今回は2週間の長期展示となります。
後半の一週間は、展示品数を増強して、展示会場に松本が立っておりますので、いつでもお気軽にお越し下さいませ。
和うるしの器展
会期/2月17日(水)〜3月2日(火)
※23日までは展示のみ、
24日(水)以降は会場が拡大して松本が滞在します。
会場/高島屋横浜店
7階 特選漆器売場
****************************************
国内でもわずかしか流通していない、国産うるし。
その国産漆の中でも、工房がよりすぐって仕入れた上質の漆(岩手県浄法寺産)のみを使った、一品もののうつわがならびます。
椀や重箱、皿などのほか、お箸やスプーンといったオリジナルのカトラリー、ほか漆のブローチなどの装飾品も。
溶剤を一切使わずに仕上げた、漆の自然の塗り肌はたいへん魅力的です。
手に取って、本物のうるしのあたたかさを、感じ取ってくださいますと幸いです。
2010年02月17日
2010年02月16日
■ご来場、ありがとうございました。
2010年02月15日
■新しい紙箱たちです。
いよいよ大阪の作品展が最終日を迎えますが、間髪をいれずお次は横浜で作品展が始まります。
また、のちほどお知らせを入れますね。^^
さて、この仕事をしていると「箱」が欠かせません。
桐箱や紙箱、さらに桐箱であれば移動中に桐箱が傷まないようにさらに紙箱に入れたりしますし…。
贈答にお求めになられた方のために、うつわに合ったきれいな箱が常にあるということがどんなに大事かを、この仕事をするようになって痛感するようになりました。
そして最近。
仲良くなった地元のガラス作家さんのご紹介で、高松市の箱屋さんにも箱を頼むようになりました。
新しく来た箱たちです。

オーダーの貼り箱なんですが、表面の紙は見本帳の中から私がドキドキしながら選びました…。
丈夫できれいな作りで、選んだ色も漆の色に合いそうでちょっとホッとしています。
昔は「紙箱なんて、ものを買ったら付いてて当然じゃない」と思っていた自分を振り返ってちょっと反省…
箱屋さんも細かいサイズを測ってていねいに作って下さり、これもなかなか大変なお仕事だと思います。
さて、先月前足にハゲを作って帰ってきたミルミルです。その哀れなハゲ部分に、復活の兆しが…
ミルちゃんの『不毛地帯』が、豊潤な土地になるのはいったいいつなのでしょうか。
また、のちほどお知らせを入れますね。^^
さて、この仕事をしていると「箱」が欠かせません。
桐箱や紙箱、さらに桐箱であれば移動中に桐箱が傷まないようにさらに紙箱に入れたりしますし…。
贈答にお求めになられた方のために、うつわに合ったきれいな箱が常にあるということがどんなに大事かを、この仕事をするようになって痛感するようになりました。
そして最近。
仲良くなった地元のガラス作家さんのご紹介で、高松市の箱屋さんにも箱を頼むようになりました。


オーダーの貼り箱なんですが、表面の紙は見本帳の中から私がドキドキしながら選びました…。
丈夫できれいな作りで、選んだ色も漆の色に合いそうでちょっとホッとしています。
昔は「紙箱なんて、ものを買ったら付いてて当然じゃない」と思っていた自分を振り返ってちょっと反省…

箱屋さんも細かいサイズを測ってていねいに作って下さり、これもなかなか大変なお仕事だと思います。


2010年02月14日
■贈答のお椀セットです。
今日はバレンタインデーでしたね。^^
阪急梅田さんもお客さまで大にぎわいだったそうです。
今日も、多くのお客さまが作品展会場にいらしてくださいました。
本当にありがとうございます。(_ _)
会場もあと二日になりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
さて…。
昨日に引き続き、最近お客さまに納品した品をちょっとご紹介したいと思います。
ご親戚のご夫婦への贈り物を… ということで、工房のお椀を選んで下さったお客さまが先日いらっしゃいました。(ウェッジの愛読者なのだそうです)
ご依頼主さまは、いろいろあるお椀たち(形は同じでも塗りの雰囲気が違うものがいっぱいあるんです)の中から、お椀を二個、お箸一膳をセットにしてご夫婦それぞれの組み物を作られました。
こちらはご主人様への贈り物。

超つや消しの大浄法寺椀、銀彩の飯椀、ナラ材の手削り箸。
そして奥様への贈り物。

朱溜の可愛らしいお汁碗、銀彩の飯椀、ナラ材の手削り箸。
ご依頼主さまは並べたいろんなうつわの中から、ささっと、見事なセットを作ってしまいました。
私たちには意外な組み合せだったりするのですが、そのセンスの良さに、ちょっとびっくり。勉強になりましたよ。
お年を召すと、やはり軽い木のうつわが扱うのが楽でいいそうなんです。
このすてきなセット、贈られた方は使ってくださっているのかなあ
さて、今日の工房のネコさんたちです。昨日は、むぎ&うり坊というオス猫二匹の色気のない?寝姿でしたが、今日はそれにミルミルも加わり、三色の毛皮が行儀よく並んだ寝姿を見ることができました。頭も同じ方向にそろえて… あったかそうですね。
阪急梅田さんもお客さまで大にぎわいだったそうです。
今日も、多くのお客さまが作品展会場にいらしてくださいました。
本当にありがとうございます。(_ _)
会場もあと二日になりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

さて…。
昨日に引き続き、最近お客さまに納品した品をちょっとご紹介したいと思います。
ご親戚のご夫婦への贈り物を… ということで、工房のお椀を選んで下さったお客さまが先日いらっしゃいました。(ウェッジの愛読者なのだそうです)
ご依頼主さまは、いろいろあるお椀たち(形は同じでも塗りの雰囲気が違うものがいっぱいあるんです)の中から、お椀を二個、お箸一膳をセットにしてご夫婦それぞれの組み物を作られました。


超つや消しの大浄法寺椀、銀彩の飯椀、ナラ材の手削り箸。


朱溜の可愛らしいお汁碗、銀彩の飯椀、ナラ材の手削り箸。
ご依頼主さまは並べたいろんなうつわの中から、ささっと、見事なセットを作ってしまいました。
私たちには意外な組み合せだったりするのですが、そのセンスの良さに、ちょっとびっくり。勉強になりましたよ。
お年を召すと、やはり軽い木のうつわが扱うのが楽でいいそうなんです。
このすてきなセット、贈られた方は使ってくださっているのかなあ


2010年02月13日
■桜を描いた重箱の蓋を納品しました。
2月3日の日記に、オーダーをいただいたお重箱の蓋(替え蓋)の制作の様子(絵付け)をちらっとご紹介しました。
そのお品を、先日ぶじ納品…。
出荷する前に、写真を少し撮っていましたので、せっかくですのでお見せしたいなと思います。^^
こんなふうに仕上がりました。(二枚なんですよ)



和紙肌でシックな地に、金箔と銀彩で桜の花を並べてみました。
無地で内金箔の長い角重箱(子持ち)三段をお求めのお客さまが、ご依頼主です。
そのお重箱は黒無地だったので、別作品の桜柄を気に入って下さって、そのお求めになったお重箱用に、柄付きの替え蓋を新たにご注文くださった…といういきさつでした。
気に入ってくださるとうれしいな…
さて、最近のネコさんたちです。永遠のライバル、むぎ君とうり坊ですが、ここ数日は、こうして同じネコベッドで眠るのが日常になっています。「休戦中」と言ったところなんでしょうが、やっぱり、仲良い姿を見るのは心がなごみますね…。
そのお品を、先日ぶじ納品…。
出荷する前に、写真を少し撮っていましたので、せっかくですのでお見せしたいなと思います。^^




和紙肌でシックな地に、金箔と銀彩で桜の花を並べてみました。
無地で内金箔の長い角重箱(子持ち)三段をお求めのお客さまが、ご依頼主です。
そのお重箱は黒無地だったので、別作品の桜柄を気に入って下さって、そのお求めになったお重箱用に、柄付きの替え蓋を新たにご注文くださった…といういきさつでした。
気に入ってくださるとうれしいな…


2010年02月12日
■大阪の作品展の様子。
阪急百貨店さんでの作品展も、はや三日すぎました…。
多くの方にごらんいただきまして、本当にありがとうございます。^^
ただいま阪急さんはバレンタインイベントで大盛上りです。とっても賑やかですよ〜。
会場の様子をちらりと…。

工房展の会場は、阪急百貨店(梅田)さんの12階(最上階)です
「バカラ」さんの向かいになりますので、どうぞお気軽にお立ち寄り下さいね。※フロアマップ
…さて。今晩、松本から美味しそうなお料理の写真が写メで届きましたよ。こ、これはもしや! ひど〜い 大阪のお友達と「居酒屋ながほり」で飲んだらしいですよ…。いいなあ。
左の写真は、紫のカリフラワーのスープなんだとか。工房の漆スプーンを使ってくださっています。
居酒屋ながほりさんが移転され、新装オープンされた時、工房の漆の座卓のオーダーをいただき、納品いたしました。国産漆100%の座卓なんて、そうそうないことでしょう。※漆の座卓を大阪に納品しました。
それにしても、ながほりのお料理食べたいなあ…(新しいお店になって私一度も行ったことがないんですよね) いつかの楽しみに、そして大将とお話しする日を楽しみにしていようと思います。
多くの方にごらんいただきまして、本当にありがとうございます。^^
ただいま阪急さんはバレンタインイベントで大盛上りです。とっても賑やかですよ〜。


工房展の会場は、阪急百貨店(梅田)さんの12階(最上階)です

「バカラ」さんの向かいになりますので、どうぞお気軽にお立ち寄り下さいね。※フロアマップ

左の写真は、紫のカリフラワーのスープなんだとか。工房の漆スプーンを使ってくださっています。

居酒屋ながほりさんが移転され、新装オープンされた時、工房の漆の座卓のオーダーをいただき、納品いたしました。国産漆100%の座卓なんて、そうそうないことでしょう。※漆の座卓を大阪に納品しました。
それにしても、ながほりのお料理食べたいなあ…(新しいお店になって私一度も行ったことがないんですよね) いつかの楽しみに、そして大将とお話しする日を楽しみにしていようと思います。
2010年02月11日
■茨城産漆の上塗りです。
いま、作品展のために大阪に出張中の松本です…。
出張前に、いくらかのお椀や皿の上塗りをして出かけていきましたので、ちょっとお見せいたしますね。^^
工房としては、ちょっと珍しい?上塗りをしました。
今回の上塗り漆は「茨城産」の漆です。

今まで、工房の表に出すうつわ類の上塗りは、岩手県産(浄法寺産)の漆ばかりでした。浄法寺の、お気に入りの漆掻き職人さんの漆(大森俊三さん、大森清太郎さん)の漆が、たいへん表情に富んでいてすばらしいからです。
でも、最近は茨城漆(飛田祐造さんの掻いた漆)の主張しすぎない表情もよいかな〜?と松本も思うようになったらしく、珍しく使ってみることになりました。

工房のうつわ(特にお椀類は)変わり塗りを施し、その上に生漆または精製漆で上塗りをし、溜めで出します。
工房にある浄法寺漆は、その変わり塗りの表情をがらりと変えるほど個性が強いものが多いのが面白いんです。
でも、茨城の飛田さんの漆はおだやかで優しく、変わり塗りの雰囲気をまったく変えません… 甘口のやさしい表情の漆です。
(私はけっこう好きなので、もっと増やしてもらいたいな!)
オーダーの仕事で、もっぱら使っていた茨城の漆…。
↓
※茨城産の漆を使いました。
※法律事務所の内装の仕事です。
漆って、ほんとに楽しいです。
出張前に、いくらかのお椀や皿の上塗りをして出かけていきましたので、ちょっとお見せいたしますね。^^
工房としては、ちょっと珍しい?上塗りをしました。


今まで、工房の表に出すうつわ類の上塗りは、岩手県産(浄法寺産)の漆ばかりでした。浄法寺の、お気に入りの漆掻き職人さんの漆(大森俊三さん、大森清太郎さん)の漆が、たいへん表情に富んでいてすばらしいからです。
でも、最近は茨城漆(飛田祐造さんの掻いた漆)の主張しすぎない表情もよいかな〜?と松本も思うようになったらしく、珍しく使ってみることになりました。

工房のうつわ(特にお椀類は)変わり塗りを施し、その上に生漆または精製漆で上塗りをし、溜めで出します。
工房にある浄法寺漆は、その変わり塗りの表情をがらりと変えるほど個性が強いものが多いのが面白いんです。
でも、茨城の飛田さんの漆はおだやかで優しく、変わり塗りの雰囲気をまったく変えません… 甘口のやさしい表情の漆です。
(私はけっこう好きなので、もっと増やしてもらいたいな!)
オーダーの仕事で、もっぱら使っていた茨城の漆…。
↓
※茨城産の漆を使いました。
※法律事務所の内装の仕事です。
漆って、ほんとに楽しいです。

2010年02月10日
■オーダーで作った漆のサービススプーン。
阪急梅田さんでの作品展もぶじ初日を迎えたようです。どうぞ、よろしくお願いいたします。^^
さて…今日は、先日納品をすませたものをご紹介します。
漆のスプーンなのですが、今回はサービススプーンです。
オーダーのサービススプーン。

撮影時のお天気が良くなくて写真1枚だけですが… クリックで拡大します。
形や大きさを、ご依頼主さまと詳しく打ち合わせして出来たこのスプーン。漆はもちろん国産漆(浄法寺産)、材はケヤキ(四国産)というものです。
朱漆で仕上げたので、きっと食卓のアクセントになることでしょう。
さて、話は変わりまして、昨日はとんでもないことがありました
なんとうり坊が…
私のコンタクトレンズを食べてしまったのです
うそっ、こんなことってありなの?
「このばか〜、吐け吐くんだあ!」…と頑張ってみたものの、うり坊のお口の中にはもう何も入っていませんでした。
お布団で本を読んでいて目にごみが入ったので、レンズを外してひょいと枕元に置いていたら(コンタクト歴が長いとこんなずぼらになるのですよ…) うり坊がトコトコやって来て、さっとレンズをくわえてカリカリペロリンコ… あっと言うまでした。
こんな敵が身近にいると考えもしなかった〜。きっと今ごろはうり坊のおなかから出ていると思います。
さて…今日は、先日納品をすませたものをご紹介します。
漆のスプーンなのですが、今回はサービススプーンです。


撮影時のお天気が良くなくて写真1枚だけですが… クリックで拡大します。
形や大きさを、ご依頼主さまと詳しく打ち合わせして出来たこのスプーン。漆はもちろん国産漆(浄法寺産)、材はケヤキ(四国産)というものです。
朱漆で仕上げたので、きっと食卓のアクセントになることでしょう。
さて、話は変わりまして、昨日はとんでもないことがありました

なんとうり坊が…
私のコンタクトレンズを食べてしまったのです
うそっ、こんなことってありなの?


お布団で本を読んでいて目にごみが入ったので、レンズを外してひょいと枕元に置いていたら(コンタクト歴が長いとこんなずぼらになるのですよ…) うり坊がトコトコやって来て、さっとレンズをくわえてカリカリペロリンコ… あっと言うまでした。

2010年02月09日
■阪急百貨店梅田本店さんでの作品展のお知らせ。

和うるしの器と装飾品展
2月10日(水)〜16日(火)
会場/阪急うめだ本店
12階 和ダイニング
重箱、弁当箱、箸、スプーン、椀、カップなどのほか、漆のアクセサリーを展示いたします。純粋な選りすぐりの国産漆のみを使用した、工房ならではの品々をお手に取ってごゆっくりごらんくださいませ。
※会期中は松本が木彫の実演をいたします。
* * * * * * * *
今年初めての大阪展になります。
今回も、松本が木彫の実演をしております

現在、改装中の阪急さん、会場の場所が分かりにくいかもしれませんが、まずは12階まで上がって下さいね。
「漆に関すること」なら、本当に何でも、楽しくお話させていただきますので、どうぞお気軽にお越し下さい。
■漆の苗の様子。
こんにちは、弟子の芝吹です。
今回は、3/20に蒔いて4/16に発芽し、その後冬が来てただの棒状態になっている漆の苗の様子です。
相変わらずひょろ〜としたままです。

しかし
よく見ると、心なしか芽がしっかりとしてきているような…?
種から育てて、ようやく1年を迎えようとしているこの苗は、4月には芽を出し葉を茂らせてくれるでしょうか…
ありがとうございました。
* * * * * * * *
宮崎です。
漆の苗木たちにも「かすかな春」が訪れつつありますが… 工房のネコ・ミルミルにもやってきています。今年初の獲物を連れて、『フガ〜〜フガ〜〜』と凱歌を上げて帰還したミルちゃんです。
…って、それはいいけど、このネズミさんのお片づけはこの私が?
…と思っていたら、隣りのおじさんがどこかに持っていってくれました。…いつもごめんね、ネズミさん。
今回は、3/20に蒔いて4/16に発芽し、その後冬が来てただの棒状態になっている漆の苗の様子です。


しかし

種から育てて、ようやく1年を迎えようとしているこの苗は、4月には芽を出し葉を茂らせてくれるでしょうか…

ありがとうございました。
* * * * * * * *
宮崎です。

…って、それはいいけど、このネズミさんのお片づけはこの私が?

