平成も22年目とは、たいへん喜ばしいことです。
振り返ること、今年はこの小さな工房もいろいろありました。工房の「二大ニュース」として、真っ先にあげるのはこの二つでしょうか。


彼女は先年度香川県漆芸研究所を修了した子です。
ご縁があってこういっためぐり合わせをいただいたのですが…。本当に私どもにとって、転機を感じるできごとでした。
私たちもこんな立場になるのは初めて、そして彼女ももちろん初めてのことばかり…。いろんな戸惑いを経験しました。

でも、若い私たちにとって、面倒をみなければならない存在が新しくできたことは、新しい意識を生み、たいへん勉強になっています。
(そして、今まで自分の面倒をみてくださった、多くの方々の顔を思い浮かべて、遅まきながら感謝の念が絶えません… 大変だっただろうなあ ;;)
来年は皆でがんばってよりよい仕事ができるようにしたいと思っております。
そして次は…。


これも衝撃的?なできごとでした。

犬と猿、水と油、むぎとうり坊…。
「永遠のライバル」かと思われた、工房のオスネコ2匹ですが、1年半もの確執を経て、ついに和解。
この日をきっかけに、2匹の距離は急激に縮まり… 寒い日は、写真のように2匹くっついて眠る光景なんぞもときどき見られるようになりました。
ほんと、今でも信じられないくらいなんですよ。
どんなに仲が悪くても、いつかは氷解することもあるんだ… ちょっと考えさせられることでした。
あと少しで年が明けますが、皆さま今年は本当にお世話になりました。
来年も何とぞよろしくお願い申し上げます。(_ _)