『日本産うるしだけを使う』という強烈なコンセプトで始めて、ずーっと二人で試行錯誤していた “ 和うるし工房あい ” ですが…。
この春から、お弟子さんが来ることになりました。
こんな日が、そんなに早くやって来るなんて…
本当にびっくりしています。


まずは、今後の計画の相談です。
近いうちに、ちゃんとご紹介しますね。^^
この春に香川県漆芸研究所を修了した女の子です。
彼女には「日本産うるしを使っていく不利な面」を山のようにあげて?いろいろ困らせてみました。それでもこの工房に来たいと言う意志が固かったので、思えば工房も最近かなり仕事が安定してきて、そろそろそんな時期が来たかなあと思い、こういったご縁になりました。
去年の夏ごろからそういう約束をして、少しずつお互い心の準備をしていたのです。


お弟子さんには、しばらくは工房に通って慣れてもらって、松本の作ったカリキュラムをこなしていく予定です。
でも彼女には「和うるし工房あい」の仕事(展示会の主となっているラインの生活の器づくり)をやってもらうのではなく、別基軸の仕事を独自に構築していこうと思います。
しかも、ずっと工房でいるのではなくて、3年をめどに独立して漆で自活してもらうつもりです。
私たちの責任重大です。

そして本人も過密カリキュラムでがんばります。

ここに机を置くことが決まったようですよ。
この日記にも、ときどき「弟子日記」を書いてもらうことになると思います。
どうぞ、弟子共々よろしくお願いいたします。(_ _)