2010年07月13日

■丸重箱の木地のつくろいです。

今日の松本の主な仕事…。
丸重箱の木地(おもにめんぱ)の「つくろい」をしておりました。


バッド(下向き矢印)丸重箱の木地たちです。
重箱の木地1

こうした木地たちは、割裂させた杉や椹を曲げ、天板を貼りあわせて作っていますから、時にはわずかな隙き間があったり、木地にくぼみがあったりします。
こうした、天然のもの手作りのものならではの部分を、気持ちよく使える状態にするために、たんねんに漆で「つくろう」のです。


バッド(下向き矢印)内側の角も、丸くなるように下地をします。
重箱の木地2

1〜2回では終わらないことの多い、地道な仕事の一つですが、仕上がりに大きく差の出るとても大事な仕事なんですよ。ムード




むぎさて、ヘンな格好で寝返りを打つむぎ君です。
尿石&膀胱炎のお薬をもらいに、大嫌いな病院へ診察に行ってきました。オシッコの検査もしましたが、どの数値も正常値になっていてホッ…。尿道を広げるという手術のお話も聞いてきました。(広げる、というよりも尿道の細い部分、または閉塞した部分をカットしてしまう手術のようです… がく〜(落胆した顔)
病院には、きれいな栗色ダックス君や真っ黒つやつやラブラドール君などがいて、どう見ても分の悪いオッサン猫のむぎ君は、カゴの中で小さく固くなっていました…。
posted by 宮崎佐和子 at 23:43| Comment(0) | TrackBack(1) | ■ 工房の仕事
Powered by さくらのブログ
y
<!-- [FC2 Analyzer] -->