2013年03月05日

■五貫樽に入った、浄法寺の末辺漆です。

香川県は、今日もとってもよいお天気でした。晴れ お日様の顔を見ると、ホッとしますね〜。
車の中や日差しの入る木工場は、首もとを少しゆるめたくなるくらいです。ちょっとお出かけしたくなりますが、花粉や黄砂とかを考えるとマスクした方がいいのかな?と少し考えたりもします。あせあせ(飛び散る汗)

さてさて、ごく最近になってこの日記をごらんの方もいらっしゃると思います。
そんな方には目新しいと思いますので、漆の入った樽をちょっとお見せしますね。^^



バッド(下向き矢印)ふだん漆の樽たちは、地下の貯蔵庫に保管していますが… 二つ出してきました。
国産漆の樽 桶
岩手県産の浄法寺漆です。手前の樽は2009年に岩手県の大森俊三さんが採取した、末辺生うるし(秋に採ったうるしのこと)
五貫樽です。この樽には、漆が19.2kg入っていました。(今はすこし水分が蒸発していると思います)
今まで使ったことがなかったのですが、サンプルを取るために出してきました。ぴかぴか(新しい)


バッド(下向き矢印)このくらいの大きさです。
2013_8548.jpg漆がはいっているこの木樽、とっても雰囲気のある杉樽でしょう? この杉樽の中で、漆がよい具合に熟成してくれます。

そして、漆をご存知の方はよくお分かりになると思うのですが…この樽一つで庶民的な車なら、一台買えちゃうほどの価値があります。わーい(嬉しい顔) 分かりやすい例で説明しちゃいましたが、国産漆って、ほんとうに貴重なんですよ〜〜。
しかも、国産漆ならどの漆でも品質がよいとは限らないのが悩ましいところです。
漆も農作物なので、天候や木の健康状態、そして採取する人の技術にものすご〜〜く左右されます。「国産」なら「高品質」であってほしい…そう思うものですが、現実にはそうはいきません。
工房では、漆オタクの松本が「これなら」と選んだ漆だけをよりすぐって置いているんですよ。
漆は一般的には盛辺漆(真夏に採った漆)がいちばん良いと言われ、実際そうです。
しかし、大森俊三さんの採る秋の漆は盛漆とはひと味違う、たいへん面白いものが多いのですよ〜。「通の漆」ってところでしょうか…漆って楽しいです。ムード






バッド(下向き矢印)樽の蓋を開けると、こんなふうになっています。
国産漆の樽 桶
漆は、空気に触れると乾きが始まります。
なので、空気を入らないようにしながらラップや油紙などで表面をピッタリ覆います。この工房ではラップを使っています。定期的に交換しないといけませんが、漆の様子が分かりやすいですね。

この末辺漆は、発酵の際に出たガスが少し表面にたまっていました。先日、蓋を開けた時をきっかけに眠っていた漆が少し動き出したようです。
…漆が生きている証でもあります。ぴかぴか(新しい)
春の陽気にさそわれたのかな?と思うと楽しいですね。^^


たくさん漆の樽があるのですが…
その一樽ずつが、個性がある漆が入っていると思うといとおしいです。どの樽にも思い入れがあります。この漆も、いつか面白い表情を見せてくれると思いますよ〜〜。



ボケの花さて、今日のおまけ写真は… カワイイ!ボケの花です。ハートたち(複数ハート) 産直のお店からやってきました。色は鮮やかですが、花の形やたたずまいは、やさしくおだやかなお花ですね。



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posted by 宮崎佐和子 at 20:14| Comment(9) | TrackBack(0) |   工房に届いた漆たち
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