2011年06月30日

■お椀をいくつか木地固めしました。

もう、いよいよ7月になりますね。^^(そして暑いです)
近所の産直に行くと、もうおいしそうな夏野菜がいっぱい並んでいますよ〜ムード


さて、先日工房に届いた、新しいお椀の木地たち。


バッド(下向き矢印)一個ずつ木地固めをしています。
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バッド(下向き矢印)いちばん小さい子供椀。
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↓↓木地固めでこんなふうになりました。
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一昨年の茨城産の盛漆(真夏の漆)を使いました。
たった一回、漆を吸わせただけでがらりと雰囲気が変わります。


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お椀って、少しサイズが変わるとぜんぜん違うものですね。
お客様にお好きな大きさのお椀を選んでいただけるようにしたいな〜と思います。



IMG_0875.jpg今日のおまけ写真はクモさんです。こうして見ると空中に浮かんでいるみたい…。



posted by 宮崎佐和子 at 18:57| Comment(2) | TrackBack(0) | ■ 工房の仕事

2011年06月28日

■処理済みの竹たちがいっぱいです。

あと少しで、6月も終わりですね。^^
ほんとうにひと月ひと月がとっても早いです。

雨が降らない日は、日差しがとっても強いexclamation 日中の車の中は、まるで温室みたいになっています。


バッド(下向き矢印)そんな車の中には…。
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割った竹が組み立てられてズラリ。
オーダーの100膳のお箸のために仕入れた竹の残りを油抜きして割ったものを、乾燥させているんです。
ご注文ものをいただくと、そのタイミングと勢いで材料をそろえられるので、ありがたいです。
もちろん、天然のものなのでばらつきがありますが、これだけ肉厚で節と節の間の大きい材は用意しておく価値がありますね。ぴかぴか(新しい)


ところで…。
ショップ和×和の方ですが、7月はささやかなキャンペーンを行おうと思っています。詳しくは、店長むぎ君の日記にお知らせいたしますね。
毎月1日にアップしている、店長の特選品も決まりました。楽しみにしてくださると嬉しいです。^^


201106211412000.jpg今日のおまけ写真。高松のいちご屋スカイファームさんのいちごソフトクリームです。いちごハウスの採れたてさちのかを美味しいデザートにしていただくことができるんですよ〜。紫外線を気にしながらも??いちごの濃厚な味と香りを十分楽しみました。ハートたち(複数ハート)


posted by 宮崎佐和子 at 22:46| Comment(0) | TrackBack(0) |   素材

2011年06月26日

■竹箸の木地、やっと100膳できました。

日記の左側に、今秋〜年末にかけての作品展の予定を入れました。あと、もう少し入るかもですが… どうぞ、よろしくお願いいたします。^^

さて、松本が先日オーダーを受けた竹箸100膳。
きょう、やっと木地を削り終えました…。おつかれさまですexclamation


バッド(下向き矢印)100膳のお箸たちです。
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長さが2タイプ(男性用、女性用)ありまして、それぞれ50膳ずつのオーダーなんです。


バッド(下向き矢印)手に取るとこんな感じ…。
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竹って、削ると刃物がすぐ傷むし(なぜだか分かりませんが)、材は油抜きしないといけないしで加工は少々手間がかかるんですよ。
でも、こうして見ると、いかにもすがすがしく勢いのある素材ですよね…。材木とはまた少し違う、独特の生命力を感じます。

この竹のお箸たちは、まずよく乾燥させてから次の仕事に取りかかることになります。とりあえず一段落ついたということで… ホッ。あせあせ(飛び散る汗)


IMG_0852.jpgさて、こちらは今年の子カマキリさんです。体長3センチくらいの大きさに成長しました。こちらを睨んで威嚇のポーズです。



posted by 宮崎佐和子 at 19:31| Comment(0) | TrackBack(0) |   オーダー品制作

2011年06月25日

■ウルシの葉っぱが『夏の葉』になりました。

香川県はもう梅雨が明けたのかな?と思うような晴天です。晴れ
そして夏の熱気が訪れました… 暑いですね。あせあせ(飛び散る汗)
野の鳥たちも、美しい夏毛に包まれて生き生きと動いていますし、工房のネコたちの毛も薄くなりました。もう夏なんですねexclamation

バッド(下向き矢印)工房のウルシと初夏の青空。
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そして、ウルシの木も夏を伝えるサインを出しているんですよ。

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こんな黄色い葉っぱがあちこちに…。


今シーズンの木の成熟を知らせるシンボルで、漆掻きをする時にも仕事の目安の一つとなります。緑色の葉っぱたちももうみずみずしい感じは失せつつあり、大人らしいごわごわした葉っぱになってきています。
…季節が巡るのは、本当にとっても早いですね。



IMG_0840.jpgさて、こちらは今日のうり坊です。最近、生意気にも『彼女』ができた疑惑が持ち上がっているうり坊…。(いえ、ただの友達猫かもしれませんが) 最近、とってもご機嫌なうり坊です。



posted by 宮崎佐和子 at 22:29| Comment(0) | TrackBack(0) | ■ ウルシの木の記録

2011年06月23日

■オーダーのスプーン&フォーク、その後。

昨日まで香川県は「寒い梅雨」でしたが、今日から「暑い梅雨」となりました…。
さすがに漆室の湿度がなかなか下がりません。


さて、忙しい三週続きの作品展も終わってホッ…といきたいところですが、なかなか休めていない今日このごろです。あせあせ(飛び散る汗)
オーダーものや修理のお品がたくさんたまってきています〜。


バッド(下向き矢印)こちらもオーダー品のスプーン&フォークです。
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しっかりしたケヤキ材のサービススプーン&フォーク。木目を楽しめる、木地溜にしているんですよ。こだわりの強いお客さまのご注文です。
※木地固めの時の状態はこちら

この子も、お渡しするのをずいぶんお待たせしちゃっています…。ふらふら
もう少しで出来ますので、早くお渡しできるよう進めますね!



201106231207001.jpgさて、こちらは香川県のタバコ畑です。最近、見かけなくなっていたので、ひさびさにタバコ畑を見つけて、うれしくなってしまいました。香川県のちょっと懐かしい風景の一つです。ムード


posted by 宮崎佐和子 at 20:17| Comment(0) | TrackBack(0) |   オーダー品制作

2011年06月21日

■竹内義浩さんの漆の個展です。

日本うるし掻き技術保存会の長期研究生だった竹内義浩さんの個展が今日から始まりましたので、お知らせしたいと思います。


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竹内義浩 漆芸の旅

会期/6月21日(火)〜27日(月) 9時〜18時 ※最終日は15時まで
会場/かんてんぱぱホール
   長野県伊那市西春近 tel 0265-78-5107

※竹内慶子 ちいさい器展 同時開催
※漆器の修繕窓口あり




漆や手漉き和紙を使いて自然の風景を描いた竹内さんの漆画と、おだやかな器たちを、ぜひ見てくださるとうれしいです。
そして今回は、奥さんの慶子さんの「竹内慶子 ちいさい器展」も同時開催なんだそうですよ〜。三人やんちゃ坊主のお母さんでもある慶子さんの、かわいい小さな器… 楽しみですね。

なお、今回は漆器の修繕窓口があります。
ご自宅で眠っている漆器を出して、止まった時間を解放してあげるよい機会かも??ですよ。


それにしましても、今回の大震災で竹内さんご夫婦もたいへん心を痛めており、また貴重な文化財がたくさん失われたことを残念に思われているそうです…。
「古い身近な漆器を復活させることで、その思いをあらわしたい」
そんなご夫婦の懸命な気持がつたわる作品展です。ムード



posted by 宮崎佐和子 at 22:31| Comment(0) | TrackBack(0) | ■ お知らせ

2011年06月19日

■届いたお椀木地の確認をしました。

梅雨まっさかり…雨
日本でも有数の降雨量の少ない香川県(傘を持たずにどこまでも行く)ですが、この時期の霧に包まれている風景を見ると、ちょっと不思議な気分になります。

さて…。
松本が出張中に、山中の木地師さんから続々とお椀の木地が届いていました。

先日、その届いた木地の検品をしましたので、その様子をお見せしますね。ムード


バッド(下向き矢印)お椀の木地、4種類あります。
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各50個ありますから、計200個くらいあります。
端反椀以外は、どれもトチ材のお椀です。今回もけっこう、杢が美しい木地が入っていましたので、それを選り分けている様子です。


バッド(下向き矢印)こちらが木目のきれいな子たちです。木地溜になります。
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工房のきれいな国産漆で、木地溜のお椀を作ると透けすぎて「漆っぽくないからイヤ」と言われることが多く… 涙あせあせ(飛び散る汗) 最近は作る数を減らしていたのです。(最近は、和×和のお椀のように木目をつぶしたものが多いです)

でも、木目のよい木地はやっぱり、木地溜にしてその素の美しさを見ていただきたいなあ〜と思っちゃうのです。


さて、今回のお椀はどれも新タイプですよ。


バッド(下向き矢印)こちら三つのお椀。
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同じ形で大きさのグラデーション… 重ねられます。
いちばん下のお椀は、かなり大きめですよ。


バッド(下向き矢印)で、いちばん私が気に入っているのはこの子。
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とてもちいさなお椀なんですよ。
足付きのお椀では、いちばん小さいお椀になります。フリーカップくらいの大きさで、小さなお子さん用におすすめできるお椀がやっとご用意できそう…。
とても可愛いですよ。^^
出来上がるのはまだまだ先ですが、楽しみに待ってくださるとうれしいです。



IMG_0773.jpgさて、今日のおまけ写真はアマガエルさんです。ススキの葉っぱで休憩中…。この子もなかなかおしゃれさんです。(しかし、どうやって葉っぱにとまっているんでしょう??)



posted by 宮崎佐和子 at 21:08| Comment(0) | TrackBack(0) |   素材

2011年06月17日

■竹箸の木地削り。

梅雨の雨もほどほどですが、気温が低くて思わず長袖の服を着ています。
皆さまのお住まいのところはいかがでしょうか?

さてさて竹の油抜きも済ませて… 今晩から松本が竹箸を削りだしました。


バッド(下向き矢印)久々に(半月ぶり)自分の作業机で仕事です。
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バッド(下向き矢印)とりあえず3膳。
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出来上がった木地を持たせてもらいましたが…。
肉厚の竹っていいですねexclamation しっとりした持ち心地でした。
オーダーは100本なので、まだまだ先は遠いですが… 早めに木地を仕上げておきたいと思います。



201106061731000.jpgさて、今日のおまけ写真はお昼寝うり坊です。前足をきゅ〜っと組むようにしていつも寝ています。幸せそうですね。ムード



posted by 宮崎佐和子 at 22:06| Comment(0) | TrackBack(0) | ■ 工房の仕事

2011年06月16日

■竹箸の木地仕込みです。

昨晩遅く、松本が出張から戻ってまいりました。
出先では多くの方に可愛がってもらったようで、本当にありがとうございました。


さて…。
戻ってさっそくの今日なんですが、『さすがに疲れたよ〜もうやだ〜(悲しい顔)』と言いつつも、松本は木地の仕入れや仕込みをしておりました。

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竹をお箸用にカットしています。
なんと、今回の作品展で、竹のお箸100膳のオーダーをいただいてしまいました。(ありがとうございます!) 
さすがに木地がなく、御祝のお品で納期も早いので、すぐ仕込んでおかないといけないです。


バッド(下向き矢印)これが今朝、丸亀市の竹材屋さんで仕入れてきた竹です。
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まだ、青々としてきれいです。
伐り旬の時に、徳島や高知で竹を伐っているんだそうです。丸亀はうちわの産地ですからこんな竹屋さんがあるのですね。

お箸の素材ですから、竹の肉の厚みが1cm以上必要でした。
そんな肉厚の竹があるといいなあ〜と願って行ったので、伐り旬の時のいい竹が見つかってよかったです、ホッ。


バッド(下向き矢印)そして、今夜は久々にストーブの火がともりました。
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竹の油抜きをしています。
(この春にタケノコをゆでたときのことを思い出しましたあせあせ(飛び散る汗)
100膳のお箸… つまり200本ですね。
研磨などは私の仕事になると思います。頑張らなくちゃexclamation


IMG_0715.jpgさて、昨日も今日もずっと梅雨空です。写真は迷彩柄のおしゃれな?アマガエルさんです。この時期は、いろんな色や模様のカラフルのカエルさんがいて、楽しいですよ。ムード

posted by 宮崎佐和子 at 21:27| Comment(0) | TrackBack(0) |   素材

2011年06月14日

■変わり塗りの孫椀をアップしました。

千葉そごうさんでの作品展、おかげさまでぶじ終了いたしました。たくさんのお客様にごらんいただいて、とても嬉しくありがたい限りですexclamation
また、千葉におじゃまいたしますので、どうぞ、よろしくお願い申し上げます。^^

…さて、半月にもわたる長期出張となった松本ですが…。
今日は東京へ用事があるので行き、そして明日は茨城に行く予定です。
(目的はもちろん、漆の視察ですムード
昨年の漆でいいのがあれば…と思っています。ちょっと見せてもらってきますね〜〜〜。



バッド(下向き矢印)さて、昨日ショップに新作をアップしました。

孫椀白溜タイトル.jpg

うちの工房らしい?マニアックな変わり塗りです。きれいな国産漆を使っているからこそできる表情です。どうぞ、ごらんくださいね。

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