でも、この時期はアリマキさん大移動のシーズン…。乾いた洗濯物に羽根付きのでっかいアリマキさんが、まるで「ぷよぷよ」のようにいくつもいくつも乗っかっているので、困ります。(白い洗濯物が…汗)
自転車や原付で移動される方も、しばらく白いお洋服は避けた方がいいかもしれません。

さてさて。
いつも木地溜や黒、朱など、国産漆のすなおな色を活かした塗りをしている工房ですが、今日はちょっと目新しいものをお見せいたしますね。
今月22日から、岡山のギャラリーさんで開催される「おいしい漆のスプーン展」ですが、若いお客様も多いだろうということで、こんなものを作っています。


カラフルで可愛いでしょう?
このかわいい色合いは、色漆なんですよ。歴史の長い漆芸ですが、長らく顔料による色のバリエーションは赤、黒、黄、緑くらいでした。しかし、近年になって顔料の開発が進み、中間色やブルー、パステルカラー系の顔料が登場し、華やかになりました。
(じつは香川県は、色漆をよく使う地域だったりします)
工房にも、いろんな色の顔料を持っているんです。
漆初心者の若い方にも、ちょっと手に取ってもらいたいと、この珠にサテンリボンを通して気軽なチョーカーを作ります。

どの色も、かわいいですよ。

会場で、たくさん並べて見ていただきますね。


また、アマガエルさんたちが休憩にやってくるんでしょうね。