この季節は、天候がめまぐるしく変わるので面白いですね。^^ もう、そんなに冷え込むこともないだろうと、長らく活躍していたアラジンストーブも片付けました。
片付けたと同時に、冬の間ずっと閉じていた屋外の漆室を開きました。※主に内装の仕事をするための室です。
ここの室に上塗り済みのうつわを移動させています。
さて、上塗りをしましたこのうつわたち。


一個ずつていねいに見て、塗り上がりが良い合格品と、もう一回塗り直し品に分けていくんですよ。
どうしても天然の国産漆の手塗りらしい若干のむらや少しのふしが出てきますが、あきらかに目立つもの気になるものは慎重にはねて、塗り直しへ戻っていきます。
合格品はもう少し安置しておき、塗り肌が十分に締まって強くなってから出します。
そして、こちら…。


今月のはじめに上塗りしました。

この三つは、栗材。同じ材から生まれたので、木目の表情がよく似ていますね。

また、ちゃんとした場所で撮影してご紹介いたしますね


木の生命力を感じる一面です。