※素材の一つ、竹をお見せします。

そろそろ、この孟宗竹も木地にしようかな〜ということで、先日、松本が「油抜き」という作業を行いました。
前後、2回に分けてご紹介したいと思います。^^


木工芸の比較的ポピュラーな素材、竹。
工房では伐り旬に伐りだした竹を持っているのですが、竹って、実はよく常温乾燥させただけでは、木地としては不十分なのです。

乾燥工程中にかならず「油抜き」という作業が必要になります。(これをしないで、木地に使うと割れ、カビなど不都合がおこります)
その「油抜き」ですが、少しばかり大がかりな「あく抜き」といった感じでしょうか。
用意するものは…。




自家製木灰。枝漆を採ったあとのウルシの枝なんです。





…このまま、竹の中の「油」が十分抜けるまで、しっかりと湯で上げます。
(続きは後編へ)

甘いもの大好きなハナムグリさん、ウルシの花が大好きなんですが、まだお花が咲いていないのに、やってきていました。
