2009年03月30日

■漆樽のご応募、ありがとうございます。

とてもいいお天気でしたね。^^
福岡での作品展も、いよいよ明日で最終日ですexclamation
今日もたくさんの方がいらして下さったそうで、とてもありがたく思います。
あと1日ですが、どうぞよろしくお願いいたします。(_ _)

さて、弟子はぶじ丹波(京都府福知山市夜久野町)のウルシ植栽と手グロメ会から戻ってきました。こちらもまた、ご報告をさせていただきますね。


さて、以前ご紹介した修理のお椀ですが、今日やっと納品いたしました。

バッド(下向き矢印)溜めと朱溜めの端反椀です。
3/30修理した椀1

3/30修理した椀2

前回ご紹介した時は、上塗りの漆がなかなか微妙に乾いてくれなくて、難儀したこのお椀ですが、あれから色々手を入れてやっとお渡しできるようになってホッとしています。(お客様には、半年近くお待ちいただいていました)
でも、塗り直したことで、スッキリきれいになったので、こちらも嬉しいですねえ…。
今日は、このお椀のほかにも、ご注文のものをいくつか納品しましたので、気分がいいです。


* * * * * * * *

さて、昨日は漆の樽企画をしたのですが、ご応募くださってありがとうございます。
前回は、1個だけですぐ決まってしまったので、「こんなにいるのかな〜」と内心思いつつ4個出してみましたが、欲しいと言ってくださる方がいらしてほんとに良かった…。
漆を溜めてはるばるここまで運んできてくれた樽だと思うと、捨てるには、ほんと惜しいのでお好きな方にもらってくださることはとてもありがたいです。
こんな樽は次々とたまっていきますので ;; また、次回もお願いするかもしれません。
その時は、どうぞよろしくお願いいたします。

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posted by 宮崎佐和子 at 23:06| Comment(2) | TrackBack(0) | ■ 工房の仕事

2009年03月29日

■漆の樽、ご希望の方におゆずりします。

工房では毎年、日本産うるしを漆掻き職人さんから仕入れています。それらのうるしは、木樽(主にスギ材)に入っていて、空になったものがどんどん溜まるいっぽうです。
今回も、人が増えるので片付けをしてたくさん要らない空の樽がわんさか出てまいりました。あせあせ(飛び散る汗)
比較的、内部の乾いた漆のバリが少ない大きすぎないものを残しましたので、「あっ欲しいかも」と思ってくださる方に差し上げます。
どうぞ、ご検討くださいませ。(_ _)  ※前回の企画

バッド(下向き矢印)今回は4個あります。2貫樽・1貫樽各2個です。
3/29漆樽1

3_29_taru_2_.jpg
(クリックで写真が拡大します)

ちょっと年数が経っていまして…。
各樽に入っていた漆の細かいデータが分からなくなっているのですが、どれもここ数年の浄法寺産の漆樽です。

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(1)盛辺漆の2貫樽。高さ25.5cm、径25.5cm(スギ材)
(2)大森俊三さんの2貫樽。高さ25.5cm、径26cm(ウルシ材)
(3)1貫樽。高さ21cm、21cm(スギ材)
(4)1貫樽。高さ21cm、21cm(スギ材)


※送料はご負担ください。
※現品お渡しとなります。樽の中の、乾き付いた漆のバリはたいへん堅いです。バリは先端が鋭利になっている部分があります。ぬかみそ樽など、手をつっこむ使用法を考えている方は、ペーパーでバリを取る等をしてからお使いください。
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ご希望の方は、欲しい樽の番号を選んで、その旨を下のコメント欄にお書きください。
その際、コメントの記入フォームにメールアドレスを書き込んでくださいね。
(コメント投稿しても、パソコン画面上にはアドレスは公開されないのでご安心を。管理者だけが閲覧できますので、追ってお返事します)
抽選とかはせずに、名乗り上げた方に先着順に差し上げたいと思います。そして、個数は… うーん、一応おひとり1個にしますね。

〆切/なくなるまで。

さて、2貫樽と1貫樽の大きさの比較です。
(モデル/身長155センチくらい)

バッド(下向き矢印)2貫樽の大きさ。
3/29漆樽3
バッド(下向き矢印)1貫樽の大きさ。
3/29漆樽4

どうぞ、よろしくお願いいたしますexclamation

※応募は終了しました。
 ありがとうございます。


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posted by 宮崎佐和子 at 20:59| Comment(18) | TrackBack(0) | ■ お知らせ

2009年03月28日

■小皿の木地がやってきました。

福岡は、日本でいち早くサクラの花が満開だそうですね。ハートたち(複数ハート)
大丸福岡天神店さんでの作品展ですが、小さな催事場にもかかわらず、いろんなお客様がいらして下さっているそうです。
本当にありがとうございますexclamation
会期は、来週の火曜日まで。
本館6階の特選和食器売場の催事場で松本が、実演しながらご説明をしております。どうぞ、よろしくお願いいたします。^^

さて、工房の方ですが…。
弟子はこの週末は、丹波(京都府福知山市夜久野町)に出かけております。
丹波の漆かきのおっちゃんたち主催の、丹波漆の植栽と手グロメ会に行っているんですね。楽しそうです。(寒いだろうなあ、雪があるかも…)
もう夜なので、今ごろ漆掻きのおっちゃん達の洗礼(大人の飲み方とも呼ぶ)を受けていることでしょう。あせあせ(飛び散る汗) 弟子には「それがおっちゃんの愛の表現だから耐えろ」と言ってあります。
戻って来ましたら、またレポを書くので楽しみにしてやってくださいね。

さて、今日は工房に新しい木地が届きました。

バッド(下向き矢印)山中の木地師さんからです。なんだろう…ゴソゴソ。
3/28小皿木地

バッド(下向き矢印)今回来たのは、4.2寸サイズの小皿でした。
3/28小皿木地2
この小皿、以前少しだけ木地を作っていたんです。
でも在庫切れになって久しかったのですが、やっぱり欲しいというお客様がかなり多くて、注文していました。今回は100個ほどあります。

3/28小皿木地3
やや深めで足が少し高い小皿です。

今までは、無地もの(黒とか溜めとか)ばかりだった小皿ですが、銀彩なんかで草花のモチーフをつけても似合いますよね。
朱もきっとかわいいと思います。ムード
これは和皿なんですが、ほかにもパン皿みたいな木地も頼んでいます。
こうしたお皿類をちょっと増やしていく予定です。

* * * * * * * *

さて、珍しく工房では一人なので、昨晩は私も夜のお出かけをしていました。お世話になった企業さんの飲み会に行っていたのです。
このご時世ですから、業種によって経営はことに厳しくてその企業さんもいろいろありました。今回は、再建のため希望退職する方も大勢いらしてお別れ会みたいな集まりだったのです。
本当に先の読めない時代ですが、こうした時だからこそ、自分自身を強く持っていきたいなと感じました。
(漆樽のほうは、もうしばしお待ちください☆)

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posted by 宮崎佐和子 at 19:28| Comment(0) | TrackBack(0) | ■ 工房の仕事

2009年03月26日

■卓上式の漆室が完成です。

先日から弟子が作っている自分の卓上式の漆室ですが、ついに出来上がったようです。

バッド(下向き矢印)アクリル版ではめ込み式のフタをつけました。
漆室
「できたねえ〜 ぴかぴか(新しい)」と二人して喜んでしまいました。


アクリル板の補強と取手を兼ねて、棒を貼り付けています。(あれ?×型につけたんですね。松本は+型をすすめたらしいんですが…)
まあ、どちらでもなかなかいいように仕上がったと思います。フタを開けなくても、外から中の様子が見えるというのは、なかなか便利だと思いますよ。^^

バッド(下向き矢印)こんなふうに持って、取り外しします。
漆室

この室は、自分で設計したらしいですよ。
指導した松本は、いま福岡に出張中で不在なんですが…。必要なものはちゃんと段取りしていたので、一人で完成させることができたらしいです。よかったよかった。
だんだん仕事環境が整いつつあるので、この漆室を使う日もそのうちやってくることでしょう。

* * * * * * * *

さて、話は変わりますが…。
そろそろ「あれ」をしようかと思っています。

3/26漆たる


漆の入っていた樽を、ご希望の方におゆずりします。
※前回の企画

近いうちに、正式な募集の記事をアップします。
(くわしいことはその時に…)
工房に人が増えることになって、いろいろ片づけをしています。そうすると出るわ出るわ、漆の樽たちが…あせあせ(飛び散る汗) ゴロゴロしています。
捨てるのがもったいないようなのを残しましたので、ご興味のある方はどうぞよろしくお願いいたします。

では近々、募集の記事を出しますね。

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posted by 宮崎佐和子 at 23:59| Comment(4) | TrackBack(0) |   弟子の日記

■漆の種の脱ロウ・硫酸法2

こんにちは、弟子の芝吹です。工房の帰り道、自転車で探検しながら帰っていたら、小さなパン屋さんを発見しました。これまた小さな看板にフラフラ〜と引き寄せられたのですが、私の好きな味のパン屋さんでほくほくるんるんでした。


さて、この前の脱ロウした種を4日間水に漬けたらこうなりました。
ふくらんでひとまわり大きくなり、透けてきて、いい感じです。裂けているのもありました。脱ロウがうまくいったようです。阿波は浄法寺に比べると、ひとまわり小さく、形もへこんでいてゆがみが大きい。品種の違いかな?
4niti。_1.jpg


種の様子がいい感じなので種まきです。
土は育苗培土を使用しました。育苗培土は発芽に必要な養分などが入っている土だそうです。
深さ10センチほどのパッドに蒔きます。種が発芽したら、ポットに植え替えるのでこれくらいの深さで良いそうです。発芽の後も同じ容器で育てるときはもっと深い物を使い、発芽したら間引きます。

まず、土を入れ、たっぷり水を吸わします。水をたっぷり吸わしたときに、縁より1センチ下がったとこまで土があるように、容器の縁より5ミリほど深いとこまで土を入れました。水をたっぷり吸わすと、土がさがりちょうど良かったです。
5ミリ間隔程で種を蒔きました。密度は重要で、発芽のときにガスが出るのが関係しているらしいです。

tanema.jpg


土をざーっと掛けて優しくならしました。縁すれすれにすると1センチの厚みの土がかぶります。1センチかかるのが良いそうです。

tutiwo.jpg


最後にもう一度水をやって、種に掛けた土にも水を吸わしました。阿波と浄法寺を間違えないように札を刺して、工房から私の家に持ち帰りました。私の家はマンションなのでベランダで育てます。ベランダでちゃんと発芽するかとっても心配あせあせ(飛び散る汗)ですが、芽を出した報告が出来るよう毎日水やりをしたいと思います。
ありがとうございました。

* * * * * * * *

宮崎です。
順調に種まきにまでこぎつけましたよ。
この子たちは、弟子が自宅で日々めんどうをみることになります。(本人はちゃんと発芽するのかすごく心配してますが…)
たぶん?大丈夫だと思います。とても楽しみです。


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posted by 宮崎佐和子 at 23:53| Comment(0) | TrackBack(0) |   弟子の日記

2009年03月25日

■漆の種の脱ロウ・硫酸法1

初めまして、弟子の芝吹です。
工房に通うようになり、もうすぐ2週間になります。隣りの丸亀市から自転車で約40分かけて通っています。花粉防御のために、マスクをして帽子を目深にかぶっているので、かなり怪しい感じですたらーっ(汗) 
そんなのですが、これからよろしくお願い申し上げます。


先日3/16に、初めて硫酸法による漆の種の脱ロウをしました。その時の様子を紹介します。

3_25_zenkei_.jpg
 
工房には、浄法寺、阿波、新潟、北海道、高知の木が育っており、自然交配でできた工房の木の種を使いました。阿波の木になった種と浄法寺の木にになった種です。自然交配なので、阿波はそれ以外の浄法寺、新潟、北海道、高知どれかがお父さんで、浄法寺も自身以外のどれかがお父さんになるそうです。

 
バッド(下向き矢印)始めに、種の殻をとりました。種を棒で突きます。
 (写真の棒は漆の木で出来ています)
種を棒で突く


バッド(下向き矢印)そのあとに、少量なので軍手で揉んでとりました。押しつぶすのではなく、種同士をこすり合わせるイメージで揉むのがコツとのことでした。殻を風に飛ばしながらすると種だけがボウルに残りました。
gnnte.jpg


だいたいとれてきたら、ボウルに水を入れ、水に浮く種を捨てました。水に浮く種はシイナ(中身のない種)なので脱ロウ前に捨てます。これからいよいよ脱ロウです。
今回は硫酸を使った方法です。硫酸法の脱ロウは硫酸でロウを焼き焦がすという方法です。
硫酸法は熱処理法(熱湯でロウを溶かして灰に付着させる)より発芽率が高いそうです。

バッド(下向き矢印)硫酸は金属を溶かすらしく、水が入るように大きい容器でユウヤクのかかった陶器を使用しました。瓶に入れて、かき混ぜました。
kakimaze.jpg

kakimaze.jpg


種を入れて、種が隠れるくらいの硫酸を入れたら、入れてすぐにシュワーとなり、ドライアイスの煙のような白い煙が立ち、種が黒くなりました。硫酸も黒く変化しました。
15分、25分と途中種を取り出して様子を見ながら。30分かき混ぜました。

バッド(下向き矢印)硫酸で表面が黒く焦げています。
tochuu.jpg


30分後に瓶に満杯まで水を入れたら、あわあわになりました。
穴を掘り、瓶の水を捨て、種を捨てないように網を瓶の口にあてて、網に種がたまるように気をつけながら流しました。横に水を用意して、瓶の水を流したら、さらに水を流して、なるべく硫酸が薄まるようにしました。2〜3回水で瓶を洗い、網に入れた種を水で洗いました。水をいっぱいにして網を揺すって種を洗いました。

mizudejpg.jpg


バッド(下向き矢印)表面が焦げていました。
kurokojpg.jpg


網ごと手で揉んで黒焦げた表面を取ると、焦げた表面のロウ部分がとれてきて、中がでできました。とれたら、このまま水の入ったバケツに入れて種をふやかします。半透明になり、膨らんできて手で裂けるくらいになるまでつけておくそうで、だいたい4日間ほどです。漬けすぎると腐るので、水は毎日取り替えて、腐るのを防ぎます。
kuroihyou.jpg


この後、4日後に種まきをしました。
はじめてのブログでつたないですが、次は種まきの様子を紹介する予定です。ありがとうございました。

* * * * * * * *

宮崎です。
おととしの4月に、松本が熱湯と木灰を使った脱ロウ法で漆の種を下ごしらえする様子をご紹介していました。
でも、この木灰法は彼女は自分ですでにやってみたあとだというので「じゃ違うやり方でしよう」と、今回は酸を使った方法で脱ロウしてみました。
最初、硫酸液にびびっていた彼女ですが、うまくできたようです。どうぞ、後編にご期待ください。^^


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posted by 宮崎佐和子 at 22:43| Comment(6) | TrackBack(0) |   弟子の日記

■今日の工房の様子です。

今日は、大丸福岡天神店さんでの作品展の初日でした。
ご来場くださった方々、ほんとうにありがとうございました!!
4年前に福岡のギャラリーさんでお世話になった時にいらしてくださったお客様も、久しぶりにさっそく見に来ていただいて、うれしい限りです。
まだ1日目が終わったばかりですので、これからもよろしくお願いいたします。ムード

さて、今日の工房ですが、弟子がはじめて日記を書いていました。(先日、松本とした漆の種の脱ロウ作業について)
このあとアップしますので、マニアックな内容ですが、どうぞ見てやってくださいね。^^

     バッド(下向き矢印)ちょっとずうずうしいむぎ君の図。
3/25ずうずうしいむぎ君
猫たちも新しいメンバーに慣れてきたかな〜?
と思ったら、もうヒザに乗っていました… ;;


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posted by 宮崎佐和子 at 21:42| Comment(0) | TrackBack(0) | ■ 日記

2009年03月24日

■大丸福岡天神店での作品展のお知らせ。

3/8作業4


和うるしの器展

会期/3月25日(水)〜31日(火)
会場/大丸 福岡天神店 本館6階
   特選和食器売場
めんぱ弁当箱、お茶セット、丸重箱、椀、箸、スプーン、装身具等を展示販売いたします。

※会期中は松本が会場で実演をしております。

****************************************
九州での催事は久しぶりですね。
工房で選んだ、最高品質の国産漆だけをつかって無溶剤でていねいに仕上げたうつわたちが一同に並びます。ほか、お箸やスプーン、ちょっとした漆のアクセサリーも。
会場では、松本が作務衣姿で実演(お箸やスプーンの木地作り)をしています。
また、漆かきの映像や日本産うるしに関する資料もあります。
どうぞ、お気軽に足を運んでくださいね。ムード

posted by 宮崎佐和子 at 23:30| Comment(0) | TrackBack(0) | ■ お知らせ

2009年03月23日

■漆室を作っています。

工房に弟子が来るようになって、もう10日になります。
ほぼ毎日通っていて、自分の作業環境つくりに励んでいます。今まで、松本と私以外の人間が工房で仕事をするような環境になっていないので、まず片づけしてスペース作りから始まり、作業机、椅子、道具置き場などができています。

そして、今日は「漆室」つくりをしていました。

バッド(下向き矢印)木工場に閉じこもって組み立て中です。
3/23漆室つくり1

「漆室」とは…。
漆は、塗ってそのまま放置していたのではなかなか乾きません。洗濯物や絵の具が「乾く」のとは、違うのですね。逆に、あたたかくて湿ったところでないと乾いてくれません。
そこで、条件に合った温度、湿度を保った状態の空間が欠かせません。その空間を人為的につくるのが「漆室」の役割です。
この「漆室」ですが、いろんな形や大きさの室があって、バラエティーに富んでいます。使い手の個性がよくあらわれる場所でもあるんですよ。^^

彼女の漆室は、卓上型の小さい物です。
装身具等の小物を中心に制作する予定なので、管理のしやすいミニ室になったらしいです。

3/23漆室つくり2
新しい温室度計も用意しています。


バッド(下向き矢印)で、今日いちおう形になりましたよ。
3/23漆室つくり3
新品の湿度計もセットしました。
おっ、なんだか仕事ができそうな感じです。

この室は、直接水を打たないで、濡れタオルを入れて湿度を入れる室です。金網が何段も入る仕組みになっていて、この1〜2段の網に濡れタオルを常時入れておくのです。湿度の強弱は湿度計を見ながらタオルの枚数を変えたりすることになるかと思います。

バッド(下向き矢印)弟子もうれしそうです。
3/23漆室つくり4
これで、作業机と椅子、道具入れなどを作ったのですが、やはり「漆室」ができるのは格別の嬉しさがあるようで…。すごく喜んでいました。
あとは、扉を付けなければ…。
でも、明日から松本が福岡に出張なので、戻ってくるまでおあずけになります。(残念ながら私に工作の指導はできないんです ;;)


バッド(下向き矢印)さて、今日のむぎ君です。すごく不機嫌でした…。
3/23むぎ
目がすわっています。ご機嫌ナナメもいいところ。

今日はずっとこんな感じで;; しかも、うり坊をいじめてばっかりでした。おなかがすいて気が立っているのかな?
最近はちょっと多めに食べさせているんですけど…。

3/23むぎ
ずっとふてくされて倒れておりました。

posted by 宮崎佐和子 at 22:17| Comment(4) | TrackBack(0) |   弟子の日記

2009年03月22日

■作品の撮影をしました。

きのう、福岡へ荷物を送りました。
荷造りする前に、ここ最近できていなかった撮影をしましたが、これがなかなか思うようにいきません。あせあせ(飛び散る汗)

     バッド(下向き矢印)撮った写真を少々…。
3/22撮影1

3/22撮影2

今回の撮影係は私です。
以前は、松本が撮ってくれていたんですが… カメラの調子がちょっとわるくなって以来、松本はいやがって撮ってくれなくなりました。そんな〜 ショボン ;;
この日は正午から日暮れまで頑張ったんですが、なかなか思うような写真が撮れないです。
いつも自然光の中で撮るのですが、タイミングとかいろいろあるようで光の入り具合や時間帯で同じうつわでもぜんぜん雰囲気が違ってきます。
今回はけっこう不調でした。

飯椀これとか、なにげなしにカシャッと撮ったのですが(しかも三脚なし)とても気に入っていてよく案内状のイメージ写真に使っています。いつもこういけば良いのに…。
撮影って、むつかしいですね。

いろいろといじくっているうちに、あれよあれよと日が暮れてしまい… あっというまに時間がなくなってしまいました。
結局、あまり品数が撮れませんでした。もうやだ〜(悲しい顔) ずっと東京に置いていた荷物がひさびさに戻っていたので、いい機会だと思っていたのになあ。意外と撮ってなかったスプーンの写真とかもじっくり撮りたかったのですが、また今度ですね。
作品たちは荷造りされて九州に行っちゃいました。


で、こんな写真を撮っていたりして…。


バッド(下向き矢印)2階の窓から外を見るとミル(左)がいました。
3/22ミルとボス
野良猫くんとくつろいでいます。
今月の頭から、近所をウロウロしているオスネコです。強そうな猫だったので、ミルがいじめられないか心配だったんですが…。あれ??けっこう仲良さそうですね。
バッド(下向き矢印)この子です。
野良猫


さて、あさっては、福岡の搬入になります。
大丸博多店さんは、はじめての会場なのでとても楽しみにしているんですよ。
どうぞ、よろしくお願いいたしますね。^^

posted by 宮崎佐和子 at 22:34| Comment(2) | TrackBack(0) | ■ 日記
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