2009年09月21日

■臼杵さんの浄法寺の漆かきだより3

浄法寺町の「日本うるし掻き技術保存会」の今年の長期研修生に行かれている、京都の木工家の臼杵春芳さんから、16辺目の様子のお知らせをいただきましたので、ご報告いたします。^^

3一昨年の浄法寺産jpg



昨日(※9/18)で16辺目が終わりです。
浄法寺のうるしの木が紅葉し始めました。<臼杵さん>


今の浄法寺町(岩手県)は、昼の気温が17度、夜が11度 exclamation×2と冷え込んでいるそうです。さ、さむそう…ふらふら
漆かきの仕事じたいは、秋になって4日間隔→5日間隔になったので、すこし仕事にゆとりがでてきたそうです。

バッド(下向き矢印)葉っぱの赤くなった木を撮ってくれました。
9_21_joubouji_1_.jpg

9_21_joubouji_2_.jpg

わあ、今年はけっこう赤くなっていますね。ムード
工房のある香川県に植えてあるウルシの木では、なかなかこうはなりません。(茶色がかった黄葉という感じです→※こんな葉っぱです
こんな葉っぱを見ると、「漆掻きももう終わりだな〜」と思います。


バッド(下向き矢印)臼杵さんの研修林の様子。(拡大します)
9_21_joubouji_3_.jpg

漆の原木不足で、漆を採る木が少なくなって研修生に割り当てられる漆畑は、どんどん条件の厳しいところになっているそうです。(条件が厳しい…というのは、木の状態がさほど良くない、足場が悪い、通うのが大変な場所である、というようなことをさします) マムシさんもいっぱいいらっしゃるようですよ…(> <) わ〜気をつけてくださいね ;;
…たしかに、松本が浄法寺の研修に行った初期のころ(2000年)は、木も肥ってたし畑の場所も良いところでした。
でも、今は日光東照宮さんの修復の需要ができて、あと数年はたくさんの浄法寺漆が必要になったので、今は少しでも条件のよい木は、プロの漆掻きさんに使ってもらわないといけませんね。あせあせ(飛び散る汗)

…ここまで読んでくださった方の中から、なんだか「将来の需要を見越して、苗の植栽を以前からもっとたくさんしていればよかったじゃないか?」っていう声も聞かれそうですね。;;
が、これがなかなかむつかしいところなのです。
当時は(今もそうですが)浄法寺をはじめ日本産漆の生産の場じたいが、将来の展望を見いだせず、とても倦み疲れていたので、近年はそれほど植栽がすすんでなかったようなのです。
2007年からはじまった、日光東照宮さんからの浄法寺漆の大量発注で浄法寺の漆産業はちょっとした好景気です。
それにともなって、大量の原木が一気に必要になり、それで漆の木の「在庫」が急激に少なくなりました。
さすがの浄法寺町も原木不足が深刻になっています…。
でも、これにはいろいろ背景があるのです。
それまで浄法寺漆をはじめ、日本産漆は、多くの人や媒体から「すばらしい素材だ」と賞賛されていましたが、それにもかかわらず、現実に国産漆をちゃんと買って使う企業さん職人さん作家さんは、ほんの一握り。
せっかく苦労して採った、貴重なはずの漆も売れずにたくさん残り、漆掻きさんは、長年つらい思いをされてきました。
そんな当時の状況では「たくさん苗を植えておこう」という気にはならなかったのも自然のことでしょう。
まあ、いろいろたいへんなんです…。

ちょっと、そんな表には出ない事情も、すこし知っていただけるとうれしいです。^^



そんな中、日本産漆の可能性を求めて、滋賀県から一人の男性が5日間の短期研修にいらしていました。ぴかぴか(新しい)

短期研修生の渡辺さんも来ています。なぜか、わたしが指導しています。
今日は田子のうるし掻き道具を作っている中畑さんの所に2人で行きます。<臼杵さん>

9_29_jouboiji_4_.jpg

わあ、がんばってらっしゃいますね exclamation
渡辺さんは、長浜で仏壇の漆塗や山車の修復など漆塗の仕事をされているそうです。
実は、先日の京都での工房の作品展に渡辺さんがわざわざいらしてくださって、松本と弟子はごあいさつをすませているんですね…!
田子町(青森ですけど、浄法寺から近いんです)で漆掻きの道具を作られている中畑さんのところでは、品薄の鎌、掻きカンナ、掻きヘラを運良く?手に入れることができたそうですよ。
渡辺さんのような方が、増えてくださると嬉しいです。



9_21_higanbana_.jpgさて今、工房のまわりの田畑のあぜ道にヒガンバナがたくさん顔を出して咲いています。ムード
この赤い彩りを目にすると、残暑が厳しくても「ああ、秋だな」と思うのですよ。
今年は涼しくなるのが早くて、朝夕は肌寒いほどなのですが、日中の日射しは強く肌を刺すよう。その陽の中で、ヒガンバナは燃えるように立っています。

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posted by 宮崎佐和子 at 20:47| Comment(0) | TrackBack(0) |   臼杵さん研修報告(2009年)

2009年09月20日

■和うるしの器、新商品がアップしました。



香川県高松市にあるOMエコショップすがさんのショップページに、新作が入荷しました。ムード
定番もののフリーカップ以外は、ほぼ1品ものばかりなのですが…。
担当のしょっぷちーふさんが「画面上でも、和うるしの風合いがお伝えできますように」と、うんと大きな画像を作ってくださっています。
そして、今回から器の重さや容量も計って表記しています。(一個ずつ、計量器で計りました… ;;)

ネット上での販売は、現在、OMエコショップすがさんだけになります。

この工房のうつわはたくさん作ることができないので、ふだんは百貨店さんでの展示会でないと、直接ごらんになったりご購入いただけません。あせあせ(飛び散る汗)
展示会にお越しいただけないお客さまや、展示会のない時期に「ぜひ見たい」という方からのご要望が、以前からたいへん多かったのですが…。なかなかお応えできずに申しわけありません。
これからはお店のご協力を得て、少しずつアップする数を増やしていこうと思っていますexclamation
以前から「和うるしのお椀って、どうなんだろう?」と、気になってらした方も多いと思いますので、ショップページをのぞいてみて、ちょっと雰囲気を見てくださいね☆


ぜひ、ごらんくださいますと幸いです。^^
またお問合せ等、お店でも気軽に受けつけていますので、どうぞよろしくお願いいたしますね。


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posted by 宮崎佐和子 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ■ お知らせ

2009年09月19日

■弟子の漆かき研修13/14辺目です。

こんにちは、弟子の芝吹です。

もうすっかり秋模様ですね。9/18に14辺目を掻きました。
バッド(下向き矢印)禿げている木はますます禿げていってます。
DSCN2093.jpg


バッド(下向き矢印)原因のイモムシです。

DSCN2089.jpg

イモムシたちはこの木は食べ尽くして、移動を始めているようで、ブロック塀を沢山這っていました。がく〜(落胆した顔) 虫には気の毒ですが、見つけ次第つぶしていきました。ごめんよ あせあせ(飛び散る汗)
この木は掻かずに、まだ元気なほうを続けて掻きました。

ありがとうございました。


* * * * * * * *


宮崎です。
ウルシの木の葉っぱはかなり美味しいらしくて、いろんなイモ虫や毛虫が葉っぱを食べにやってきます。
弟子の漆掻き中の木2本のうち、1本はすっかり葉っぱを食べられてしまってすっかり弱ってしまいました。

バッド(下向き矢印)弟子の写真… 
 弱った木の7月→9月上旬の様子です。
P1060112.jpg
この状態から、一番上の写真のような状態になってしまったのですね。;; 「漆の木はキズをつけると樹液が出る」と言われますが、太陽の光と水で光合成をする「工場」である葉っぱが足りなくなると、うるしを作る方にエネルギーをまわせず、今まで重ねてきた痛々しい傷の負担とも相まって、どんどん弱っていきます。
健康な葉っぱをたくさん持つ…ということは木にとって重要なことなのです。

7辺目の漆を掻いた、8月上旬の時にはこの虫がもう発生していたので、この時に根絶していればいまでも漆は掻けたのですが… なかなか難しいものですね。虫の食害には、私達も何度も悩まされてきました。
弟子の勉強になって、この木も本望だと思いますよ。



さてさて…。
秋の大型連休ですが、弟子は今日から岡山県で開催される『西日本の漆を守る会』の集まりに参加しに旅立っていきました。新幹線
また、いろいろご報告できると思います。^^
楽しみにしていて下さいね。


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posted by 宮崎佐和子 at 20:47| Comment(0) | TrackBack(0) |   弟子の漆かき研修

2009年09月18日

■日常にもどりました…工房のネコたち。

おとといの深夜、広島の出張から工房のある香川県に戻ってきました。^^
広島の次は、すぐ大阪での作品展…。ずっと以前から決まっている予定なので、準備はしているのですが、やっぱり秋はあわただしくなりますね。

そして、工房の三匹のネコたちはというと…ミルミルむぎうり坊も、預け先(私の実家の部屋)から1週間ぶりに、我が家に戻ってまいりました。ムード

預け先で、いつ戻れるのかあきらめきっていた?ネコたちも、やっと我が家でくつろいでノビノビしていますよ。


バッド(下向き矢印)むぎ君です。和室で倒れています。眠い(睡眠)
9_18__neko_1_.jpg

バッド(下向き矢印)うり坊。
9_18__neko_2_.jpg

家に戻ると、もうすっかり秋になっていました。
(ヒガンバナのつぼみが、田畑のあぜ道に出ていましたし…)
風もすっかり涼しくなって、ネコたちも夕方の秋風に吹かれながらグッスリ眠って、とっても幸せそうです。


バッド(下向き矢印)熟睡のうり坊… なんかへんな顔ですね。あせあせ(飛び散る汗)
9_18__neko_3_.jpg9_18__neko_4_.jpg


バッド(下向き矢印)ミルミルです。なわばりの強化に励んでいます。
9_18__neko_5_.jpg

9_18_neko_6_.jpgそして、葉っぱにかじりつくむぎ君です。草を摘んで「むぎ〜」と呼ぶとすっ飛んできますexclamation(葉っぱ、好きだなあ… 雑草ですが、ネコの草よりも大好きなんです)



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posted by 宮崎佐和子 at 22:31| Comment(0) | TrackBack(0) | ■ 工房のネコ

2009年09月17日

■大阪での作品展のお知らせ。

9_17_dokudami_2_.jpg



和うるしの器展

会期/9月23日(水)〜29日(火)
会場/高島屋大阪店 6階
   特選和洋食器売場

※会期中は松本が実演しております。

****************************************

国内でもわずかしか流通していない、日本産うるし。
その国産漆の中でも、工房がよりすぐって仕入れた上質の漆(岩手県浄法寺産)のみを使った、一品もののうつわがならびます。
椀や重箱、皿などのほか、お箸やスプーンといったオリジナルのカトラリー、ほか漆のブローチなどの装飾品も。
溶剤を一切使わずに仕上げた、漆の自然の塗り肌はたいへん魅力的です。
手に取って、本物のうるしのあたたかさを、感じ取ってくださいますと幸いです。

posted by 宮崎佐和子 at 23:31| Comment(2) | TrackBack(0) | ■ お知らせ

2009年09月16日

■広島の作品展、ぶじ終わりました。

今日、広島の福屋八丁堀本店さんでの作品展を終えることができました。
本当に多くのお客さまにご来場いただきまして、ありがとうございます。
たいへん嬉しいことに、中には会期中に何度も会場をのぞいて下さる方も多く… そして、この日記がきっかけで初めてお会いした方もいらしたので、おかげさまでとても楽しい一週間となりました。ムード

また、1年後に広島におじゃまする予定となっておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。(_ _)


9_16_ohiru_.jpg
最終日に社員食堂でいただいたお昼です。
ランチカードの点数をぎりぎり使いました。あせあせ(飛び散る汗)


posted by 宮崎佐和子 at 23:44| Comment(0) | TrackBack(0) |   作品展の様子

2009年09月15日

■弟子の漆かき研修12/13辺目です。

こんにちは、弟子の芝吹です。
福屋での催事に初日から3日間(12日まで)参加して、香川に戻ってきました。早速、9/13に13辺目を掻きました。


今回は秋の漆(末漆)として、貯める容器を新しくしました。

バッド(下向き矢印)12辺目より少し白く、若干出が良くなっていました。
P1060807.jpg

雨でも降ったのかな?


前回ご紹介しましたもう一方の木は、ついに、漆を出さなくなりました。

バッド(下向き矢印)ほとんど水分です。
P1060813.jpg

傷口を塞ぐことができず、樹液がだらだらと流れ出てくるのは、見ていて痛々しいです。もう傷つけるのはやめようと思いました。


漆は樹液だから傷つければ出てくるのですが、今回ようやく「漆でない」ということがはっきりわかりました。塗料としての「うるし」は自然の恵みを頂くことですが、ただ受け取るだけでなく、こちらがウルシノキの中で「うるし」を育てていくことが最も重要なことかな、と思いました。
そのことを「漆を作っていく」といわれるのですが、それを全体として感じられたので(禿げきったあの木には悪いですがたらーっ(汗))よかったです。

ありがとうございました。


* * * * * * * *

宮崎です。
漆かき中の木は2本あるのですが、うち北側に植えている方の木が虫に葉っぱを食べられてしまい、みるみる調子が落ちていってしまいました。
…この子が、ついに力つきてしまいそうなんですね。ふらふら
いま、広島に出張中なので、工房に戻ってきたら改めて様子を見てみようと思います。

さて、広島での作品展ですが、いよいよ明日が最終日ですexclamation
明日は午後5時までとなりますが… どうぞ、よろしくお願いいたします。(_ _)



9_14_humiya_.jpg余談ですが…。広島のお好み焼きの話で思い出しました。以前、香川県高松市にある「ふみや」さんで食べた香川県のお好み焼き「きも玉」の写真が、たまたま携帯に残っていましたのでアップします。この「ふみや」さんのお好み焼きは、た〜っぷりの牛脂を使って焼き上げる濃厚なお好み焼き。それに鶏のキモがごろごろ入っているんですよ。おいしいけど味が濃すぎて、アラフォーの今の胃袋では、もう食べられないなあ〜と思います。;;

posted by 宮崎佐和子 at 21:20| Comment(0) | TrackBack(0) |   弟子の漆かき研修

2009年09月14日

■今日もご来場ありがとうございました。

週明けて月曜日ですが、今日も多くのお客さまがご来場してくださいました。^^
本当に、ありがとうございますexclamation
ばたばたと、忙しい一日でしたが、ぶじ5日目を終えることができました。

9_14_kaijou_.jpg

今回の作品展では、何名かのお客さまが「お弁当箱」を探されて来場されてらっしゃいました。
しかし… 残念なことに、工房のお弁当箱はあっという間に品薄中。(まえ、いっぱい作ったのになあ…)
使いやすい、小判型の弁当箱が大、中、小、ミニとサイズ違いが4種類あって、なかなかおすすめだったのですが、もうほとんどなくなってしまいました。たらーっ(汗)


バッド(下向き矢印)これは合わせめんぱ弁当箱

9_14_menpa_.jpg
あと一個だけ会場に残っています。


工房のめんぱのお弁当箱は、ややお高めなんですが、本来はざっくりした合わせ木地のめんぱ(わっぱ)を、使いやすいように木地の角を取ったり、木地の隙間を埋めたり、汚れが残りにくいよう内側の隅を丸く処理したり…と、うんと手間をかけてしっとりした優しいうつわにしているんですよ。^^
工房自慢?のお弁当箱です。

なるべく早く、たくさんの種類をお客さまにお見せできるように、工房に戻り次第、準備をしたいなと思いました。


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さてさて、私ごとなんですが…。
今日は、広島市に住んでいる、香川県漆芸研究所時代の友人が会場に遊びに来てくれました。とってもうれしかったです。ムード 同じクラスだった彼女はいま三人のお母さんで、子育てが落ち着いてきたので、まだ漆の仕事をしようかな、とのこと。
まずはお箸から始めたいと言っていました。

うん、すてきな生き方ですよね。ぴかぴか(新しい)
ちょっとうらやましくさえもあります。

漆芸研究所を修了してもう10年近く…。10人のクラスメートたちは、それぞれの道を歩んでいきました。
その道の数だけ、苦難は尽きないと思うのですが、みんながんばって生きているんだろうな。
久しぶりに、そんな旧友たちがちょっぴり懐かしくなりました。


posted by 宮崎佐和子 at 23:36| Comment(0) | TrackBack(0) |   作品展の様子

2009年09月13日

■会期中のランチです。

広島の福屋さんでの作品展も、いよいよ後半となります。
この週末も、多くのお客さまが来場してくださって、今年も休む間がないほどでした。
本当にありがとうございます。(_ _)

この日記を愛読されているという、なんとも嬉しいもうやだ〜(悲しい顔)言葉をかけていただいたりもして…。ああ、本人と話してがっかりされないかしら?なんて、よけいな心配もよぎったりもします。;;

お花やかわいいお菓子、そしてお酒なんかもいただいたりしてぴかぴか(新しい)(飲むのは私ですが)広島のお客さまは、ほんとうにあたたかいな〜と嬉しくなりました。
あと三日ですが、どうぞよろしくお願いいたします。


さて、作品展とは関係ないのですが、会期中に社員食堂でいただいた私のランチをご紹介いたします。
※ちなみに去年のランチはこんな感じでした。

バッド(下向き矢印)今日いただいたのはこんなランチ。
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幕の内っぽい、いろいろおかずです。とり肉のソースかけ、卵焼き、ちくわの天ぷら、みりん漬焼きサケ、大根の煮付け、サラダ、お漬け物…とワンプレートにたっぷり。

福屋さんの社食、お米は「ひのひかり」を使っているそうで、ご飯がとっても美味しいのです。



バッド(下向き矢印)この日はラーメンでした。(チャーシューメン)
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ネギたっぷり…(ネギ大好きなんです;;)


バッド(下向き矢印)そしてこの日は、ポークソテーとサラダのランチ。
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たっぷりソースがいいお味で、最後まで美味しかったですよ。^^

それにしても、おいしいお昼ご飯って、本当に大事ですねexclamation
ここで活力を得て、元気な顔でお客さまにお会いすることができるんです。
また、明日も元気な笑顔で、お客さまをお迎えしたいなと思います


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9_12_nekotokuruma_.jpgさてさて、香川を離れてもう4日め…。残してきた猫さんたちは、元気にしているかな?(元気なはずなんですけど、気になりますね)
写真は工房の周囲に住み着いている、風来坊のオレンジ君。きっと今頃、好き放題にここで遊んでいると思います。;;
写真に写っている青い軽のハコバンが、福屋さんに「いつ買い替えるの?」と言われ続けて数年… の松本の愛車です。

posted by 宮崎佐和子 at 23:58| Comment(2) | TrackBack(0) |   作品展の様子

2009年09月12日

■広島のお好み焼き。

9_12_kanban_.jpg

広島の作品展、三日目がぶじ終わりました。^^
今日のお天気は、ひさびさに雨模様だったのですが、いろんな方がお越しくださいました。
本当にありがとうございます。ムード


そうそう、今日のタイトルのとおり、ベタなんですが広島といえばお好み焼き…。
広島のお客さまが、おすすめのお店にご案内してくださって、食べにいきましたよexclamation その方と松本、私、弟子の4人での夜のお好み焼きです。

連れていってもらったのは、広島駅にほど近い京ちゃんというお店です。
地元の方がおすすめしてくださるだけあって、美味しかったです。また、行きたいなあ。ぴかぴか(新しい)

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そば肉玉、うどん肉玉、とんぺい焼き… といろいろ注文して、4人で分け分けして食べました。お、おいし〜い ぴかぴか(新しい)
香川県では、広島風のお好み焼きはなかなか食べられないので(関西風が主流だし、まずおいしいお好み焼き屋さんじたいが少ない ;;)感激もひとしおなんです。もちろん、松本が一番いっぱい食べてました。
キャベツやネギのうまみたっぷりなのが、いいですよね。

…余談ですが、香川県のお好み焼き屋さんには、たいてい「キモ玉」というお好み焼きあって、「ぶた玉」とか「イカ」とか王道?のメニューもあるんですけど、香川人の多くは「キモ玉」をチョイスしてしまいます。(もちろん松本も私も、キモ玉派)
「キモ玉」って、鶏のキモが具材のお好み焼きなのですが、コリコリしてなかなかいいんです。(栄養もありそうだし ;;)
でもこれって、香川県だけなのかなあ…。
大阪はもちろん、ほかの県では見たことありません。
よく考えれば、鶏のキモのお好み焼きって、ちょっとシュールですよね。あせあせ(飛び散る汗)


9_12_suji_.jpgそして…。
同行の方が「ここのお店に来たらね、サブメニューも食べなきゃね!」と、いろいろほかの一品料理も注文してくださいました。
そして、出てきたのがなんと、お刺身、すじ煮込み、餃子…といった居酒屋?メニュー。でも、脇役的なお料理ではなくって、お魚は新鮮だし餃子はうま味たっぷりだし、本格的に美味しいんです。な、なぜ…exclamation&question このサブメニュー目当てに飲みにくるというファンもいるそうで、うなずけました。ほんと、こんなお好み焼き屋さんがあるんですね〜。

この日は、広島カープの阪神戦がマツダスタジアムであったので、飲みながらお店で観戦しているサラリーマンの方々もいて、「試合が終わると、観戦客の殺人的帰宅ラッシュで、電車が修羅場になる」という助言もいただき、弟子はカープ対阪神戦が終わる前に大慌てで帰っていきました…。(実家のある福山からの通いだったんです)

そんなこんなで、大忙しだったけど、広島らしい雰囲気を味わった楽しい夜でした。^^


posted by 宮崎佐和子 at 23:34| Comment(0) | TrackBack(1) |   作品展の様子
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