2010年06月08日

■今日のむぎ君です。

先月から、ずっと膀胱炎で苦しんでいたむぎ君。(キジトラのオス)

むぎなかなかお薬が効かず… 尿意がおさまらず、いろんなところでオシッコをしたがる悪い猫になっていたので、しばらくゲージ暮らしを余儀なくされていました。



が、やっと病状が良くなったので、晴れてゲージから出て暮らしております。晴れ


バッド(下向き矢印)のびのびと転がるむぎ君です…。
むぎ1
フン、やっと檻から出られたにい〜猫
むぎ2

…でも、なんていう格好で転がっているのか…。
この大股開きで倒れるのは、むぎ君のお得意技で、ごきげんな時です。これみよがしに倒れるんで、うっとうしいくらいです。ふらふら


バッド(下向き矢印)たしか、富良野から大好物のメロンが届いた時も、こんな格好をしていたような…。
8/4メロン5
※富良野の農園からメロンが届きました。


むぎ3

…しばらく転がっていましたが、誰にも相手にされないので、不満そうなむぎ君でした。

全快ではないので、まだまだ治療は続きます。あせあせ(飛び散る汗)


室の中さて、上塗り用の回転漆室の中です。そーっとのぞいてみたら、カトラリー類がたくさん並んでいました。
いい感じに乾いているといいんだけどな…。まだまだ気温の上下が大きい日が続いているので、油断が出来ない今日この頃です。

posted by 宮崎佐和子 at 23:15| Comment(2) | TrackBack(0) | ■ 工房のネコ

2010年06月07日

■贈答用のフリーカップたち。

6月になって少し暖かくなり、上塗りの漆室の調子もやっとよくなってきたみたいです。ホッ。

そこで、最近、松本が上塗りに使うようになってきた漆をお見せいたしますね。^^


バッド(下向き矢印)茨城産の漆(奥久慈漆)です。
茨城の漆

工房では、長らく浄法寺漆(大森俊三さん採取の漆)を上塗りに使っていたんですが、今年に入ってから茨城の漆もときどき使ってみるようになりました。

さて、お客さまからのご依頼で、お友達のご結婚のお祝いにペアのフリーカップを用意することになったのですが、あいにく奥さまに似合うような赤い色味のカップの在庫がなく…あせあせ(飛び散る汗)
いくつか赤いフリーカップを上塗りを先日したのですが、それにも茨城産の漆を上塗りに使いました。

フリーカップ

上塗りの終わったフリーカップです。
う〜ん、どの子をお嫁にもらってもらおうかなあ〜。

ご主人さま用の黒いカップはもう決まっていたので… (黒ですが、少しトチ材の木目も透けて見えるいい風采のものです) 赤いカップを一個ずつ並べてお見合い?をして、決めました。

そして…

バッド(下向き矢印)カップリングできました。ムード
フリーカップ2

黒いカップの方は浄法寺の漆なので、よく見ると少し風合いが違うんですよ。
新婚のご夫婦と一緒に、仲良く暮らしてほしいな〜と思いました。


そういえば、フリーカップを贈答に使っていただくご依頼がちょっと続いたような気がします。

バッド(下向き矢印)先日、贈答でお送りしたカップ五つ組。
フリーカップ3
このフリーカップも、なかなかおすすめでしたよ。^^


工房では、いろんな産地、いろんな季節の国産漆を、その時々で使い分けているので、いつも微妙に違った表情のものが出来てしまいます。(それが楽しいんですが…)
とくにフリーカップは、積極的にいろんな漆を試してみているんですよ。
贈り物として、直接知らない方のおうちの家族にしていただけるなんて、ほんとうにありがたいことだなと思います。



むぎさて、今日のおまけ写真はむぎ君です。膀胱炎がなかなか良くならず、10分おきにトイレに駆け込んでいたむぎ君ですが…。
薬の増量が効を成し、やっと病状が良くなりました。晴れ でも、油断はまだまだできず、数週間は投薬の日々が待っています。

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posted by 宮崎佐和子 at 19:09| Comment(0) | TrackBack(0) | ■ 工房の仕事

2010年06月05日

■丸重箱にスズメを絵付け中です。

展示会の少ないこの夏に、新作の制作や、長らくお待たせしているご注文のものや修理品を進めていこうと思っています。
(どれも随時進めておりますので、お待たせしているお客さま、どうぞよろしくお願いいたします)


バッド(下向き矢印)さて、以前ちらっとご紹介した、内金の丸重箱。
丸重箱

ちょっと小ぶりの可愛い三段の丸重箱です。
この子にも柄を付けていますので、まだ途中なんですが、ちょっとお見せいたしますね。^^


バッド(下向き矢印)こんな様子です…。
丸重箱1

飛翔の小鳥群なんですよ。
今はのっぺらぼうですが、スズメちゃんになります。

丸重箱2

…早くスズメの群れになった景色にしたいです。あせあせ(飛び散る汗)

スズメちゃんで思い出したんですが…。
最近、外出許可を得たうり坊が、死んだ子スズメを連れて帰りました。
…ついにうり坊までが「お持ち帰り」するようになるとは。ふらふら ミルミルとうり坊とハンターが2匹に増えて、この夏はどんな戦果をあげてくれるのかちょっと怖くなってきます〜。



空豆さて、今日のおまけ写真は、そら豆です。松本の実家からいただきました、やった〜。香川県は全国有数のそら豆産地で、この時期はたくさんのそら豆が出回ります。はんぱもののそら豆ですが、緑色の粒から初夏の味がします。

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posted by 宮崎佐和子 at 22:46| Comment(0) | TrackBack(0) | ■ 工房の仕事

2010年06月04日

■新しい漆の芽が、苗木らしくなりました。

日中はかなり暑くなってきた香川県ですが、皆さまのお住まいのところはいかがでしょうか?

今年の春に蒔いた、漆のタネから発芽した苗ちゃんたちですが…。かなり葉が茂ってまいりましたので、お見せしたいなと思います。^^

漆の芽こんな小さな子が…。

バッド(下向き矢印)今はこうなっています。
漆の芽1

一ヶ月もたたないうちに、こんなになりました。ぴかぴか(新しい)
発芽率は今ひとつで、芽が出たのは100本くらい…。(本当はもっと出ていてもいいんだけど ;;)
蒔く時期が遅かったのと、関係あるような気がします。

※2010年/漆のタネの「脱ロウ」
※2010年/タネ蒔き
※2010年/発芽



今年のウルシの雌花いっぽう、今年咲いた漆の花はというと…。







バッド(下向き矢印)短い花期が終わり、小さな実をつけているんですよ。ムード
漆の実
ちっちゃな緑色のツブツブがいっぱいです。
早いですね〜。


さて、工房のウルシの木の大半は、分根による苗木が大きくなったもので、実生のもの、つまり種から発芽させた木はほとんどありません。

一本だけある実生の木が、この子です。


バッド(下向き矢印)実生のウルシの木。(浄法寺産)
実生の木

ほんとに小さな「ひと粒」から育った子です。
工房をスタートさせてから発芽させたので、10才になるかどうかくらいだと思います。
庭の痩せた土で、特に手入れもせずにいるんですが、健気に大きくなってくれました…。

実生の幹
幹も、けっこう太くなってきたなあ。

この子には、ちょっと変わった?特長があるので、また賑やかしにご紹介したいなと思っています。^^ (ちょっと笑えるんですよ〜)



ミルミルさて、一日中、ここでお昼寝しているミルミルちゃんです。(木工場の天井近く)獲物を追いかけている以外は、たいていここでダラッと過ごしています…。


posted by 宮崎佐和子 at 20:04| Comment(0) | TrackBack(1) |   漆の植栽

2010年06月02日

■銀彩紋入りのめんぱのお弁当箱。

たしか、4月頃にめんぱのお弁当箱の研磨をしています… というお知らせをしていました。
あれから、少しずつ少しずつ作業が進んでおりまして… もう、上塗りの一歩手前というところまでやってまいりました。


バッド(下向き矢印)みんな、銀彩の模様付きです。ムード
めんぱの弁当箱

たしか、2年ほど前にこうした模様付きのお弁当箱を作ったのですが、お客さまにとっても好評でした。
あっという間になくなってしまい… ;; 「またご用意せねば!」と思っていたのですが、作業に時間がかかるので、ずいぶん経ってしまいました。あせあせ(飛び散る汗)

めんぱ弁当箱
以前、作ったお弁当箱たち。

この可愛い模様は、切り抜いた和紙を貼ったものです。和紙肌が浮き上がるよう、銀彩を施してます。
どこか素朴さを感じる和紙肌が、ちょうどいいぐあいにめんぱの木地に華を添えているように思います。^^


バッド(下向き矢印)模様のパターンも増やしました。
めんぱの弁当箱2

今から、上塗り前の研磨です。(また指が痛くなるのかなあ〜 汗)
上塗りがキレイに乗るよう、しっかり研いでおこうと思います。



明水亭さて、今日のおまけ写真です。先日、ひさびさに明水亭さんという、うどん屋さんに行ってきました。ムード 「讃岐うどん」というと、「早い、安い、簡素なお店」というイメージがありますが… ここはしっとりとした佇まいのお店。国産小麦100%使用、材料にたいへんこだわった、香川では珍しいうどん屋さんなのです。写真は、松本の釜揚げうどんと穴子天ぷらのセット。「うどんツアー」に来られる方、ぜひラインナップに加えてほしいな〜と思います。

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2010年06月01日

■オーダーの「漆のしゃもじ」制作中です。

3月末に、持病の腰を地元の鍼灸院さんで見てもらい、自分の体調に今さらながら?自覚を持ち出した松本…。
あれから2ヶ月なんですが、なんとexclamation
食事の量を減らして、体重を9キロくらい減らしているんですよ〜びっくり。がく〜(落胆した顔)
つまり、うちのネコ2匹分のお肉を追い出したってことですから、すごいですよね。(私の方はなかなか痩せません…。;;)


…さてさて、本題に入りましょうか。あせあせ(飛び散る汗)
今日は制作中のちょっと珍しいオーダー品をご紹介します。


バッド(下向き矢印)ケヤキ材の大きなカトラリーです。
オーダーしゃもじ1
大きい! 長さが一尺(30cm)あります。
幅が9cm、厚みが4cmで、材も大きいものが必要で、木地はかなり時間をかけて削ったらしいです。

これは、前回ご紹介したオーダーのサービススプーン(納品済み)をたまたまごらんになったお客さまが、たいへん気に入って下さって注文してくださったものなんですよ。

「しゃもじ」と呼んでいますが…
ポテトサラダやちらし寿司をよそったりするのに、お使いになられるんじゃないかと思います。
うつわをいろいろお持ちの方らしいので、どんな風に取り合せてくださるのか、今から楽しみです。

オーダーしゃもじ2

まだ木地固めの状態なんですが…。
こちらも、少しずつ作業を進めていっています。ムード



むぎさて、今日のむぎ君です。
結石はなかったものの、なかなか膀胱炎がよくならないむぎ君…。 今日は再々診を受けて、また注射をされました。(お薬は効かないけど、注射は効くんです)
お薬も最大限に増やして処方していただきましたが、これで快方に行かなかったら『もう、注射で治していくしかないなあ〜』とのこと。た、たいへんだ…ふらふら そろそろ治ってほしいと真剣に願う今日このごろです。

posted by 宮崎佐和子 at 23:28| Comment(0) | TrackBack(0) |   漆のスプーン制作
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