その後、お電話などでもいろいろご心配していただいて… 本当に申し訳ありません。

でも、本人はたいして苦痛を感じないらしく、いたって平気で過ごしているのがビックリです。

いま、漆かぶれはどんな状態になっているのか… ちょっとお見せいたします。
(勇気のある方だけ、拡大してみてください…)
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皮膚が茶色くなった部分が漆がしみこんだ場所。
赤くなっているのが腫れた場所です。
この時、松本は「漆のしみた部分の皮膚が、このあと剥がれる」と、世にも恐ろしい予言?をしていました。
…そしてそれは、現実となったのです。



けっこう広範囲でしょ??

ほんとに皮膚のところどころが取れているんです…。
剥がれだしたのは、3日後くらいからでした。
その時がピークで、昨日くらいから傷口が乾いて、腫れもだんだん枯れてきています。


…いちばんよく漆が浸透しているので、みごとに皮膚がなくなりました。
松本が、一般の方との「漆かぶれ」といちばん違うのは、カユミがない、ということだと思います。
幼い頃から、漆の仕事に慣れ親しんでいた松本…。
漆にかぶれたことは一切なく、漆芸研修所の同級生たちに「漆かぶれってナニ?それってツライの?」と聞いていた、可愛くない人でした。
しかし、神様はそんな不公平をゆるさず…。
浄法寺に漆掻き研修に行った2000年に、彼の運命が変わったんだそうです。
研修林の周囲に大量にあったらしい、杉のおかげでスギ花粉症になったというのです。
それ以降、松本の体質が劇的に変わったらしく、かぶれる時はかぶれる体になりました。
ただ、普通の人のかぶれと違って、カユくないらしいので、いつも自分のかぶれの進行を冷静に見つめて分析していたりします。

…はやくなおらないかなあ〜。
さて、最後にはキレイな写真で目を清めてくださいませ。(_ _)


いちばん最初に花が咲いたのが、5年ほど前。それから、とんと音沙汰なしだったのに…。(やっぱり植え替えしたのが良かったみたいです) いいことの兆しだとうれしいのですけどね。