もう6月、気持ちのいい初夏ですね。^^
さて、今日の夕方から木工場に行って、なにやら旋盤で一心に挽いている松本…。しばらくして、こんなものを玄関に並べていました。


これは『つく棒』なんですよ。
つく棒とは、器物を扱う時に使う道具で、樹脂やテープなどの粘着物でくっつけます。このつく棒を持って、いろいろ作業を行うわけですね。
シンプルですがとても便利な道具の一つです。
つく棒はいろいろ持っていますが、「もうちょっとこんなサイズのものがあれば」と思うこともしばしばなんですよね…。
木工旋盤がやってきたので、自前でサッと作れるようになりました。

さて、このつく棒を削り出すためにたいへんな準備がいったそうで…。
つく棒を挽いていいような端材を出すため、大きな丸太をずーっと木取りしていたそうです。そうして出た端材の中から、器物の木地には向かないような割れやサイズが半端なものを選んで作りました。


置いて使う仕様だそうで、安定感のある形にしたんですね。器物に蒔地をする時に重宝しそうです。


写真をたくさん撮りましたので、ぜひ楽しんでくださいね。