工房のある香川県善通寺市に、隠れ家的なフレンチレストランがあるんですよ。
岡山展が終わったあと、奈良から友人の新婚夫婦

のどかな田んぼの風景に囲まれた、素朴な外観のお店なのですが…
なんと、野菜中心のフレンチのお店なんです。
(乳製品以外の動物性食材・卵・アルコール・ゼラチンは一切使用していないそう。珍しいベジタリアンなお店…)
※詳しくはこちらを
…えっ、でもフレンチでお肉やお魚、卵を使わないって… それって可能なんでしょうか?
いったいどんなディナーが出てくるのでしょう

「アルコールを出さない」という主義のお店なので、ノンアルコールドリンクのメニューから、友人は「山ぶどうのワイン」彼女と私は「ローズフィズ」、松本は「ジンジャーエール」を頼み、ディナーがスタート。
おしゃべりしている間に、前菜が出てまいりました。




びっくり

どれも、お野菜のお料理なんですよ。
(写真はないですが、きれいなグリーンの青豆のスープやトリュフのパスタもありました)
野菜は甘みがあり、野菜の美味しさをとっておきの雰囲気で味わえるのです。
お料理は上質な複数のオイルをうまく使って、品の良いこくを出していました。ボリュームも十分でしたよ。
何よりソースが美味しくて… みんなソースを残さずきれいに食べました。


コチラ恥ずかしい?私のデザート皿。



パティシエさんが、三種のケーキ、ティラミス、二種のジェラード、杏仁豆腐を見せてくれて「どれでもお好きなものを」を言ってくれたのですが、
「あの… ぜんぶいただいていいですか?」と言ったのは私だけ。

(甘党の松本も三つしか頼んでいませんでした… あれ?)
シェフはまだ若い方なんですが…。
お店はもう20年近く続いているんではないでしょうか。
こんなに強烈なコンセプトのフレンチなのに、
「保守的」なうえ「外食にお金を使わない」という(うどん100円で食べられるところですからね…汗)手ごわい?香川県民のお客さまのハートをしっかりつかんでらっしゃるんですね。
大阪にも支店を出され、最近、都会でじわじわ人気が高まっているお店です。
なんだか励まされたような気持ちにもなりました。
さて、友人夫婦は翌朝早く旅立ってしまいましたが…。
秋には二人に新しい家族が増える…といううれしいニュース付きの再会だったので、わ〜〜次に会う時は三人なのかな?? とっても楽しみです。
