2010年09月30日

■オーダーの金箔の箸置を制作しています。

大阪の高島屋さんでの作品展が終わり、松本が出張から戻ってまいりました。^^
大阪では、本当にお世話になりました。ムード

さて、そんな感慨に浸る間もなく、次回の催事の準備にてんてこまいあせあせ(飛び散る汗)になっている工房です。
きょうは、オーダーの箸置をお見せいたしますね。


バッド(下向き矢印)金箔の箸置なんです。
金箔の箸置1

なんと80個作りました exclamation
金箔を貼ったので、こうして集めてみると、ゴールドの乱反射ぴかぴか(新しい)がものすごく、その輝きに圧倒されてしまいます。

バッド(下向き矢印)アップ。金箔は1〜2割ほど地を残して、ニュアンスのある乱れ貼りをしています。
金箔の箸置2

金の輝きを活かすために、すり漆をして仕上げようと思っています。
納品まであとわずかなので… 早く仕上げなくっちゃ!!


むぎさて、今日のおまけ写真はむぎ君です。最近、網戸をこじ開けて脱走するクセが身に付いてしまいました…。汗
しかも…。毎日、お外に出たがって『ギョギョ〜、ギョギョ〜』と鳴きます。(…最初はモズが鳴いているのかと思いましたが、我がむぎ君でした;;)
むぎ君はおばかさんなので、お外に出たら帰ってこれなくなっちゃうよ〜。かわいそうな?気もするけど、しばらくは要注意の日々です。

posted by 宮崎佐和子 at 23:56| Comment(0) | TrackBack(0) |   オーダー品制作

2010年09月29日

■横浜での作品展のお知らせ。

めんぱ弁当箱

和うるしの器展

10月6日(水)〜12日(火)
会場/横浜高島屋7階
特選漆器売場


****************************************

国内でもわずかしか流通していない、国産うるし。
その国産漆の中でも、工房がよりすぐって仕入れた上質の漆(岩手県浄法寺産)のみを使った、一品もののうつわがならびます。
どうぞ、ごらんくださいますとありがたく思います。


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posted by 宮崎佐和子 at 23:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ■ お知らせ

2010年09月28日

■秋の風とうり坊。

暑かったり寒かったりと、服の調整に悩む時期ですね…。

そんな秋の夕暮れ、お外でくつろぐ猫たちを久々に写真を撮りました。^^


バッド(下向き矢印)うり坊。
うり坊

実は、この急な冷え込みで、うり坊まで膀胱炎になってしまいました…。がく〜(落胆した顔)
お肉のトレイにたまった肉汁みたいな血尿(ひええ〜;;)を出してしまい、病院に行ってきました。
(これで、工房の猫三匹とも膀胱炎履歴ありとなりましたよ…トホ)

お薬が効いて、けさはだいぶきれいな色のオシッコになりました。


バッド(下向き矢印)うり坊とミルミル。
うり坊とミル1
お外で仲良しなんです。

うり坊とミル2
すっかり秋ですね… ついこの間の猛暑がウソみたいexclamation


さて、松本から大阪の会場がぶじ終わったと連絡がありました。
今回も大勢のお客さまにご来場くださいまして、本当に充実した1週間でした。
これからも、よろしくお願い申し上げます。(_ _)

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posted by 宮崎佐和子 at 23:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ■ 工房のネコ

2010年09月27日

■お椀の木地が届きました。

一気に肌寒くなってきましたね…exclamation
工房でも、ついにアラジンストーブが登場しました。少し冷える夜には、火をつけています。
この季節の変わり目は、漆室のぐあいも急激に変化するので、注意が必要なんですよ。

さて、先日、工房に新しいお椀の木地が届きましたので、お見せいたしますね。^^


バッド(下向き矢印)今回やってきた、お椀の白木地たちです。
木地

トチ材の子たちです。ムード
少し小ぶりのお椀で、女性に人気があるんですよ。

バッド(下向き矢印)手に取ると、こんな感じです。
木地2

これは…。
お椀の初心者の方の「ファースト椀」にぴったりのお椀になりそうな予感がしますよ〜。ぴかぴか(新しい)
プライスもちょっと控えめの設定にして、まず手に取っていただけるお椀にしたいなと思っています。


さてさて、大阪高島屋さんで開催中の和うるしの器展は、明日が最終日となります。
午後5時までとなりますが、どうぞ最後までよろしくお願いいたします。(_ _)



シェークスピアずいぶんと日が暮れるのが早くなりましたが…。あせあせ(飛び散る汗) 先日の広島出張の時に、お気に入りの古本屋さんアカデミイ書店さん)で見つけたシェークスピア集を読んでいます。この本、な、なんと戦前に出版(昭和八年)された本なのですよ〜。とっても面白いです。「ハムレット」「オセロー」「じゃじゃ馬慣らし」の三冊以外にももっと買っておけばよかったなとちょっと後悔?しています。


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posted by 宮崎佐和子 at 19:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ■ 工房の仕事

2010年09月25日

■「梅の花」を彫っています。

いま、高島屋大阪店さんで、作品展の真っ最中です。ムード
会場では、松本が木彫実演しながら、お客さまとお話させていただいております。
※和うるしの器展
ご来場くださいましたお客さま、本当にありがとうございます。


バッド(下向き矢印)さて、その松本から実演で彫ったものの写真が届きました。
梅1
最初は4個だったのが…。
梅2
コツをつかんだのか。今日はこんなに増えました。

さて、この手のひらにちょこんと乗る小さな梅の花…。
いったいなんだと思いますか?


バッド(下向き矢印)実は、お箸置でした。ムード
梅3

お客さまからリクエストをいただきまして、松本が会場でせっせと彫っているみたいですよ。
「どんなのがいいかな?」といろんな彫り方で試しております。
紅梅と白梅に彩色する予定です。


では、会場でお待ちしておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

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posted by 宮崎佐和子 at 20:32| Comment(2) | TrackBack(0) |   作品展の様子

2010年09月23日

■大阪(なんば高島屋)で作品展が始まりました。

昨日はあんなに暑かったのに、一気に涼しくなりましたね。
今日で、作品展二日目でした。^^
※和うるしの器展

大勢の方にごらんいただきまして、本当にありがとうございます exclamation
では、会場の様子を少しお見せいたしますね。^^


バッド(下向き矢印)(携帯の写真ですが…)
大阪会場1

バッド(下向き矢印)会場の端に、松本の(本気の)実演コーナーがあります。大阪会場2

今回もいろいろ彫ります。笑
また、ウルシのお話ならなんでもタップリさせていただきますので… どうぞ、よろしくお願いいたします。ムード
28日(火)まで、開催しております。


うり坊今朝の香川県は、ものすごい雷雨で、三匹のネコたちもビビっておりました。あせあせ(飛び散る汗)
写真はうり坊です。最近買った座椅子の上で眠るのがお気に入り…。飼い主よりもシッカリと使っていて、うり坊のための座椅子みたいになっています。

posted by 宮崎佐和子 at 23:46| Comment(0) | TrackBack(0) |   作品展の様子

2010年09月21日

■高島屋大阪店さんでの作品展のお知らせ。

明日から、大阪で作品展がはじまります。

後藤塗り1


和うるしの器展

会期/9月22日(水)〜28日(火)
会場/高島屋大阪店 6階
   特選サロン


※会期中は、会場で松本が木彫実演しております。


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国内でもわずかしか流通していない、日本産うるし。
その国産漆の中でも、工房がよりすぐって仕入れた上質の漆(岩手県浄法寺産、茨城産)のみを使った、一品もののうつわがならびます。
椀や重箱、皿などのほか、お箸やスプーンといったオリジナルのカトラリー、ほか漆のブローチなどの装飾品も。
混ぜものもせず、溶剤を一切使わずに仕上げた、ピュアな漆の自然の塗り肌はたいへん魅力的です。
手に取って、本物のうるしのあたたかさを、感じ取ってくださいますと幸いです。

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posted by 宮崎佐和子 at 15:00| Comment(2) | TrackBack(0) | ■ お知らせ

2010年09月20日

■京都の漆掻きレポ(後編)

前編に続きます ♪

京都在住の木工家、臼杵さんが、今年漆を採取しているウルシの木を見せていただきました。
あいにく、案内してもらった日は、漆掻きの日ではなかったので、作業の様子は見られませんでしたが、大径木のオンパレードでもうビックリがく〜(落胆した顔)しました。

バッド(下向き矢印)クリックで写真が拡大します。
京都の漆掻き4

で、でかい〜〜!
京都の漆掻き5


こ、これも大きい〜〜!
京都の漆掻き6

これらのウルシの木、「すんごい山奥にあるんじゃない〜?」と思われる方もいらっしゃるでしょう。
でも、臼杵さんと待ち合わせをした四条河原町周辺から、わずか車で20分程度の場所なんですよ…。
ほんとに街からすぐ近くの好条件の立地です。
(地主さんにも忘れ去られているほど?人知れずだった木を、浄法寺帰りの臼杵さんが『漆オタクのレーダー』をフル稼働して、探索・発見、漆掻きに至るまでになったらしいです、スゴイ…)

現地の近歴はよく知らないのですが…。
状況からしておそらく、つい数十年前には植栽・漆掻きをされていた過去の漆樹液生産地で、(少し前まで小さな産地が日本各地にありました)世代が変わるごとに忘れられていった、そんな畑の名残のように思います。
これらの木はずっと沢沿いにあって(鴨川の上流だそうです)川が増水したりまたは伐られたりしていった苦難の末に、何十年経っても運良く生き残った木なのでしょうね。

…あ、まだまだ臼杵さんの「お宝」があるようですよ。


わっ、見てください、この太さ。
京都の漆掻き7
臼杵さん、うれしそうですね。

こんな太い木を掻けるなんて、うらやましい〜〜。ふらふら
(浄法寺や茨城にも、こんなに大きな木はそうそうないと思います)
以前、松本が高知県で大径木のウルシの木を漆掻きをしていた時のことを思い出しました。
楽しかったなあ。

バッド(下向き矢印)高知県(大豊町)で、漆掻きをしていた頃の松本です。高知県での漆掻き
この時の木は太かったです。今でも夢に出ます。笑

こんなに近くで、太い木を相手に仕事できるなんて…。
もう、うらやましがることしきりの松本です。あせあせ(飛び散る汗)
しかし、地元の香川県ではもうそんな木はないので、自分たちの畑のウルシの木が立派になるのを待つしかありません。

…臼杵さんは、次回分の木も確保していて、来年も漆掻きを予定されているそうですよ。(ホント、行動派ですね)
とっても楽しみです。ムード



さて、今回のレポの「おまけ」です。
見つけたもの臼杵さんと一緒に、山をウロウロしていた松本。こんなものを見つけてしまいました…exclamation これを見て松本、「う〜ん、木が可哀相やな」と一言。…って、そんなコメントですか!? (ちなみにこのお手製人形には、大人げないことがいっぱい書かれてありました)
山には、木霊のほかにもいろんな情念がこもっているようです。



posted by 宮崎佐和子 at 23:58| Comment(6) | TrackBack(0) |   西日本の漆樹液産地

2010年09月19日

■京都の漆掻きレポ(前編)

京都の「漆掻き」を見てまいりました〜。

今年、京都で漆を掻いてらっしゃるのは、2009年の「日本うるし掻き技術保存会」の長期研修生だった、木工家の臼杵春芳さん。京都にお住まいです。
この方、たいへんな実行派なんです。あせあせ(飛び散る汗)(※昨年は中国に行き、現地の漆掻きを取材されてます。詳しくはこちらを)
漆掻き研修が終わって、地元に戻ってのち、臼杵さんは京都で漆掻きをするべく、地元にウルシの木が残っていないか、たんねんに探しまわられていました。

そして。
かなりの本数の、しかも大径木のウルシの木を多々発見exclamation
昨年からさっそく、嬉々と?漆掻きをされているのです。

作品展で京都に出張だった松本が、臼杵さんに案内していただき、そのうらやましい様子を取材してきました。(取材日は9/1です)
ぜひ、ごらんくださいね。ムード


バッド(下向き矢印)そのお宝(うるし掻きの現場)はこのあたりだとか…。
京都の漆掻き1

バッド(下向き矢印)あっexclamationあれだ。
京都の漆掻き2
うわっ、沢のすぐ脇に、ウルシの木が…。
京都の漆掻き3

漆掻き中の木と、臼杵さん。
こんなに大きな木が、人知れず京都の町近くにあったなんて。ほんとにビックリです。がく〜(落胆した顔)


バッド(下向き矢印)この近くにある湧き水を飲んだ、漆大好き男二人ですが…。
名水

ふとカンが働いて、近くを見ると、

バッド(下向き矢印)ウルシのひこばえがありました。
漆の葉

ウルシの木を察知する、レーダーが備わっているのでしょうか??
臼杵さんの漆掻き中の木は、まだまだあります。
後編へ続きます。ムード


posted by 宮崎佐和子 at 23:22| Comment(0) | TrackBack(0) |   西日本の漆樹液産地

2010年09月18日

■大阪での作品展のお知らせ。

香川県に戻ると、すっかり涼しくなっているのがよく分かりました。
さて、さっそくですが来週から大阪で作品展が始まりますので、そのお知らせをいたします。

後藤塗り1


和うるしの器展

会期/9月22日(水)〜28日(火)
会場/高島屋大阪店 6階
   特選サロン

※会期中は松本が実演しております。

****************************************

国内でもわずかしか流通していない、日本産うるし。
その国産漆の中でも、工房がよりすぐって仕入れた上質の漆(岩手県浄法寺産)のみを使った、一品もののうつわがならびます。
椀や重箱、皿などのほか、お箸やスプーンといったオリジナルのカトラリー、ほか漆のブローチなどの装飾品も。
溶剤を一切使わずに仕上げた、漆の自然の塗り肌はたいへん魅力的です。
手に取って、本物のうるしのあたたかさを、感じ取ってくださいますと幸いです。


posted by 宮崎佐和子 at 18:11| Comment(2) | TrackBack(0) | ■ お知らせ
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