2009年11月12日

■むぎ君とうり坊、長年の確執がついに…。

今日、工房でとんでもないスクープがあがりました。

工房のネコ3匹のうち、オスネコのむぎ君(左)とうり坊(右)

4/4むぎ君自己紹介4/6うり坊の顔

むぎ君の方が、先輩ネコです。
子ネコの時に、ご近所からもらわれてきました。
いっぽう、うり坊はもとノラ猫。
2年前、工房の周囲にあらわれた風来坊の一匹で、縁あってうちの子になりました。

そんなオスネコ2匹ですが…。
オス同士のせいか、出会った瞬間から、流血の大げんかふらふら
何度もケンカをし、むぎ君は前足のツメがもげました。(この時の血しぶきが、まだ壁に残っています)

バッド(下向き矢印)うり坊が来てからのむぎ君の毎日。
12/4むぎとうり坊
むぎ君、気の休まることのない日々です。


さすがに流血沙汰はなくなっていきましたが…あせあせ(飛び散る汗)
オスネコどうしの確執は深く、特にむぎ君は自分の視界に『あいつ』が入ることじたいを許さない、ふか〜い溝ができてしまいました。

私がじょうだんで、二匹を一緒に抱きかかえてくっつけたりするとと、『こんな奴と体を寄せるなんて!』と言わんばかりに、顔をゆがめて嫌がるむぎだったのです。

そんな様子をみるにつけ、「はあ〜、いつか二匹が仲良くならないかな?」とつねづね思っていた私ですが…。
今年の6月、ついに小さな異変がありました。
な、なんとむぎ君とうり坊が、(一部体を寄せあい)同じ場所で眠っていたのですexclamation
    ↓
※ついに和解!? むぎ君とうり坊。

このありえない出来事に喜び、「もう二匹の間のわだかまりは氷解したのか?」と早合点した私ですが、残念ながらこの奇跡は一度きり。
もう、同じようなことは起こりませんでした。

それがexclamationexclamation

今日、もっと進歩した2匹の姿を見ることができたんです。
むぎ君&うり坊、同居2年たってはじめての出来事です。


バッド(下向き矢印)ネコベッドで一緒に眠る二匹。
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えっ?? 一瞬我が目を疑いました。がく〜(落胆した顔)
そーーーっと近寄って、写真を撮りましたよ。

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でも、まぼろしではなく、確かに2匹でくっ付きあって眠っているんです。すごい!うれしい!

…って、大喜びしていると、シャッター音を気にして、むぎ君が目覚めてしまいました。


バッド(下向き矢印)我にかえったのか?微妙な表情のむぎ君です。
11_12_urimugi_4_.jpg

このあと、ミルミルが外から家に戻ってゴハンを要求して騒いだこともあり、むぎ君は起きてベッドから出てしまいましたが…。
ささやかなことですが、うちにとっては画期的な出来事で、いろいろと考えさせられるものがありましたよ。


11_12_urimugi_5_.jpg
珍しい3匹一緒のショット。


人間でもそうですが、考えや生き方が違う者どうしが一緒に暮らす、同じ仕事をしていくのはたいへんなものです。
親の敵のようにうり坊を嫌っていたむぎ君が、ついにここまでうり坊に気を許していく2年間の月日を考えると、感慨深いものがあります。

一度きりの奇跡ではなく、これからも仲良くしてくれるといいな…。ムード

posted by 宮崎佐和子 at 23:07| Comment(2) | TrackBack(1) | ■ 工房のネコ
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