もう半年… とっても早いですね。「こんなのいつ着られるのかな〜」と思っていた服がピッタリになり、少し前まで興味のなさそうだったおもちゃ類も両手で握って一生懸命に遊ぶようになり、やがて左右違うおもちゃを握りしめて交互であそぶということもでき…。成長の早さにビックリです。
生まれた時は混沌とした霧のようだったこの子の意識が、日が経つにつれてかたまって中心を作り、そこから枝や根を伸ばしていく… そんな感じです。
何気ない日常も、彼女にとっては人生の原体験になることでしょうから、大事に一日一日をすごしていきたいなあと思います。

さて… そんな今日は、すくすく育つウルシの葉っぱをお見せいたしますね。





この時期の成長はすさまじくて、朝見て夕方見たときには、もう大きくなっているのが分かるほどです。

萌え出たばかりの葉は、文字のごとく燃えるような赤ですが、開いていくにつれてだんだん緑色に変わっていきます。その色味の変化は、小さな苗木、ひこばえ、ある程度大きくなった苗、大きな枝、などなどの状態では少しずつ違うような気がします。
言わば1本1本顔が異なるので、見ていてほんとうに飽きません。


真っ赤でキレイでしょ! こうしてみると大きいようですが…
こんなにちっちゃいんですよ。



深紅の線香花火のようで、かわいいです。



左が先月の写真。それが今日は右の状態になっていますよ〜。

こちらは、天に向かって、勢いよく伸びた葉。

そして…。



2月 → 3月
そして現在。


むっちり太ったいい感じの葉っぱですね。(おいしそ〜)
このいい葉っぱを出している苗木ちゃんですが、この子は真冬にミノムシの赤ちゃんたちを養った功労者なんです。※
葉の無い冬の時代、この苗木も細く小さい存在だったのですが、ミノムシチビに柔らかい皮をかじられた部分はびっくりするような大きな傷になって残っています。一生残る傷跡ですね。
小さな世界にも、いろいろドラマがあります。
もっと葉がにぎやかになってきましたら、いろんな虫や動物たちがウルシの木に集まってきます。楽しみです〜。

