2012年04月20日

■生木で挽いてみた木地です。

先日、隣のおっちゃんが松本に「兄ちゃん〜〜ちょっとチェンソー貸してくれや〜」とやってきました。おっちゃんに聞けば、仕事でクスノキを切るんだとか…。
そこで、「なあなあ、じゃ切ったクス材を持って来て」とお願いしたところ… 自転車のカゴに積めるだけ材を持って帰ってくれました。ムード

バッド(下向き矢印)その大きめクス材の生木で挽いたうつわ。
2012G_4639.jpg

挽いたあと、すぐに木地固めをして湿度80%くらいの漆室で漆を乾かしています。(高さ・径は20cm強ある、ちょっとボリューミーなサイズです)
伐りたてのしたたるような生木で挽いたので、もう楕円形に変形しまくりです。(通常、形が変わらないように、よく乾燥させた材を使って挽くのです)
でも、生木で挽いたうつわは、その自然にゆがんだ姿を活かすことができると、なんとも言えない味わいがあって、魅力のある姿にもなり得るのです。

この木地、今日は湿度5%以下の環境で乾燥させているんだとか…。
割れたりしないで、ちゃんと乾燥しますように。


2012G_4646.jpgさて、今日のおまけ写真は… 今年もついに登場しました! ウルシの木の住人のひとり、アマガエルちゃんです。ぶじ、初めての冬を越せたんですね〜〜。
ここでいっぱいゴハンを食べて、今年はいっそう丈夫なカエルさんになってほしいです。ムード

posted by 宮崎佐和子 at 17:15| Comment(2) | TrackBack(0) | ■ 工房の仕事
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