今日の作品展会場にも、多くのお客さまが見てくださいまして、本当にありがとうございます。^^
会期があと二日となりましたが、どうぞよろしくお願いいたします。
8月もあと少し、というところですね。
最近はばたばたしていまして、外の様子をお知らせしていなかったので久々に漆の木のまわりの雰囲気をちょっとごらん下さると嬉しいです。

今年弟子が漆かき中の木です。(2本のうち1本)

樹勢は衰えず、葉っぱもイキイキしていますよ。

このような傷がついています。(報告はまだですが、出張前の8/22に、弟子が10辺目を付けました)

…本当なら、この土日くらいに11辺目をつけても良い頃なんですけど、松本も弟子も出張中。出張に出る前に、松本が「あんたに
(私のこと)代わりの漆掻きしてもらうかもしれん」とか言っており、(うわ、私が掻くの?ン年ぶりだ〜)と思っていたんですが、その後要請がないので置いておりますが…。
…たぶん、会期が終わるまで待つんだな。

この漆掻き中の木も、りっぱな実を実らせてます。

まるまるして、よく熟してきました。
漆掻きが終わると切ってしまう木なので、この子にとって最後の結実になりますね。取っておきたいと思います。
…そして、仕事でばたばたしている間に、ウルシの木に危機?が迫っていましたよ。

別の木に、イラガの幼虫が繁殖してました。;;

うわっ、苦手です、この虫…。
子供の頃、刺されたことがあるんですよ。ワシワシと、おいしそうに兄弟たちと葉っぱを元気一杯食べていました。…松本が戻ったら駆除してもらわなくちゃ〜。
ほか、周囲でいろんな生き物の写真を撮りましたので、お見せいたしますね。


ウルシの葉っぱの上のアマガエル君。今年のベビーです。

このフレッシュグリーンのまるい粒を見つけると、ちょっとうれしくなります。今年の子も、だいぶ体がしっかりして脂肪ものってきたみたい…。この子は、冬眠するくらいの体力がつきそうな感じでちょっと安心かな。

そして、この子はセセリチョウの一種。黒くて大きな瞳がかわいらしくて(ウサギみたいです)好きなチョウです。

ヤマブキの葉っぱの上で休憩していました。
この子は見慣れたセセリチョウと違って、体色がゴールドキャメルというような金色でした。けっこう近づいても、逃げないんですよ。
まだありますので、どんどんいきますよ。
…さてさて、次の子は秘蔵っ子?です。
以前、玄関に置いてある「梅干しの壺」にスイレンを植えてあってその
スイレンの葉の上でアマガエルのちびさんが暮らしている、と書いたことがありました。
実は、スイレンの葉上の住人はアマガエルのちびさんだけじゃなかったんです。;;

もう一人の住人が、このショウリョウバッタ君…。

7月上旬からずーっと、ここで暮らしています。
家でもあるスイレンの葉っぱを食べ放題なんですよ…

(もう穴だらけ)
1ヶ月半前は、体長1センチくらいの激ちび君でしたが、おととい脱皮して3センチ以上になってると思います。(やっと成虫になりました ;;)
このスイレンには、毎年必ず1〜2匹、ショウリョウバッタ君が住みついて台風がこようが私がいじろうが、ここを離れません。
ずいぶん、気に入っているんでしょうねえ。
さてお次はカナヘビさんです。

カナヘビの今年のベビーもだいぶ大きくなりました。

人が近づいたので、警戒するちびカナヘビ。

この子は別の個体です。

みんなそれぞれナワバリを持ってて、近づくと同じ子が出てきます。中には脱皮がはじまって、日焼け後のお肌みたいに乾燥した白い皮をひらひらくっつけて走っている子も…。
この秋までにうんと大きくなって、冬眠できるようにならなきゃね

たくさん写真をアップしてしまいましたが、ほんの10分ほど家のまわりをめぐってみただけなんですよ。
だんだん秋の虫も増えてきたので、ここでも季節の変わり目を強く感じました。

そんなこんなで、今日のしめくくりはむぎ君です。おまたを開いてあおむけになるポーズは
「ゴハンちょうだい」の催促です。いつも昼食に私達が食卓に集まると、むぎ君がこんなかっこうでわざとらしく床に転がります。なかなかゴハンが出ないと、むぎ君のおまたがいっそうこれみよがしに広がります。(そうすると、弟子が『かわいい』と言って、ゴハンを少し出してやるんですね… むぎ君の営業成功です)
しかし今は、家に私しかいなくて、せっかくの営業ポーズも不発に終わりちょっとむなしいむぎ君です。