その中でも、よく活躍しているのがウルシの材。漆掻きが終わったあとの木『掻きがら』の中で、大きいものを製材したものです。
今から2年前の夏、岩手県の浄法寺町から(さまざまな複雑な経緯を経て)やってきたものです。
※岩手からウルシの板材が届きました。


岩手県から、香川県へ運び込むのは、かなり大変でして…

運送の段取りも複雑なうえに運送料もたいへん高額で、その時点で「うわ〜」とびっくりしました。
いろいろ手間もかかり、松本の友人のもとうるし掻き研修生の方に、現地で段取りを手伝ってもらったりして、やっと運び込めたものなんですよ。
あれから2年たち、この材の一部がうつわなどの作品に生まれ変わって、いろんなお客さまのご家庭で第二の人生を送っています。



大変だったけど、仕入れてよかったな。

…さて、話は変わりますが…。
この積み上げた材には、いつも「守り神」がいるんですよ。
今日もいました、黒い守護神が。


この積み上げた材の上に乗っかって、お昼寝したり、ぼーっと景色を眺めて暮らしています。
そして、それだけでなく…。





