

海苔の瓶に密封されて保存しているんです。
松本の父が所有していたのですが、何十年もこんなふうに置かれていたらしいですよ。
(松本が二十歳の時に、蒔絵の授業で使おうと、一度開けて中の蒔絵筆を何本か取り出したことがあるらしいです)
しかし、それ以降開けた履歴はなく…。
というと、そこからカウントしても20年近く密封されているってことかな??



虫除けに入れているんですね。
(刷毛は人毛、蒔絵筆は動物の毛を使っているので、虫がつきやすいのです)


タイムカプセルになっていますね…

また、この道具が必要になる時が来るかと思いますので、その時までこのまま置いておこうかと思います。


この「黄色い葉」は、今シーズンの木の成熟を知らせるシンボルで、漆掻きをする時にも仕事の目安の一つとなります。