2010年12月08日

■新しく用意した、漆刷毛です。

いざ、車に乗って出かけようとしたら、車のバッテリーがあがっていましたあせあせ(飛び散る汗)
(前日、車から降りた時に私がちゃんとドアを閉めていなかったらしいです… トホホ ふらふら

…さて。
では気をとり直して?今日は先を出したばかりの刷毛たちをお見せしたいと思います。


バッド(下向き矢印)松本が、ここ数日で出した刷毛たち。
刷毛1
新シリーズのお椀とお皿、お箸たちに、今まであまり使わなかったベンガラ漆や黒漆などの色漆を使うようになったので、それぞれの漆たちに合せて専用の刷毛を用意することになりました。


「漆刷毛」は、人毛です。(若い女性の毛髪)
選り抜きの毛髪をピシッとそろえて糊漆でカッチリ固めた毛を、エンピツの芯のように自分で削り出して、毛をほぐして、新しい穂先を整えます。

刷毛4.jpg

この様子については、2年前の記事に詳しく書いています。
ぜひ、ごらんください。^^

※漆刷毛の切り出し/1
※漆刷毛の切り出し/2


バッド(下向き矢印)切り出したばかりの毛、ツヤツヤですね。
刷毛2

この髪を提供して下さったのは、どんな女性なのでしょうね…。
おかげで、新しい穂先で、数年間仕事ができると思います。ムード



ウルシの木の幹さて、今日のおまけ写真は、落葉してスッテンテン?になった、工房の庭のウルシの枝です。
でも、よく見てください… この黒いポツポツ。夏の間に、セミ達が美味しい樹液を吸ったあとが見えますよ。
こうした小さな発見をするのも、日常のささやかな楽しみだったりします。^^

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posted by 宮崎佐和子 at 19:49| Comment(2) | TrackBack(0) |   道具
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