2011年01月25日

■漆のフリーカップの木地ができるまで。

先日、あたらしい木地がいっぱい届いたフリーカップ。

バッド(下向き矢印)この素朴なカップは、漆初心者から上級者の方まで、たいへんご好評いただいているうつわです。5/17使っているフリーカップ
自宅用のフリーカップたち…。
上から、水玉柄、ベンガラ溜、濃溜です。
どれもけっこうお気に入りです。ムード



この木地は、山中で挽いていただいています。
お世話になっている木地師さんは、中嶋武仁さん。日本伝統工芸展でも活躍されているんですよ。
その中嶋さんより、フリーカップの木地を挽いている様子の写真を送っていただきましたので、ご紹介したいと思います。


山中 木地1
山中 木地2
山中 木地3
山中 木地4
フリーカップ木地

…私、あんまり木地づくりのことに詳しくないです。あせあせ(飛び散る汗)
うまくご説明できないくてゴメンナサイ。
でも、こんなふうに木という生きた素材を、1個ずつ丁寧に、正確に挽きあげていくというのは、たいへんな仕事だと思います。

では、フリーカップの木地の工程見本をお見せしますね。^^

バッド(下向き矢印)クリックで写真が拡大します。
01_25_kiji_1.jpg

…こうして大きな荒ぐりの木地から、いつも見慣れたフリーカップの木地たちが取り出されるのですね。


バッド(下向き矢印)一番目の荒挽きの木地と完成の木地を並べてみました。
01_25_kiji_4_.jpg
01_25_kiji_5_.jpg
ズシッと重い荒挽きの木地…。
ちなみに、重さを計ってみました。

その結果、
荒挽き 200g 完成の木地69g

うわ〜、1/3近くになっていますよ。がく〜(落胆した顔)
この荒挽きの木地も、もとはさらに大きなブロックだったわけで、こんな可愛い小さなカップを「取り出す」ためには、たくさんの体積の材を必要とするわけですね。

木目があり、繊維の方向があり、また温度や湿度で形が動いたりするという、木という素材。
やっかいなところもある素材ですが、やっぱりいとおしく感じるのはなぜでしょうか。
1個1個の木地を大切にしたいとつくづく思いました。ムード


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posted by 宮崎佐和子 at 22:30| Comment(2) | TrackBack(0) |   今日の漆フリーカップ
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