
いろいろ机や棚を移動して、漆や材料を整理して…。
そして、この機に「漆室」も新しく作り替えちゃいました。


松本の父のお師匠さん(吉川さん・故人)から譲ってもらった組立式の室です。
調子のよい室なんですが、現在の仕事量からすると、これではぜんぜん場所が足らないので…

使い回しのよいフレキシブルな室も併用して使っています。(今回、これをリニューアルするんですね)


どうやら、今回は棚が小刻みにたくさんある漆室みたいですよ。



大きいですね… だいぶ形になってきました。
この漆室ですが、固定置きではなく移動します。
底にコロを付けていて、カンタンに配置を変えられるようになっているんですよ。



どうなっているかというと…。
縦長の漆室を二個作っています。並べて配置しているんですね。(そして、各室が二段になっています)


「棚板」は使わず、すべて網をつかって物を置く室ですね。
たくさん収納できて、作業部屋がスッキリ〜。

進行中の作品や修理のお品を管理するのが主たる目的の漆室なので… すべて湿し室にはしないで、まずはほとんど空室で使っております。
作業部屋のリニューアルって、たいへん消耗するんですが…
できる時期にしておかないと、あとあとの仕事に差し支えてしまうので、気合いを入れました


庭の漆の木の前で、くつろぐミルとうり坊です。新緑の中で虫の羽音を聞きながら… う〜ん、楽しそうですね。
