2009年02月06日

■お箸の新しい木地とカップの木地固め。

松本は、先日の大阪の作品展で実演をしていたのですが、その時に削った箸木地をいろいろ見せてくれました。ムード

バッド(下向き矢印)いつもの手削りのお箸です。
2/6箸木地1
ミズメザクラ材でお尻が八角形になっています。
(箸先は四角でつまみやすくなっている)

いつもこんな感じで一本ずつていねいに削って作っています。そして、こんな仕上がりになるんですよ。

さて、ここまでがいつものお箸なんですが、次は工房では新しいタイプのお箸の登場です。
いったい何が新しいのかと言いますと…。

バッド(下向き矢印)初めて作る五角形のお箸木地です。
2/6箸木地2
実は、お客様からずーっと前からご注文いただいていたこの「五角形のお箸」。いろいろあって?なかなか完成しなかったのですが、今回は実演中にちょっと作りためることができました。(とあるお店のシェフなのですが、『お箸はやっぱり五角形が正式でしょ?』と工房の八角形箸には目もくれず?…そしてオーダーということになりました)

この「八角形」と「五角形」、ちょっとした差と思う方もいらっしゃるかもしれませんが… ぜんぜん雰囲気が違ってくるんですよ。

バッド(下向き矢印)両方のお箸を並べてみました。
2/6箸木地3
六角形の鉛筆は、この中間になるかな?


バッド(下向き矢印)持った感触もまったく違います。
2/6箸木地4
2/6箸木地5
自分撮りなので、左手でお箸を持ってちょっとぎこちなく見えますが…;;
八角の方はあたりが柔らかく優しい感じです。
五角の方は、しっかりとお箸を指に感じて『お箸を使っている』という感触がありありとします。

使い心地に関してはどっちがいいかは、お好みですねえ。

バッド(下向き矢印)こちらは工房のお箸としては初めての材を使ったんだそうですよ。
2/6箸木地6
サクラ材のお箸です。ミズメザクラ材(カバノキ科)は使うことがあるんですが、これは本当のサクラです。
…そういえは、木肌もほんのり薄紅色のようで、愛らしく思ってしまいます。漆を塗ってしまうのがなんだか惜しいような。

お箸もこだわるときりがなくて楽しいですね。


バッド(下向き矢印)さて、今日の松本は先日着いたフリーカップの木地の木地固めを続けていました。
2/6仕事場
大森俊三さんの2007年の末辺漆で木地固めです。

300個あるので、木地固めもけっこう時間がかかるし、漆もいっぱい要りました。(途中で漆がなくなって、中断して新しく注いで濾し足して…といった感じです;;)

バッド(下向き矢印)漆室の中の木地たちです。
2/6フリーカップ
今回も白木地の時に検品して、木目の美しいものはシンプルな木地溜めに、特にそうでないものはこんな黒や朱の漆で固めをして着色しました。
これを溜めで塗って仕上げると、ほんのりした色合いでとてもいい感じなんですよ。ムード
このたっぷり最初の漆を吸わせたフリーカップ達は、しばらく漆室でしっかり乾かして、木地が落ち着くまで寝かせておきます。


今日のむぎ君です。
2/6むぎ
とってものんきな姿ですが…。
以前からこのカゴはお気に入りなのです。


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posted by 宮崎佐和子 at 23:41| Comment(0) | TrackBack(0) | ■ 工房の仕事
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