2009年01月12日

■漆コーヒーのお味は‥?

いつもブログにコメントをくださっている、茨城の方(YUSのおのせさん)から先日「漆コーヒーの豆(種?)をいただきました。
うわっ、うれしい!!わーい(嬉しい顔)

さて、漆コーヒーとは‥?

漆の種を炒ってそれを淹れた飲み物です。
物資が少ない時代(戦時中など)はコーヒーの代用品として使われたことがあります。
今でも、漆の樹液産地で個人の嗜好品として作られていたりするんですね。そうとうマイナーなものなので市場に出回ることはほとんどないと思います。
しかし、好事家?の間では「けっこういける味」と言われてて気になっているのですが‥。さて、どうなのでしょう。

私はまだ飲んだことがないんです。
なのに松本は、4年前に日本各地の研修に行ったときに、いろいろ味わったことがあるらしいんですね‥。うらやましいです。←ということをアピールしたら茨城の方が「送ってあげる」と言ってくださいました、やった♪


バッド(下向き矢印)そうして、ちっちゃな包みが茨城からやってきました。
1/12漆珈琲


コーヒーのビンに、焙煎した漆の種を入れてくださっています。
わ、なんだかいい感じの色じゃないですか。

1/12漆珈琲2

「本当に少しだけですから、がっかりしないでくださいね!」
とのことでしたが、十分な量です。

バッド(下向き矢印)ちょっとアップで見てみます。1/12漆珈琲3
こんがりしたいい色ですね。
深炒り、けっこう好きです。

茨城の方が、茨城のウルシの木の実でお手製したものなんです。
実は松本は、この漆コーヒーをすでに飲んだことがあります。
4年前の文化庁の国内研修で茨城に行った時、神長さんという方にふるまっていただいたのです。(その後、神長さんには茨城漆の苗ではいろいろお世話になっています)
今回のこの焙煎種も同じく神長さんが作られたものです。
その時から思っていたこと。
『このコーヒーにはミルクが合う!』
そう、その時はシンプルにストレートでいただいたのですが、ぜひミルクと合わせてみたいと思ったそうです。
‥それを試す時がついにきました。

バッド(下向き矢印)生の漆の種と比較してみます。
1/12漆珈琲4
左の生の種は、浄法寺の大森さんが以前送ってくださった浄法寺のウルシの種です。右が今回いただいた、茨城の種を焙煎したもの。

さて、この種をコーヒーにするべく挽きます。

バッド(下向き矢印)てっとりばやくミキサーでやりました。
1/12漆珈琲4


バッド(下向き矢印)こんな感じでしょうか?(適当ですが‥)
1/12漆珈琲5
ミキサーの中は、香ばしい匂いでいっぱいです。
さて、いよいよ淹れましょうか。

1/12漆珈琲
ふつうのコーヒーと同じくらいの豆とお湯でいれました。
‥さてどうでしょう?
ぷーんといい香りがします。
コーヒーのような、お茶のような‥。

そうこうしている間に、松本がせっせと準備をすすめます。
そして、漆コーヒー(ストレート)&漆ラテが出来上がりました。ムード

1/12漆珈琲6
左がストレート、右がミルク入り。
ふつうのコーヒーの分量で入れると、色はかなり薄めですね。

1/12漆珈琲
『漆ラテ』もそれらしく見えますよ。


さて、いよいよ漆コーヒーをいただきましたよ。^^
う〜ん、飲んでびっくりです。

まずストレートからいただいたんですが‥。
色の薄い、コーヒーと言うよりは濃いお茶といった感じです。
しかし! 風味や味わいは意外と濃厚です。
しっている飲み物の中でいちばん近いのは、濃いめに煮出したほうじ茶でしょうか。でも、味わいはちょっと独特なものがあるんです。
へえ、これが漆の種の味なんですね!
ちょっと感慨深いものがあります。ぴかぴか(新しい)

‥では、いよいよラテの方を。

1/12漆コーヒー

う〜ん‥。
ミルク、けっこう合います。
うんとマイルドな味わいになりますが、漆の実の独特の濃い風味が、ミルクの味に負けてないんです。
ほんと風変わりですが‥ 滋味深い、ちょっとした飲み物ですよ。^^

松本がいうには、コーヒー豆と同じく漆コーヒーも焙煎の仕方とかで味はかなり変わってきて、研修中で何度か飲むことがあったけど、この茨城の神長さんお手製のものが一番焙煎がていねいで香ばしかったそうです。
樹液だけでなく、種もこんなふうに人の役に立つなんて。
ウルシって、ほんとうにおもしろいですね。

でもこれで、やっと私も念願の『漆珈琲』を味わうことができました。
おのせさん、ありがとうございます。
今度は砂糖入りで甘くしたのをいただいてみようと思います。
しかし、ウルシの芽の天ぷらにウルシスバゲティー、そしてウルシコーヒーと、どんどん深みにはまっていくような気も今さらながらしますが。;;

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漆コーヒー(漆茶)を味わえるカフェもあります。お近くにお立ち寄りの際は、試してみてはいかがでしょうか。^^
※輪島の漆カフェサロン花ぬり
※木曾くらしの工芸館内のカフェ・U-LIFE(ユーライフ)

posted by 宮崎佐和子 at 21:00| Comment(8) | TrackBack(0) |   展覧会鑑賞・イベント参加
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