昨日、ついに娘が介助なしでおすわりをしました。(とは言っても、微妙な姿勢でプルプル耐えていましたが…)
離乳食も、スプーンが近付くとニコッと笑いながら口をパカッと開けるようになりましたし、何匙も戻さずに食べるようになりました。気がつくとそこそこの量を食べているみたいです。
来年のGWには、もう歩いたりしゃべったりしているのでしょうね。楽しみです。
さてさて…。
先日ちょっとご紹介した貝ですが、いくつかお問合せがありましたので、今日もお見せしたいなと思います。

とってもきれいですよ〜〜あまりまぶしさに目がくらみそうになること請け合いです。
ぜひ、ごらんください。


う〜〜〜ん、やっぱりキレイですね。


やっぱり、一番目を引くのはメキシコあわびでしょうか。


こちらは裏面なんですが、美しいブルーやグリーン、そしてピンクや紫がチラチラします。
この美しいメキシコあわびたちの故郷は、はるかメキシコ湾〜カリフォルニア南部の海。別名クジャクアワビといわれます。(貝柱の付いていた部分が、写真のとおりクジャク羽模様になっています)
大きな貝ほど真珠層が厚く加工しやすいですが、虫食いも多くなります。
年を取るほど人もシワがよるように、貝殻もダメージを受けるのですね。

虫食いはないほうがよいような気もしますが、虫食いがあるとより真珠層が鮮やかで美しい気がします。なぜでしょうか??
そういえば、真珠もバロックやえくぼがあるものほど真珠がプクッとしてテリがいいような気がします。真珠層の厚みの証なのかそれともダメージでなにか作用があるのかもしれません。
そこで…。


虫食い部分には、漆をさして、金粉を入れています。
虫食いのランダムな痕が、何か不思議な模様になっていて貝の輝きによく合うようです。
こちら、左が黒蝶貝(幅約5.5cm)、右がメキシコあわび(2.8×2.6cm)。


この黒蝶貝は、思ったほど黒くありませんでした。やや控えめに緑やピンクの遊色が輝きます。
黒蝶真珠も淡いグレーから深い濃い色まであるので、色の淡い真珠層の母貝なのかもしれません。


原貝から作り出すからこそできる形なんです。(あわびの角の部分です)
私は「龍のウロコ」みたいだなと思っています。

さてさて、こちらの貝はなんでしょう?
(スプーン状に削り出して研磨しています)

実はマベ貝なんですよ〜。
今も奄美大島に養殖場があり、美しい半円真珠を生み出しています。きめの細かいシルクのような真珠層です。原貝は、堅いうえにもろいので加工はしにくいと松本が言っています。
はあ〜、いろいろあって私も見とれてしまいます…。
美しい貝の装身具は、以前からの課題でしたが、忙しく環境が整わなかったのでなかなか手をつけられませんでした。

今も仕事が押して、ゆっくり制作する時間は少ししかないのですが…
木と漆と合わせると楽しいものができますので、ぜひ作りたい! 通常の仕事の合間に少しずつ時間を作ってしようと思っています。
ショップ和×和に出したブローチ2点はかなり大きいので、5〜6cm前後くらいの使い勝手の良いサイズのものも、いつか作りたいですね。(そして、私のブローチもほしいなあ…お客様優先なんですが;;)
先の話になるかもしれませんが、また見て下さるとうれしいです。

家から出ようかやめようか、悩んでいます。(どっちにするの〜〜
