2012年04月16日

■木地を挽く刃物に柄を入れています。

松本が、先月導入した木工旋盤の前で何かを作っていました。

2012G_4627.jpg

もしや…それは…。

2012G_4972.jpg先月、工房に届いたこの刃物たちの柄を、旋盤で挽いて作っていたのですね。刃物だけ届きましたので、作り手さんが自分の好みの柄を作って自分で入れるのです。

バッド(下向き矢印)1本、柄が入りました
2012G_4628.jpg
ちょっと長めに作ったのですね〜。

この柄も木工旋盤で削り出しました。使ったのは、最初に買った練習用の刃物。これで、つるしの道具に自分の道具が加わりました。^^
(こんなに長い柄も作れるのなら、椅子の足やベッドの柵の部品も作れそうですね…)

そしてこちら…。

バッド(下向き矢印)木地の荒取り。
2012G_4624.jpg

ウルシの木も混じっていますねexclamation
大きさから、お皿や鉢になる木地だと思います。
うつわの木地は、大きな木の塊から一気にうつわに挽いてしまうと、すぐゆがんでしまいます。(木胎のうつわはデリケートなのです) なので、こうした荒刳りの木地から少しずつ削っては安置し、削っては安置しで仕上げていくのですよ。
…仕上るのが楽しみですね。


2012G_4632.jpg悲しいおまけ。
ワイングラスをケヤキで挽いていた松本…。だんだん日が暮れ周囲も暗く、しかしだんだんと理想の形に近付いていく木地。もうちょっとじゃ!!というところでバキッという音ががく〜(落胆した顔) …グラスの円盤状の足が取れてしまったのでした。残念〜〜

posted by 宮崎佐和子 at 20:15| Comment(2) | TrackBack(0) |   道具
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