートたち(複数ハート) ちょっと嬉しいです。)

10/22届いた浄法寺漆
さすがに五貫桶は大きいです!
そしてかなり重たいです。

これらの漆たちは、松本が東京から戻ってからのご開帳となります。^^ 楽しみにしていてくださいね。

さて、ひとつ気になる事が…。
今回、荷物を運んでくださった運送会社さんですが、配達員さんが女性だったんですね。
運送トラックを工房の前の道に停めて、玄関まで運んでくださる形になるんですけど、それに気づいたお隣のおっちゃんが気を利かして、漆桶を運ぶのをお手伝いしてくれていたんです。
(おっちゃんは『おお〜けっこう重たいのう!』と言いながら嬉しそうに?運んでくれてました)
しかし、運び終わって配達員さんもおじさんも帰ってから気づいたんですが、5貫桶から少し漆がにじんでいました…。
(ちゃんと厳重梱包してくださっているんですが、ものがものなので、たまにこんなこともあります)
ワイルドな?方だし、たぶん、大丈夫とは思うんですけど…。
また、隣りのおじさんに明日お会いした時に聞いてみようかと思います。あせあせ(飛び散る汗)



posted by 宮崎佐和子 at 19:50| Comment(4) | TrackBack(0) |   工房に届いた漆たち

2008年10月21日

■明日が、玉川の初日です。

今日も、いい秋晴れの日でしたね。^^

なんだか実感が湧かないのですけど、明日からまた東京で(高島屋玉川店さん)作品展がはじまります。ムード 
今年の秋から年末にかけては、12月3日からの伊勢丹さんでの催事を含めて東京が続きます。ご興味のある方は、ご都合がよい方にいらして下さると幸いです。

さて、今回の作品展は会場が小さいので、松本だけが行きます。
(ありがたいことに、お店の方がすでに飾り付けを済ませてくださってるのですあせあせ(飛び散る汗)
なので、松本は新作を持って明日の初日に出向くだけ…。


今回も実演を行います。
前回の高島屋日本橋店さんでは、
竹を削る実演が意外と?好評でして、思わぬご注文をけっこういただいてしまったのですが…。
さらに今回は装身具などの小物の讃岐彫りもするんだそうです。
体の大きな松本が、こまごまとした彫刻刀の数々を使って、今度は小さくて緻密な仕事をしていると思います。
よろしければ、気軽に声をかけてくださると嬉しいです。


posted by 宮崎佐和子 at 23:34| Comment(0) | TrackBack(0) | ■ 日記

■高島屋玉川店での作品展のお知らせ。

和うるしの器展
10月22日(水)〜10月28日(火) 
会場/高島屋玉川店 5階
特選和食器売場

めんぱ重箱、めんぱ弁当箱、お茶セット、椀、箸、箸箱、スプーン、アクセサリー等を展示いたします。
ほか、漆の木やウルシ樹液、うるし掻きの道具等の樹液採取にまつわる資料もお見せします。

****************************************

高島屋玉川店さんは、初めての会場です。
松本が実演台にて、木彫での木地作り(帯留などの装身具)の実演をしております。
今回はかなり小さい会場なんですが、できるだけたくさん展示したいと思います。
もし来られましたら、お気軽に松本に声をかけて下さると嬉しく思います。ムード

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posted by 宮崎佐和子 at 00:22| Comment(0) | TrackBack(0) | ■ お知らせ

2008年10月20日

■第30回浄法寺漆共進会。

ぶじ、30回目の浄法寺漆共進会が終わったそうです。
今回は残念ながら、足を運ぶ事ができませんでしたが… お忙しい中、今年の長期研修生の本間さんが、その様子を教えてくださいました。ムード

会の様子は… こんな感じです。
第27回浄法寺漆共進会2
数年前の写真ですがこんな様子です。

ほんとは、いろいろ撮影してくださる予定だったんですけど、本間さんは研修生なので会の進行のお手伝いもしていたそうで、写真はほとんど撮れなかったそうです。残念〜!


共進会は、19日の午前10時からの開催でした。
その年の組合員さんの採った自慢の漆を、いっせいにお披露目する会なのですが、今年は近年最多の出品人数の24人だったそう。
皆さんの力作、初辺(初夏の漆)、盛辺(真夏の漆)、末辺(秋の漆)のそれぞれの漆桶が40個以上も並びました。(なかなか、壮観な光景だったと思います)
そして、審査の先に「浄法寺漆認証マークの発表会」が行われました。
その浄法寺漆ブランドの認証マークはこんなマークです。
岩手日報さんの記事をごらん下さい。これからは、正式な認証を受けないと「浄法寺漆」を名乗れなくなります。
その発表会が終わったあとは…
いよいよ漆の審査です。(ドキドキ)
担当の漆掻きさんが、密封した漆の桶の蓋紙を開けて、中身を露呈してヘラを立てて、審査員さんがそれぞれの粘度や色、匂いその他を検分して、個別に評価をしていきます。


バッド(下向き矢印)今年の大森俊三さんの盛り漆のヘラ立て(審査)の様子です。(本間さんがなんとか動画を携帯で撮ってくれました)


…あれ? 
大森俊三さんの漆、今年はいつもと色が違いますよ。
(今年は、色がやや濃いような…)
大森俊三さんの盛り漆は、5貫目がこのあと荷造りされて、うちの工房に送られて来る予定なんですよ。
早く見たいです。ぴかぴか(新しい)

バッド(下向き矢印)そして、本間さんの採った漆も出品されていましたよ。



毎年、研修生は必ず共進会に出品することになっているんです。
自分の初めての仕事を、公の場で発表するんですから… こちらの方もそうとうドキドキでしょうね。
でも数ヶ月、慣れない山仕事で頑張った成果ですから、とても晴れがましいことですね。^^


ほどなくして、審査発表が出まして…。
初辺の部の金賞は、佐藤春雄さん。
盛辺の部の金賞は、大森清太郎さん。
末辺の部の金賞は、工藤竹夫さん でした。
なんと本間さんは、めでたく初辺の銀賞をいただいたそうで… わぁ、おめでとうございますハートたち(複数ハート)
ぶじ、共進会を終えたあとは、皆さん連れ立って天台の湯にて打ち上げ会を行ったそうです。
ほんとうにお疲れさまでした。
(今年の共進会は、一般の方もかなり参加されたみたいで… 『ふゆかぶ』さんというカブ乗りさんのブログで、かなり詳しくレポされてて楽しかったです♪ 新聞記事よりも詳しいんです)


さてさて、無事共進会は終わったホッとしたところですが…。
気になるのは、今年の漆の「品質」です。
制度は発足されて、よきスタートを切ったものの、こちらの方は正直言って、かなりシビアです。
全体的に、今年採れた漆の色が「白っぽい」みたいなのです。
白っぽい色の漆… 
これは水分が多い漆、すなわち身のつまっていない漆、質がよくないことを表します。(本間さんからの動画を見た松本が、とても心配して確認していました)
不安は的中で、今年の漆は例年より出来がよくないそうです…。
審査に立ち会った漆掻きさん自身もそう感じていたらしくて「今年の漆は全般的に白い、自分自身の漆も今まで採った中でも今年が一番白いと思う」とおっしゃっていたそうです。
ボジョレーヌーボーのように「今年もたいへんよい出来です」と毎年言えればいいんですが(毎年変わらず出来がよいのも本当かなあ、と思うんですが) 漆は人の仕事でもあるけど自然の授かり物でもあるので、なかなか難しいと思います。

そんなこんなで、うるしも自然の作物なので、年によって出来不出来は当然あるわけなのですが… 
気になる事に、ここずーっと、いい年がありません。もうやだ〜(悲しい顔) 天候のせいかなあ。(しかし漆は値上り…。今まで買い叩かれ放題だった浄法寺漆もやっと適正価格に近づきました)
値上りはぜんぜんいいんです。
でも、買うからにはいい漆が欲しいなあ…。
ああ、松本が浄法寺で漆掻き研修をしていたころは、ピカイチのいい漆が採れていたなあ!
あの時代よもう一度、という感じです。


さて、今回は見に行けず心残りだった共進会ですが…。
本間さんのおかげでその様子を少し知ることができました。ありがとうございます。^^
本間さんは、11月の上旬頃まで、浄法寺でいるそうです。
あと、もう少しです… また漆掻きのお仕事の様子も教えてくださいね。


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posted by 宮崎佐和子 at 23:45| Comment(4) | TrackBack(0) | ■ 浄法寺町の漆かきだより
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