2010年05月19日

■竹の「油抜き」をしました。(後編)

木地にするための、竹の「油抜き」作業の続きになります。

伐りだして、乾燥させていた孟宗竹を、沸騰したお湯に木灰を入れた大きな容器に入れて、よ〜く煮込んでおりました。


ほどよく油が抜けた頃、いよいよ竹を取り出します。

バッド(下向き矢印)さて、地獄の釜?が開きます〜。いい気分(温泉)
竹の油抜き1
竹の油抜き2

わ〜、アツアツです。曇り曇り曇り
よくゆで上がっているようですよ…。ちっ(怒った顔)


バッド(下向き矢印)さて、この水揚げした竹たちは、きれいに水洗いします。
竹の油抜き3竹の油抜き4

しっかりすすぎをして…。


竹の油抜き5
これで完了です。ぴかぴか(新しい)


これらの竹材は、よく陰干しにしておいて、木地に使う時を待ちます。
この孟宗竹は肉厚なので、カトラリー類を作るのに役立ちそう…。
細くてしなやかで丈夫、という点でも、竹はたいへん魅力的な素材だと思いますよ。ムード




さて、今日のおまけ写真。
ミツバチさん
工房の庭のラベンダーの花にやってきたミツバチさんを、松本が激写。「この子はきっとニホンミツバチじゃないか?」と言って、喜んでいます。
この子たちの巣はどこなんでしょうね? (意外なところにあったりするんだろうな) 一度、見てみたいな〜と思ったりします。ハートたち(複数ハート)
posted by 宮崎佐和子 at 21:17| Comment(4) | TrackBack(0) | ■ 工房の仕事

2010年05月18日

■竹の「油抜き」をしました。(前編)

先日、工房の木材置き場をご紹介いたしました。
※素材の一つ、竹をお見せします。

竹そこに、木地にする予定の竹の材もいっぱい置いてあったのですが…(右/孟宗竹)
そろそろ、この孟宗竹も木地にしようかな〜ということで、先日、松本が「油抜き」という作業を行いました。
前後、2回に分けてご紹介したいと思います。^^



バッド(下向き矢印)用意した孟宗竹。
竹の油抜き1

木工芸の比較的ポピュラーな素材、竹。
工房では伐り旬に伐りだした竹を持っているのですが、竹って、実はよく常温乾燥させただけでは、木地としては不十分なのです。あせあせ(飛び散る汗)

乾燥工程中にかならず「油抜き」という作業が必要になります。(これをしないで、木地に使うと割れ、カビなど不都合がおこります)

その「油抜き」ですが、少しばかり大がかりな「あく抜き」といった感じでしょうか。


用意するものは…。

バッド(下向き矢印)大きな容器一杯の沸騰するお湯。(これはドラム缶です)
竹の油抜き2

     バッド(下向き矢印)それと、木灰です。
竹の油抜き3
自家製木灰。枝漆を採ったあとのウルシの枝なんです。



バッド(下向き矢印)よ〜く温度の上がったお湯に木灰を入れて…。
竹の油抜き4


バッド(下向き矢印)油抜きする、竹を入れます。
竹の油抜き5

竹の油抜き6

…このまま、竹の中の「油」が十分抜けるまで、しっかりと湯で上げます。

(続きは後編へ)


ウルシとハナムグリさんさて、今日のおまけ写真はハナムグリさんです。…ウルシの葉っぱの中にいるんですが、お分かりですか?? 
甘いもの大好きなハナムグリさん、ウルシの花が大好きなんですが、まだお花が咲いていないのに、やってきていました。あせあせ(飛び散る汗)

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posted by 宮崎佐和子 at 20:24| Comment(5) | TrackBack(0) | ■ 工房の仕事

2010年05月16日

■漆室の中です。

松本の作業場の漆室(塗った漆を乾燥させる場所)の中をちょっとのぞいてみたところ…。


バッド(下向き矢印)赤い色になったうつわがたくさんありました。あせあせ(飛び散る汗)
室

奥にあるのは、以前紹介したペン立てみたいですね。

ペン立て← 下地の状態の時。


バッド(下向き矢印)中塗りが朱なんですね。
ペン立て

まだまだ作業の途中なので、これからどんどん進んでいきます。^^



月と金星さて、今日の夕暮れですが…。
きれいな三日月状のお月様に金星が、私が見たことないくらいに接近して見えました。(思わず写メを撮りました…)
たまたま気づいたのですが、今日は「月と金星の大接近」の日だったみたいです。
ほんとに偶然だったのですが… 美しい天体の不思議を見ることができて、うれしかったです。ぴかぴか(新しい)

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posted by 宮崎佐和子 at 23:26| Comment(0) | TrackBack(0) | ■ 工房の仕事

2010年05月15日

■またもや、スズメのひなが…。

工房のネコのうちの一匹、ミルミル。

ミル

小動物ハンターで、せっせと獲物を狩って持ち帰り、飼い主に見せてくれます。ふらふら

そんなミルミルがまた、「お持ち帰り」しました…。


バッド(下向き矢印)またもや、子スズメさんです。
スズメさん1
あれれっ???
数日前も、ミルミルが子スズメさんを連れて帰ったんですが…。

no-title← 数日前の子。

そ、そっくりなような…。あせあせ(飛び散る汗)
もしかして同じ子かな?

※子スズメさんが工房に「一泊」しました。





で、今回の子です。
やっぱり似ているような気がするなあ。;; 皆さんはどう思われますか??
スズメさん2

う〜ん。今回の子の方が、発育がいいです。
三日くらいで成長しちゃったのかな?

隣りのおじさん情報によると…。
すぐ近所のプレハブ事務所に、スズメの巣があるらしいんですが、おマヌケさんな子が多いらしく、何度も巣から転がり落ちてきたのを戻してやっていたそうです。

…もしかしたら、そこの巣のおマヌケ兄弟たちが、日々ミルに捕まっているのかも知れません。


バッド(下向き矢印)この子の羽根を見せてもらいました。
スズメさん3
いや〜〜ん もうやだ〜(悲しい顔)


もうほとんど生えそろっていて、元気いっぱいですよ。
この子はよく飛べたので、このあとすぐお空に放ってやりました。ムード (もう、捕まるなよ〜)

※スズメのひなの保護については、
すずめっ子クラブさんのレスキュー&育て方を参考にさせていただきました。
うっかりヒナを見つけてしまったら…!ぜひ、参考にしてください。



…さて、ミルミルといえば、
日頃の殺生がたたった?のか…。
膀胱炎(もしくは結石?)を患ってしまい、現在治療中です。

でも、本人は元気いっぱいなので、今日も意気揚々とハンターに出かけていました。たらーっ(汗)

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posted by 宮崎佐和子 at 23:00| Comment(2) | TrackBack(0) | ■ 工房のネコ

2010年05月14日

■新しい木地、「うどん鉢」です。

ちょっとお知らせです。
「壱木呂の会」の本間幸夫さんの記事が、朝日新聞にアップされましたね。ぜひ、ごらん下さると嬉しいです。^^


さてさて、先日、輪島から新しい木地がいくつか工房に届いておりました。

木地1

何種類かやってきたのですが…。
その中の一つ、「うどん鉢」を紹介いたしますねexclamation


バッド(下向き矢印)木地固めした後の様子ですが…。
 これが新しい木地の「うどん鉢」です。
木地2

実はこれ、お客さまからのオーダー品となります。
うどんに限らず、麺類をたっぷり入れて使うのにはぴったりかと思います。

どれだけボリュームがあるかと言いますと…。


バッド(下向き矢印)工房のほかの器と並べてみました。
木地3
木地5
うどん鉢、大常椀、フリーカップです。


木地4

右の大常椀が、少し大きめのお汁椀なんですが…。
こんなにたっぷりとしています。(径が16.5cmあります)
材は朴の木です。

また、進行をお見せいたしますね。ムード



ミルミルさて、先日工房のネコのうち、むぎ君が尿路結石(もしくは膀胱炎? オシッコの採取ができなかった)になって病院で痛〜い注射をしましたが…。
なんと、病気知らずだったミルミルも赤いオシッコが出て、今日病院に行ってきました。あせあせ(飛び散る汗) (ネコさんって、ほんとに泌尿器系が弱いのですね…)
写真は、袋詰めにされたミルミル。証拠物件?の赤いオシッコを拭いたティッシュとともに病院に旅立っていきました…。

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posted by 宮崎佐和子 at 21:00| Comment(4) | TrackBack(0) | ■ 工房の仕事

2010年05月13日

■ウルシの双葉たちです。

5月の最初に、蒔いたウルシの種の、最初の発芽を確認して10日近く経ちました。 ※漆のタネから芽が…!(5/4)

苗床の中は、かわいい双葉でいっぱいになっていますよ〜。
ちょっと見てくださいね。^^


バッド(下向き矢印)ウルシの小さな双葉ちゃんたち。
ウルシの発芽1

ウルシの発芽2

カイワレよりひと回り大きく、肉厚でしっかりした双葉ちゃんです。



漆の芽4←こんなに小さかったひこばえたちも…。

バッド(下向き矢印)あれあれ、いつのまにこんなに伸びて…あせあせ(飛び散る汗)
ウルシの発芽3

この時期の植物の成長は、目を見張るものがありますねexclamation
(人もこうでありたいものです…)

そうそう、大事なことがありました。
ウルシの木に、つぼみが出来ていたんですが、かなりしっかりしてきましたよ。


バッド(下向き矢印)これがウルシのつぼみです。ムード
つぼみ
クリックで写真が拡大します。


この小さな緑色のつぶつぶの房が、ウルシのつぼみです。
(新芽と一緒に、出てくるんですよ)
…もうしばらくしたら、ウルシの花が見られますね。

5_11_HANA_2_.jpg
昨年はこんな花が咲きました。(雌花さんです)



no-titleさて、今日のおまけ写真は、アマガエルさんです。ウルシの葉っぱの上でお昼寝眠い(睡眠)中…。でもこのカエルさん、カエルというよりなんだか別のオーラを放っているような気がしてなりません。(お地蔵さんっぽい…?)
なんだか、不思議な威厳があるような、おもしろいカエルさんです。ムード

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posted by 宮崎佐和子 at 21:00| Comment(0) | TrackBack(0) |   漆の植栽

2010年05月12日

■空いた「国産漆の樽」がたくさんできました。

工房の室内で一番大きい漆室は「回転室」です。
いま、上塗り中のものが入っていないので、回転を止めて、今、いつもと違うものが入っています…。


バッド(下向き矢印)国産漆(ほとんど浄法寺の漆)の入っていた、杉樽です。
 内側にこびりついた、漆を乾かしています。ムード
空になった、漆の樽1空になった、漆の樽2
クリックで写真が拡大します。


ゴロゴロと置いていますが…。あせあせ(飛び散る汗)
よくよく見ると、かなりの数かも??
先日、松本が熟成の終わった漆の移し替えを行ったので、樽が長年の役目を終えたんですね。
お疲れ様でした…!


バッド(下向き矢印)一番大きなのが、この裏目漆の入っていた五貫樽。
空になった、漆の樽3

どの樽にも、愛着があります。ムード
大事な大事な、日本産漆の「ゆりかご」として、ずっと頑張ってくれましたものね。^^


また、私たちには見慣れたものなのですが、
『国産漆の樽』ということで、意外と一般の方が「欲しいな」と思われることが多いみたいです。
さて、これらの空になった樽ですが、工房ではどんどん出てくるので、大事に溜めておくと物置が占領されてしまいます…あせあせ(飛び散る汗)

なので、近々、ご希望の方にお譲りする企画をしようかな、とも思っています。晴れ

以前の企画の様子はコチラをごらんください。
     ↓
※漆の樽、ご希望の方にゆずります。2008
※漆の樽、ご希望の方にゆずります。2009

興味のある方は、楽しみにまっていてくださいねexclamation



no-titleさて,今日のおまけ写真です。
工房の庭の、名も知らぬ小さなお花に毎朝せっせと通うミツバチさんです。この子は地味な色なので、ニホンミツバチかな?
この目立たないピンク色のお花が大好きなんですよ。…ほんとに、ミツバチって働き者ですね。ムード

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posted by 宮崎佐和子 at 00:34| Comment(8) | TrackBack(0) | ■ 工房の仕事

2010年05月10日

■樽で貯蔵していた漆を濾しました。

工房には、たくさんの国産漆の入った木樽(多くは浄法寺漆)が、た〜くさんあります。(だんだん置き場所がなくなってきました…)
樽の状態で一番古いものは、2004年ごろからかな?

木樽の状態での熟成が、頃合いを迎えたので、そんな漆たちを、木樽から出して、荒越しして別の容器に移すことになりました。
ちょっとその様子をお見せいたしますね。^^


バッド(下向き矢印)いま、五貫樽の中の漆を濾しています。
漆濾し1

この樽の漆は、2005年大森俊三さんの裏目漆の精製です。
では,いよいよ荒濾ししますね。


漆濾し2漆濾し3

バッド(下向き矢印)見てください…!
漆濾し4
落ちる漆が、こ〜んなに長く伸びるんですよ。
よく「熟成している」みたいです。

写真はクリックで拡大します。
漆濾し5
裏目の漆は、品位が低いとされていますが…。
なかなか悪くない色だと思います。※裏目漆について


さて、この「浄法寺産の裏目漆」は…。
いよいよ「堆漆板」を作るために使おうと思います。
(国産漆100%の堆漆板…がく〜(落胆した顔)
いろいろ準備しないと取りかかれないのですが、楽しみな仕事の一つです。ムード



むぎ
今日のおまけは、むぎ君です。
…またもや、オシッコが出なくなってしまいました。(尿道結石じゃないかと…)たしか昨年も10月になっていたような…? ※くわしくはコチラを
冴えない顔をして、一日中トイレを出たり入ったのむぎ君… 大嫌いな病院で注射をされてしまいましたとさ。あせあせ(飛び散る汗)

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posted by 宮崎佐和子 at 23:28| Comment(5) | TrackBack(0) | ■ 工房の仕事

2010年05月09日

■子スズメさんが工房に「一泊」しました。

漆の話題がたまっているので、そのことを書こうと思ったのですが… 昨日、工房のネコ、名ハンター?ミルミルがまた新たな犠牲者を連れ帰ったので、その事件についてお知らせしますね。

そのかわいそうな獲物とは…。


バッド(下向き矢印)この子スズメちゃんです。
子スズメ1

か、かわいい〜ハートたち(複数ハート)
スズメのヒナを間近で見るのって、ほんとに久しぶりです。

でも、かわいそうな子スズメちゃん…。
ミルなんかに捕まっちゃって。でも、ケガはないみたいでホッとしました。^^

子スズメ2

羽毛がかなりそろっているので、巣立ち直前か直後の子なんでしょうか? 

それにしても、スズメの子を保護するなんて、ほんとに何年ぶりかの出来事です。
ネットでいろいろ調べて、この日はすり餌とミルワームを飼ってきて、子スズメちゃんにたっぷり(無理やりともいう)食べさせてやりました。
(ミルワームはまるまる一匹は食べにくそうだったので、半分にちぎって(ひええ〜がく〜(落胆した顔))ヒナちゃんのお口の中に入れてやりました)
…でも、納得いかない顔をして、イヤイヤ食べる子スズメちゃん。
そんなに嫌がらなくっていいじゃないか〜 もうやだ〜(悲しい顔)

夜になり、ヒナを即席の箱のベッドに入れて、松本と
「この子、どうする? 飼う?」
「う〜ん、うちにはネコがいるからなあ」
…と話しながら、眠りにつきました。眠い(睡眠)


翌日。
「この子の親スズメが探しに来るかもしれない」ということで、またもや、イヤイヤな顔をして朝ごはんを食べた子スズメちゃんを、箱ごとお外に出してみることにしました。


バッド(下向き矢印)箱の中で、じっとしている子スズメちゃん。(車の上に置いています)
親待ち
この子、ちっとも鳴かないんですよ。

…ほんとにお母さんが見つけてくれるのかなあ;;

で、1時間経ち、 しーーん。

さらに2時間経ち、 しーーん。


って、時々窓の外を見ている私も不安になってきました。あせあせ(飛び散る汗)
「この子には、お母さんは(お父さんでも)いないのかなあ?」

…と悲しくなっていたら、

チュンチュン、チチチッ というスズメの鳴き声が…exclamation


バッド(下向き矢印)やってきました、お母さんスズメが。
親待ち 
…お父さんスズメかもしれませんが。

お母さんが来た!
困ったお母さんスズメ2

箱の中の我が子に、困った様子のお母さん…。

箱の蓋をあけてそっとしてやると、子スズメさんはバッと飛び立ってお母さんと一緒にどこかに行ってしまいました。


さよなら 子スズメさん一泊だけした、可愛い子スズメさん。ホッペもうっすら黒くなりかけてほんとにかわいい子でしたよ…。
平凡な小鳥のスズメですが、最近はなぜか数が減少して問題になっているそうです。(ほんと、最近みかけるスズメの数がグッと減りました)
元気な成鳥になって、もうミルミルなんかに捕まらないでほしいなと思いました。ムード

posted by 宮崎佐和子 at 18:58| Comment(2) | TrackBack(0) | ■ 日記

2010年05月07日

■野菜のフレンチ「ル・ペイザン」に行ってきました。

そうそう、忘れないうちに書いておこうと思います。

工房のある香川県善通寺市に、隠れ家的なフレンチレストランがあるんですよ。
岡山展が終わったあと、奈良から友人の新婚夫婦ハートたち(複数ハート)が、工房に泊まりに来ていたのですが、そのお店、「精進フレンチレストラン ル・ペイザン」へ4人でディナーに行ってまいりました。^^

のどかな田んぼの風景に囲まれた、素朴な外観のお店なのですが… 
なんと、野菜中心のフレンチのお店なんです。
(乳製品以外の動物性食材・卵・アルコール・ゼラチンは一切使用していないそう。珍しいベジタリアンなお店…)
※詳しくはこちらを

…えっ、でもフレンチでお肉やお魚、卵を使わないって… それって可能なんでしょうか?
いったいどんなディナーが出てくるのでしょう がく〜(落胆した顔)

「アルコールを出さない」という主義のお店なので、ノンアルコールドリンクのメニューから、友人は「山ぶどうのワイン」彼女と私は「ローズフィズ」、松本は「ジンジャーエール」を頼み、ディナーがスタート。


おしゃべりしている間に、前菜が出てまいりました。るんるん

ペイザン1ペイザン2ペイザン3

びっくりexclamation×2
どれも、お野菜のお料理なんですよ。
(写真はないですが、きれいなグリーンの青豆のスープやトリュフのパスタもありました)
野菜は甘みがあり、野菜の美味しさをとっておきの雰囲気で味わえるのです。
お料理は上質な複数のオイルをうまく使って、品の良いこくを出していました。ボリュームも十分でしたよ。
何よりソースが美味しくて… みんなソースを残さずきれいに食べました。


バッド(下向き矢印)おまちかねのワゴンデザートです。
ペイザン4
コチラ恥ずかしい?私のデザート皿。わーい(嬉しい顔)たらーっ(汗)

パティシエさんが、三種のケーキ、ティラミス、二種のジェラード、杏仁豆腐を見せてくれて「どれでもお好きなものを」を言ってくれたのですが、
「あの… ぜんぶいただいていいですか?」と言ったのは私だけ。あせあせ(飛び散る汗) 
(甘党の松本も三つしか頼んでいませんでした… あれ?)


シェフはまだ若い方なんですが…。
お店はもう20年近く続いているんではないでしょうか。
こんなに強烈なコンセプトのフレンチなのに、
「保守的」なうえ「外食にお金を使わない」という(うどん100円で食べられるところですからね…汗)手ごわい?香川県民のお客さまのハートをしっかりつかんでらっしゃるんですね。
大阪にも支店を出され、最近、都会でじわじわ人気が高まっているお店です。
なんだか励まされたような気持ちにもなりました。


さて、友人夫婦は翌朝早く旅立ってしまいましたが…。
秋には二人に新しい家族が増える…といううれしいニュース付きの再会だったので、わ〜〜次に会う時は三人なのかな?? とっても楽しみです。ムード

posted by 宮崎佐和子 at 23:58| Comment(0) | TrackBack(0) | ■ 日記
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