2013年02月28日

■春の気配がいっぱいです。

ここ1〜2年くらい前から代理店さんみたいなところから、よく電話があります。たいていは『(おそらく有料の)通信販売番組に商品を出してバンバン売りませんか』というようなものですが…。
えーっ、いろんな意味で無理無理無理です〜〜がく〜(落胆した顔)あせあせ(飛び散る汗)あせあせ(飛び散る汗) 今日も授乳中だったのを無理に中断してあわてて電話に出たのにガックリしました。先方もお仕事でリスト順からかけているんでしょうが。
…うちで扱う国産漆の特殊さと、うちの工房の小ささでは、やっぱり無理だなあ〜〜。


さてさて…。
今日は4月なみの暖かさだそうで、香川県は汗ばむ程の陽気でした。晴れ


バッド(下向き矢印)ウルシの木も春が待ち遠しそうです。
ウルシの木

漆の芽

バッド(下向き矢印)こちら、1月に伐採したウルシ切株ちゃん。
漆の切株
その後、樹皮の下にある「漆液溝」から漆樹液がにじみでて、表面が乾いています。
暖かくなったら、元気なひこばえが出てくるはずexclamation



本当に今日の暖かさは春本番を思わせるもので、ニホンミツバチさんがお庭のラベンダーにお仕事しに来ていたんですよ〜。写真が撮れなかったのが残念。
ニホンミツバチ←4年前の写真ですが…ニホンミツバチさん。

バッド(下向き矢印)そして、いつの間に??工房の庭にスミレの花がたくさん咲いていました。ぴかぴか(新しい)
スミレの花
可愛いですね…。わーい(嬉しい顔) お庭にスミレの株があったなんて、今まで気づきませんでした。あせあせ(飛び散る汗) でも嬉しい!
小さいけど鮮やかなバイオレットは、とっても清楚でした。

そのスミレのお花の近くで発見したのが…。


バッド(下向き矢印)テントウムシちゃんのカップル。
テントウムシ
もう啓蟄まであと数日ですもんね。この陽気につられて、虫たちも気のはやい子はそろそろ活動開始をはじめているみたい…。
明日からはや3月、春が近付くのはとても楽しみです。ムード



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posted by 宮崎佐和子 at 23:04| Comment(4) | TrackBack(0) |   漆の木の住人

2013年02月27日

■工房の猫、ミルミルの獲物。

悲しい出来事がありました。

バッド(下向き矢印)工房のバードレストランにいつも来てくれていたメジロちゃん。
メジロちゃん



たぶん、その中の一羽が…


バッド(下向き矢印)こんな姿で玄関で横たわっていました。がく〜(落胆した顔)
死んだメジロちゃん

うえ〜〜ん、ショックexclamation×2 「いつか、この子たちをもっと間近でみたい」と思っていたのですが、こんな形で実現しようとは思いませんでした。犯人はおそらく…。


この黒いの。

ミルミル
※ごく一部ですが、ハンターミルミルの戦果
  ※ほか、こんなのとか…


メジロちゃんメジロちゃんは、後ろ姿もとってもキレイでした。
お庭に穴を掘って埋めました。(そういえば、庭にはたくさんお墓があるなあ〜あせあせ(飛び散る汗)) ネコさんと暮らしていると、どうしてもこういこうことが良くあります。…春になったら、ミル&うり坊でせっせと仕事をするんだろうな。ふらふら


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posted by 宮崎佐和子 at 22:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ■ 工房のネコ

2013年02月26日

■オーダーの茶櫃と茶托の木地を仕入れてきました。

数日前から、4ヶ月の娘が「寝返り」の練習を始めました。
ときどき「おおっexclamation×2」というところまで体をひねるようになりましたので、自力で寝返るのももう時間の問題かもしれません。あせあせ(飛び散る汗)

さて、先日お客様から茶櫃のオーダーをいただきました。
茶櫃は煎茶道具一式を入れて置く蓋付きの入れ物なのですが、おもてなしの気持ちがよく伝わる道具ですよね。
そんな大事なものを作らせていただくことになり、ありがたい限りです。もうやだ〜(悲しい顔)



バッド(下向き矢印)高松の木地屋さんより仕入れてきました。
茶びつの木地 国産漆 和うるし工房あい

茶櫃の木地 茶托の木地 オーダー 国産漆
径が一尺二寸(約36cm)です。6年前にご紹介させていただいた茶櫃と同じですが、一寸ほど大きめです。今回は茶托5枚と一緒に仕上げることになりました。
もうずいぶん前に引退された香川県の伝統工芸士さんの挽いた木地です。吸着旋盤ではなく木製のはめ木で丁寧に挽いた木地で、とっても姿がよい茶櫃なのですよ〜。
もう作られていない木地なので「残ってなかったらどうしよう?」と思いましたが、ごくわずかですが残っていましたので良かったです。


バッド(下向き矢印)茶櫃ですから、蓋がお盆になります。
オーダーの茶櫃と茶托 国産漆

もしかしたら「おや?」とお気づきの方もいらっしゃると思いますが… 茶托は虎杢入りです。ぴかぴか(新しい)
虎杢入りの茶托 国産漆

虎杢の茶托木地 国産漆 和うるし工房あいいくつか在庫がありましたので、松本が雰囲気がよいものを選び出してきました。

この茶托はあさがお型と言って、この茶櫃と一緒に香川県ではよく使われていた形のものです。なので、あわせて見るとよく合います。

この茶櫃は、落ち着いた溜塗りになる予定です。

バッド(下向き矢印)こんな感じになるかな…。
8/26茶櫃1少し先のことですが、楽しみですね。わーい(嬉しい顔)MT様TM様M.T様T.M様




猫のうり坊さてさて、今日のおまけ写真は… 昨晩おうちに帰ってこなかったうり坊です。ずっとゴハンを食べに戻ってこず、夕方まで木工場の高い場所でずっとこもりきりになっていました。松本の推理では「またケンカに負けて凹んでいるんだろう」ということでした…。 (確か、昨年のお正月も負けていたうり坊でした。


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posted by 宮崎佐和子 at 22:28| Comment(2) | TrackBack(0) |   オーダー品制作

2013年02月25日

■総本山善通寺へお花を見にいきました。

北日本で強い寒波がやってきているということですが… 香川県は2月ということを忘れそうなポカポカ陽気でびっくりしています。思わず車の窓を少し開けてみたくらいです。あせあせ(飛び散る汗) 日本って、東西に長いんですね…。積雪の地域の方は運転には気をつけてくださいね。


総本山善通寺の五重塔さて、昨日の日曜日は、娘を連れて総本山善通寺に行って参りました。
工房から総本山善通寺までは車で5〜10分、ヤブツバキが咲いていないかな〜と思いカメラを持っていきましたが…。(赤門の方にヤブツバキ郡があるのです)









2013_8312.jpg←しかし、ツバキちゃんはまだつぼみでした。


もう咲いていると思ったんですけどね〜〜。残念。ふらふら
涅槃桜が咲く3月下旬にはツバキも咲いているんですけど、ちょっと盛りを過ぎた感があるので早めに来てみたんですがちょっと早すぎたみたいです。ダッシュ(走り出すさま)



バッド(下向き矢印)御影池の近くには、小さな白いツバキの木がありました。
白いツバキ
お茶の木みたいな、小さなツバキの木だったんですけど、こちらはもうお花が終わりかけでした。


バッド(下向き矢印)濃いピンクの梅の花が可愛かったです。
総本山善通寺の紅梅3

総本山善通寺の紅梅1

総本山善通寺の紅梅2

か、可愛い〜〜ハートたち(複数ハート) まさに早春の妖精ってかんじですね。
この濃いピンク色の花の香りを嗅ぐと、もう春がそこまで来ているようです。ムード


そして、この土日(23、24日)は「大会陽」の行事が行われた日でした。
「大会陽」とは →
会陽の「会」はめぐり会うという意味をあらわし、「陽」は陽春の「陽」で陽気のみちた暖かい春のことを、あるいは陰暦正月をさしています。つまり、「会陽」とは、寒さの厳しい冬を越え、明るく恵み深い春にめぐり会う、という意味です。大会陽では、その年の除災招福、五穀豐穰を祈る法会をひらき、祈念した稲穂を五重塔から投下します。(総本山善通寺HPより)

善通寺の春の風物詩です。私たちがいた時は、稲穂投げの行事が始まる頃でしたよ。


バッド(下向き矢印)御影堂から出て来た法主さま…。
総本山善通寺 大会陽
このあと、五重塔へ行って「稲穂投げ」が行われました。
赤ちゃん連れなので、私たちは見に行きませんでしたが… ご利益たっぷりの純白の和紙を巻き付けた新米の稲穂を五重塔から投げて、参拝客の皆さんが競って取ります。これをキャッチできると「福」を持ち帰ることができるというわけですね。ぴかぴか(新しい)

春がいっそう待ち遠しくなる一日でした。


カタパンおまけ写真。熊岡菓子店さんで、カタパンを買いました。とってもかた〜〜いお菓子です。




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posted by 宮崎佐和子 at 19:48| Comment(2) | TrackBack(0) | ■ 日記

2013年02月23日

■松本が子供の頃から愛用しているお弁当箱です。

黒い作務衣を着て外出すると、なぜか周囲の人が振り返られる松本…。
そんな松本にも、いたいけな子供時代がありました。


バッド(下向き矢印)そんな頃の松本が使っていたお弁当箱がこれ。
栃のくり抜きの弁当箱1
し、渋過ぎる〜〜〜。ちっ(怒った顔)

松本の母、テルコさんのお手製のお弁当箱です。
木地はトチのくり抜きで、すり漆仕上げ。母テルコによる梅の花の讃岐彫りが入っています。
なんと、松本が幼稚園の時から使っているんだそうな。

では、ちょっと蓋を開けてみましょう。

栃のくり抜きの弁当箱2
このお弁当箱には、これまた個性的な母テルコによるお手製の刺し子のきんちゃくが付いており、幼稚園児だった松本が愛用していたのでした。

ちなみに…。
このお弁当箱と同じテイストの、テルコ作の木製パスケース(木彫入り、すり漆仕上げ)も彼は持っており、バスの定期券を入れて紐でランドセルからぶら下げて通学していたそうです。(ランドセルをぶん回す度に、パスケースが凶器となって周囲を威嚇していたそうな)


バッド(下向き矢印)さてさて 汗
栃のくり抜きの弁当箱3
お弁当箱の身の方は、虎杢入りです。ぴかぴか(新しい) 

素朴ですが、じんわりといい雰囲気のお弁当箱ですね。木彫の力の抜きぐあいなんか、いい感なんですよ。俵型の木地の形もかわいいです。 (って、これを愛用する幼稚園児っていったい??) 
きっと、このお弁当箱が松本の原点なんですね。


さすがに表面がこすれたり、ひびが入っている箇所もありますが…。
とても40年近く経っているとは思えません。あせあせ(飛び散る汗)
このお弁当箱、松本が香川県漆芸研究所の研究生の頃まで(20歳くらいですね)使っていたそうです。

…松本家の底力?が垣間見えるようなお弁当箱でした。



メジロさんが食べたミカンさて、今日のおまけ写真はこれ。メジロさんに差し上げましたスイートスプリング。輪切りをバードレストランに出して二時間後には、もう中身がほとんど無くなっていましたよ〜。がく〜(落胆した顔)


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posted by 宮崎佐和子 at 21:20| Comment(8) | TrackBack(0) | ■ お気に入り

2013年02月22日

■ウルシノキの端材をお譲りします。

気がつくと、もう日が長くなってきていますね。
午後6時になっても、まだ外が明るいです… 春分に向けて着実にお日様が近付いているようです。わーい(嬉しい顔)

さてさて、ちょっとお知らせがあります。

先日より、木工場で材の整理をしている松本… 

7/31漆の板材36年前、岩手県から漆掻き職人の大森俊三さんにお願いして仕入れてきた大量のウルシノキ。
少しづつ使ってきましたが、なかなか木工場が片付かないので、そのウルシノキの木地取りをしています。バンバン切っているのでどんどん片付く木工場…。やがて、木っ端たちがた〜くさんたまってきました。あせあせ(飛び散る汗)

ウルシの木の端材

「こりゃ、燃やすのたいへんだな〜」と思っていたのですが、ふと気づきました。
「これ、欲しい人っているかな?」


私たちにとってはありふれた素材でも、興味を持ってくれる方がいらっしゃるかも…ウルシの苗のように)と思い、試しにショップ和×和にてご紹介しています。

漆の木 ウルシの木 ウルシノキ 国産漆
60サイズ、80サイズ、100サイズの段ボールに無作為につめつめしました。
(詰め込みが上手な松本の手で、みっちり詰まっています〜)


ウルシはあちこちにある木ではないので(伐採もコツが要りますし)ちょっと珍しいと思います。木質としては、桐に近いです。軽くて水に強いので、昔はアバギ(うき)にも使われてきました。そして独特の黄色い色をしています。(この黄色は色あせます)
もし欲しい方がいらっしゃったら、着払いでお送りいたしますよ〜〜。
詳しくはお店のほうをごらんくださいね。ムード



ミルミルさて、今日のおまけ写真はミルミルちゃんです。今日もお天気がよかったので、木工場の日だまりの中でごきげんちゃんです。(しかし、木くずまみれになって、玄関で叩かれて一気にごきげんななめに…たらーっ(汗)


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posted by 宮崎佐和子 at 22:23| Comment(4) | TrackBack(0) | ■ お知らせ

2013年02月21日

■ぶり大根と朱溜の小鉢です。

春が近付いている…といえども、じんじん体が冷えてきますね。あせあせ(飛び散る汗)
体がぽかぽか温まるメニューが恋しくなります。
こういった時の、脂のよく乗ったブリのあらと白くみずみずしい大根で作る「ぶり大根」は、寒い時期にぴったりのおかずですね。ムード

先日美味しそうな大根がたくさん手に入りましたので、さっそく作りました…。
鍋一杯に作って、漆塗りの小鉢に入れてみましたよ。


バッド(下向き矢印)朱溜の小鉢です。
ぶり大根と朱溜の小鉢 国産漆

だしがしみて半透明になった大根と、じんわりとした朱溜の肌がけっこう合います。わーい(嬉しい顔)
工房で一日中ともしているアラジンストーブの上で、じっくりと煮込みました。
日本酒をたっぷりと利かせています。(← お酒飲めないので、せめて…;;)

ぶり大根と朱溜の小鉢 国産漆2
ぶり大根と朱溜の小鉢 国産漆
この小鉢、径が16.5cmほどあってたっぷりと入るので重宝していますよ。深いので中のお料理が冷めにくいように思います。

赤い漆の器は、目にも華があって特に寒い日にはほっこりしますね。ぴかぴか(新しい)



漆の芽 北海道のウルシさて、春を運んでくれるのでしょうか? ちょっぴりふくらんだように見える?ウルシの芽です。この子は、なんと北海道からやってきた苗木ちゃんから派生した子です。ミノムシの赤ちゃんをレスキューした功労者なんですよ。


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posted by 宮崎佐和子 at 20:45| Comment(0) | TrackBack(0) |   漆のうつわとの暮らし

2013年02月20日

■いろんな種類の「国産漆」。

ひとことに「国産漆」といっても、いろいろな漆があります。
「日本酒」といってもいろんなお酒があるのをイメージしていただければ、分かりやすいかもしれませんね。もちろん「日本酒」にも中には気品あふれる美酒もあれば、残念ながらそうでないハズレのお酒も存在しています。
そして、日本酒には四季のある日本にふさわしい、たいへん多彩な味があります。
白身魚の刺身のような淡い味の料理に合う繊細なお酒もあれば、塩辛や鯛のあら煮に合う濃厚なお酒もあり、おでんに合う軽快なお酒もあります…。

分かりやすい例えとして日本酒を例にあげてみましたが… マイナーな存在である国産漆も、そのような世界観でごらんいただくとグッと深みが増すことでしょう。

工房にある漆は、漆おたくの松本がよりすぐった、国内でも最高品質の国産漆だけを置いています。

そのおかげで… 私もすばらしい漆で仕事をさせていただいています。わーい(嬉しい顔)


バッド(下向き矢印)ほんの一部です… 私の仕事部屋の漆たち。
いろいろな国産漆の入った茶碗
産地別で言うと、だいたいは岩手県産と茨城産の漆ですね。
国産漆のほとんどは、この二つの県で産出されているのです。
ほか、ちょっと変わったところで、徳島産、香川産、高知産などの四国の漆があります。これらの四国産の漆は、松本自身が漆掻きして手に入れたものです。※香川県産漆
漆は、初夏〜晩秋にかけて採取されるのですが、採った季節によってもカテゴリ分けされます。初夏の漆は「初辺漆」、真夏の漆は「盛り辺漆」、秋の漆は「遅辺漆」、幹から採る最後の漆が「裏目漆」です。(ただし工房では初辺漆はほとんど取り扱いません)
ほか、現在では採取されなくなった「枝漆 ※山の枝漆 ※池の枝漆」や「根漆」などがあります。

中にはたいへんな「レアもの」の漆もたくさんあるのですよ〜。
そんな漆の塗り肌は、格別です。
また、おいおいご紹介いたしますね。ぴかぴか(新しい)


ネコのうり坊さて、今日のおまけ写真はうり坊です。久しぶりにお天気がよくなった今日は、ナワバリをパトロールしていました。



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posted by 宮崎佐和子 at 22:04| Comment(2) | TrackBack(0) | ■ 和うるし(漆)について

2013年02月19日

■ウルシノキの端材がたくさん出ました。

昨日、ひょんなことで見つけたのですが娘にもう乳歯が生えていましたよ…。がく〜(落胆した顔)(下の前歯2本)まだ4ヶ月なのにビックリ。歯が生えるなんて、まだまだ先の事と思っていたのでとっても驚いた出来事でした。


さてさて、毎日木工場で材料の木の整理をしている松本。
ずっと置いていた大きな材をどんどん木取りして片付けています。

ウルシの材←このウルシの材もバンバン切っています。

で、当然ながらたくさんの木っ端がモリモリ出来て、どんどん溜まってきています。


バッド(下向き矢印)まるで積み木みたい〜あせあせ(飛び散る汗) いろんな形の木っ端がありますね。
ウルシの木の端材
ご存知でない方も多いかもしれませんが、ウルシノキって、クチナシで染めたようなきれいな黄色なんですよ。ぴかぴか(新しい)ハッとするような新鮮なイエローです。
残念ながらこの黄色はすぐに色あせてしまいますが… ウルシ独特の色ですね。(もちろん、ウルシの材ではかぶれません)


バッド(下向き矢印)木っ端の一つ。
ウルシノキの端材
なんだかおいしそう…?? くっきりした年輪を見て、バウムクーヘンを思い出す私は食いしん坊でしょうか。たらーっ(汗)


バッド(下向き矢印)そのほか、材料で使えない部分の材も累々と…。
ウルシの木の材 国産漆 日本産漆



2013_8017.jpgさて、今朝は寒いな〜と思っていたら、雪が降っていましたよexclamation めったに雪なんて拝めない香川県…。あっという間にみぞれになって積もりませんでした。


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posted by 宮崎佐和子 at 22:25| Comment(0) | TrackBack(0) |   素材

2013年02月17日

■桜の三段重の写真を撮りました。

バッド(下向き矢印)お客様からお問合せをいただいて、桜模様の銀彩をほどこしたお重箱の写真を撮りました。
桜の三段重箱 国産漆
六寸の三段重箱です。
この写真では分かりにくいのですが… 華やかな銀彩にまず目がいくと思いますが、下地にも凝っていまして、独特の和紙肌を持っているお重箱なんですよ。^^

下地から絵付けまで、私が長〜い時間をかけて作ったものの一つです。お重箱はたいへん工程が多く手間がかかりますので、残念ながらほんの少ししか作れません。あせあせ(飛び散る汗)
もっといろいろあればお客様に楽しんでいただけるんだろうなあといつも思うのですが… 夫婦二人の小さな工房なので、しかたないですね。


バッド(下向き矢印)内側には、大きめの桜の花をあしらっています。
桜の三段重箱 国産漆

現在、漆の仕事はお休みしている私ですが、いつになったらまたこんな絵付けの仕事ができるかなあ…。
こうして見ているともう懐かしくなってしまいました。あせあせ(飛び散る汗)
このお重箱はとても気に入っているものの一つなので、またきちんと撮り直してご紹介したいなと思います。ムード



うり坊さて、今日のおまけ写真はうり坊です。玄関でたたずむうり坊…。ここ最近ずっとむぎ君に牽制されて、パッとしない日々を送っています。



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posted by 宮崎佐和子 at 19:35| Comment(0) | TrackBack(0) | ■ 和うるしの作品
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