
このキリッと引きしまるような寒さのせいでしょうか??
そんな中、そごう千葉店さんの作品展にご来場いただいておりまして、本当にありがとうございます。

私も、気を取り直してがんばりますね〜。
さて、今日は…。
府中の桐箱屋さんから、以前注文していた桐箱が届きましたので、それをご紹介したいと思います。


木の香りでいっぱいです〜。



けっこう大きいです。
先日、お客様よりご結婚の御祝に…とお椀を二つご注文いただきまして、ぴったりの箱がなかったので急きょ作っていただきました。


身の内側の立ち上がりなどの部分。
蓋をかぶせると、身蓋の境目が同じ高さになり、スッキリとした箱なんですよ〜。
皆さんよくご存知の黄門様の印籠も、この形式で作られています。
このタイプの箱は、立ち上がりと蓋の少しの摩擦できちんと閉じるように作られています。なので箱の精度も、かなりシビアに作らないといけないんじゃないかと思います。
桐箱屋さんは、何軒がお取り引きがありますが、やはり箱屋さんによって仕上がりや蓋のきつさがかなり違ってきたりします。
今回の府中の箱屋さんは、いい感じで仕上げてくださるので、とっても助かっているんですよ。


桐箱ってちょっとぜいたくですけど、やはり日本人の感性に訴えるものがありますね。


これに懲りず、今夜も決闘相手を求めて旅立つうり坊でした。