そこで、「なあなあ、じゃ切ったクス材を持って来て」とお願いしたところ… 自転車のカゴに積めるだけ材を持って帰ってくれました。



挽いたあと、すぐに木地固めをして湿度80%くらいの漆室で漆を乾かしています。(高さ・径は20cm強ある、ちょっとボリューミーなサイズです)
伐りたてのしたたるような生木で挽いたので、もう楕円形に変形しまくりです。(通常、形が変わらないように、よく乾燥させた材を使って挽くのです)
でも、生木で挽いたうつわは、その自然にゆがんだ姿を活かすことができると、なんとも言えない味わいがあって、魅力のある姿にもなり得るのです。
この木地、今日は湿度5%以下の環境で乾燥させているんだとか…。
割れたりしないで、ちゃんと乾燥しますように。

ここでいっぱいゴハンを食べて、今年はいっそう丈夫なカエルさんになってほしいです。
