2012年04月19日

■塗り上がり品の検品中です。

香川県の今日のお天気は雨模様となりました…。
この季節は、天候がめまぐるしく変わるので面白いですね。^^ もう、そんなに冷え込むこともないだろうと、長らく活躍していたアラジンストーブも片付けました。
片付けたと同時に、冬の間ずっと閉じていた屋外の漆室を開きました。※主に内装の仕事をするための室です。
ここの室に上塗り済みのうつわを移動させています。

さて、上塗りをしましたこのうつわたち。


バッド(下向き矢印)お天気のいい日に検品をしました。
2012G_5283.jpg

一個ずつていねいに見て、塗り上がりが良い合格品と、もう一回塗り直し品に分けていくんですよ。
どうしても天然の国産漆の手塗りらしい若干のむらや少しのふしが出てきますが、あきらかに目立つもの気になるものは慎重にはねて、塗り直しへ戻っていきます。

合格品はもう少し安置しておき、塗り肌が十分に締まって強くなってから出します。

そして、こちら…。


バッド(下向き矢印)松本が挽いた鉢も、同じ場所に安置していますよ〜。
2012G_5280.jpg
今月のはじめに上塗りしました。

2012G_5285.jpg
この三つは、栗材。同じ材から生まれたので、木目の表情がよく似ていますね。ムード
また、ちゃんとした場所で撮影してご紹介いたしますねexclamation


2012G_4574.jpg今日のおまけ写真はウルシの芽です。枝先だけではなくって、幹からも新芽が出てきたります。そういえば、桜の木も、無骨な幹からかわいいつぼみが出てお花が咲いていたりしますね。
木の生命力を感じる一面です。


posted by 宮崎佐和子 at 19:21| Comment(0) | TrackBack(0) | ■ 工房の仕事
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