今日は珍しく三人でお仕事ではない外出をしました。もと塩田で栄えた町、宇多津町(工房のある善通寺市から車で20分)に店をかまえている、公楽さんという料亭さんにお昼をいただきに行きました。以前、友達に教えてもらったお店で、なかなかいい雰囲気なんですよ。
目的は「うなぎ椀」です。


明治の終わり頃に建てられた建物を昭和21年に改築した料亭さんです。
お店の中はとても古いのですが、逆に今はそれが新鮮に感じます。分かりにくいところにあるのだけど、お客様が絶えないお店なんですよ。


お部屋の真ん中に真っ赤な円卓があるのです。作った産地は分からなくいしすごくよいものでもないけどけど、これがなかなか讃岐っぽいというか… 愛着がわく円卓なんです。

さて、お目当ての「うなぎ椀」ですが…。
真っ赤な端反椀に盛られた、可愛らしいうなぎのお膳です。
「うなぎ?別に…」という、ウナギに対する態度がクールな松本も珍しくけっこう気に入っているんですよ。
さて、お店に着いた時点で、ウナギを焼きはじめてくださいました。


そして、お待ちかねの「うなぎ椀」です。
真っ赤な蓋付椀に入れられて出てきます。^^




ね、もちろんうなぎが美味しそうだけど、赤いお椀に入っている景色がすごく可愛らしいと思いませんか?
女性に人気のお膳なんだそうですけど、この赤いお椀のおかげもきっとあると思います。

うなぎのタレも甘すぎず、スッキリと美味しくいただきました。
お漬け物も変わってて(タケノコのたぶん浅漬け)これが良かったな。
このあと焙じ茶シャーベットが出て締めくくりです。
※うなぎ椀 2100円 予約制です。(20個限定)
お食事が終わったあと、しっかりウナギのお椀を検分して、こちらも楽しませていただきました。

…実は「定額給付金」なるものを、うちにもいただいたのですが「何に使おう?」と話した結果、松本のぶんは「みんなでおいしいもん食べに行こう」ということになりまして…;; 外食はあまりしないんですが(うどん屋さんは外食に含まず)こういうことになったんですね。
でも3人で6千円ちょっとだから、あと1回行けますよ

…さて、工房に帰る途中に見た光景です。




警備員さんがお客さまを誘導しています。県外ナンバーの車が駐車場からはみ出して並んでいて、2車線の道路が3車線になっていますよ?
ほんと、香川では珍しい光景じゃないんですが、最近外出をしなかったんで新鮮に感じてしまいました。そうえいば、工房の近くの長田in香の香さんも、すごかったです。
ほんとうに世間はゴールデンウィークなんですね〜。