早いもので、もう新しい年になりますね。

ほんとうに一年ってあっという間だな〜と、ちょっと戦慄?しています。
今年も、喪中はがきをいただいていてから、残念な方が亡くなられたのを知りました。
新潟(岩船郡朝日村、現・村上市)の漆掻きさん、渡辺勘太郎さんです。
大正生まれ、今年で90才の方でした。16才から漆掻きを始められたベテランの職人さんで、ご高齢ですが、つい先日までかくしゃくとがんばってらっしゃったのでびっくりしました。
松本が、平成17年度の文化庁の研修※でお世話になり、その後も新潟のウルシの苗や種をいただいたり※していたのですが…。
「昭和の生き証人」のような方でもありました。
とっても残念で、今でも信じられません。

でも、別れがあるからこそ、新しい誕生や出会いがあるのでしょうね…。
思えば慌ただしかった今年も、多くの方々に支えられてなんとか乗り切ってまいりました。
一人一人の方にお礼が言えず恐縮ですが、本当にありがとうございます。
まだまだ至らないところばかりの私たちですが、来年も何とぞよろしくお願い申し上げます。