2009年11月14日

■ウルシの材の守り神?

工房の木工場兼倉庫には、作品制作に使われる材木がいろいろ置いてあります。
その中でも、よく活躍しているのがウルシの材。漆掻きが終わったあとの木『掻きがら』の中で、大きいものを製材したものです。
今から2年前の夏、岩手県の浄法寺町から(さまざまな複雑な経緯を経て)やってきたものです。
※岩手からウルシの板材が届きました。


バッド(下向き矢印)工房に届いた時の様子。
7/31漆の板材1

岩手県から、香川県へ運び込むのは、かなり大変でして…あせあせ(飛び散る汗) 
運送の段取りも複雑なうえに運送料もたいへん高額で、その時点で「うわ〜」とびっくりしました。
いろいろ手間もかかり、松本の友人のもとうるし掻き研修生の方に、現地で段取りを手伝ってもらったりして、やっと運び込めたものなんですよ。

あれから2年たち、この材の一部がうつわなどの作品に生まれ変わって、いろんなお客さまのご家庭で第二の人生を送っています。ムード


バッド(下向き矢印)そのウルシ材は、場所を変えて積み直したりしていますが、まだまだたくさんあります。
11_14_miru_1_.jpg
大変だったけど、仕入れてよかったな。ぴかぴか(新しい)



…さて、話は変わりますが…。
この積み上げた材には、いつも「守り神」がいるんですよ。

今日もいました、黒い守護神が。


バッド(下向き矢印)うちのミルミルです。
11_14_miru_2_.jpg

この積み上げた材の上に乗っかって、お昼寝したり、ぼーっと景色を眺めて暮らしています。

そして、それだけでなく…。

バッド(下向き矢印)顔をこすりつけて自分を主張したり…。
11_14_miru_3_.jpg

バッド(下向き矢印)ツメを研いだりと遊んで?みたり。
11_14_miru_4_.jpg


10_29_koubou_.jpgミルミルは、最近まで迷子札付きの赤い首輪を着けていて、とてもよく似合っていたんですが…。いつの間にか、無くしてしまいました。ふらふら (ふだんなら、すぐ見つかるのに今回は見つからず)私は、この積み上げた材の中が、怪しいとにらんでいます。

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posted by 宮崎佐和子 at 23:59| Comment(2) | TrackBack(0) | ■ 工房のネコ
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